望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

月光の歌舞奏 美波町

2011-05-11 23:04:23 | ささやき
「美波町のホテル」


「月の名所は桂浜」と評されるほど有名だが その美しさを凌駕して余りある場所は その他の場所にもあるのだ

その一つが 徳島県美波町の大浜海岸から恵比須洞 恵比須浜にかけての海岸線

その海岸線の中間 岬に建つ ホテル「白い灯台」

春夏秋冬を通じての やはり一番は満月の夜

東の中天に満月 煌々と輝く時 大浜から恵比須洞にかけての海岸

寄せる白波 砕ける白波 月の光りに照らされて さくら貝の恋人伝説 涙が頬伝う感動の眺め

「ホテル白い灯台」月光を浴びて浮かび上がり エーゲ海に建つ白い館を連想するロマンチック

恵比須浜から東 太平洋に突き出し垂直に落ち込む200㍍の断崖
断崖絶壁の頂上には白い灯台 月明かりを反射して 暗闇に浮かび上がる

とにかく 美しいと言うより 圧倒されて しばし我を忘れて見入っしまう程の月夜の美波

月光の歌舞奏

満月 人間の醜態 悪を暗闇へ

愛情 崇高な精神 普遍の人類愛で美波の海に降り注ぐ月光

海 神秘な月明かり波に載せて 微笑み返しと打ち寄せる