望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

山わさびと人生

2011-04-25 22:58:23 | ささやき
今 野山は春真っ盛り
竹林 杉林をそよいだ風 里山の谷合を吹き抜け 春の香を嗅ぐわせてくれる

タケノコ イタドリ ワラビ ぜんまい 山葵等などさがしての山歩きワクワクする

素人には 食べられる野草を区別するのは難解だが 子供のころより親しんだ イタドリ収穫は容易い

里山の奥にわけ入り 百本を収穫

谷川の清水がたまった休耕地にヤマワサビを発見

トビトビに数株 見とれるほどの みずみずしい葉っぱの生命感

心を癒される姿に 収穫を止めたのだった

「ヤマワサビと人生」

雨 曇天の空 太陽の光ささぬ薄暗い谷間

新緑若葉 草草 みずから みずみずしい緑の光を放ち 薄暗い谷間に命の讃歌芽吹きの春

人生 百年生きても百回も見ることない新緑
父母の間に生まれ 愛を一心に成長 またみずからも父母へ そしてとしおいて行く人生

薄暗くとも 光射すときも みずから みずみずしい光のハーモニー新緑

リラクゼーション音楽のように人の心を癒し
父母の恩 愛の輝き 人生の重さを奏でるように

春の一時 眩しく輝く