徳島市論田土手より津田山
「残照」
赤黒く錆びたレール一本
錆びポロポロと剥がれ落ちる
紫色の残照に溶かされ削がれ
最後に地表に忘れてしまう
オレンジ色の残照に包容された頃
赤銅色にテカっていたレール
あの頃積まれた土手砂岩は崩れそう
あの日 オレンジ残照に背中を見せた少年は今 明日へスローに歩いていたい
日々 鋭さをます紫色の残照に
錆びてしまう最終を定めだろう
あした土手の赤銅色残照に映える
残骸でも あした土手にあろう
「残照」
赤黒く錆びたレール一本
錆びポロポロと剥がれ落ちる
紫色の残照に溶かされ削がれ
最後に地表に忘れてしまう
オレンジ色の残照に包容された頃
赤銅色にテカっていたレール
あの頃積まれた土手砂岩は崩れそう
あの日 オレンジ残照に背中を見せた少年は今 明日へスローに歩いていたい
日々 鋭さをます紫色の残照に
錆びてしまう最終を定めだろう
あした土手の赤銅色残照に映える
残骸でも あした土手にあろう