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望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

旅心 蛍橋の遠い日

2011-06-08 20:48:07 | ささやき
「近郊の通称ホタル橋」

今年もホタルの舞う季節となり近所の川でも ちらほら飛び出した
今を去ることX年前 ホタルが異状発生した年があって
橋下の河原を基点にして下流 上流の200Mに渡る葦原
何千何万だろうか なんせ凄い数のホタルが飛ぶのではなく 葦にへばりついて光っていたのだ
その頃の川 魚の生息数が現在の川とは雲泥の差 とにかく川が真っ黒に成る程 魚もいた
そして その年以来 ホタルは減少して行き 一時は絶滅の域まで減少 近年 農薬使用制限 無農薬農法の推奨でか ホタルの数が回復している
ここ何日かは 近所にかかるホタル橋にて 昔の豊かな自然を懐かしみながら ホタルの舞を堪能している

「ホタル橋 遠い日」

ホタル橋に立って「ほぅほぅ ほ ホタルこい」と唄えば蘇る
あの日 清らかな流れ 年上の初恋人と日本手縫いを網がわり メダカ掬いの記憶
清らかな流れのような 清らな初恋人は いつまでも我が胸に