
ダダダデーデの唄
彼は無心の駅から無垢なまま有人駅へ
ガタンゴトン ポーポの音色 彼にはダダダデーデの音楽
彼 ほろ苦い純情より純心と言うダダダデーデ
(人は自分にふりかからない不遇 障害を垣間見ても 自分は普通であることに安堵
普通であるから他人の障害へ向き合える)
彼 無垢という原石
無垢な彼の身体を抱き締めた時 のし掛かる重しは蕩けてしまう
心にズシッと来る無垢な重さのハーモニだけ
彼の周囲 彼にとってあらゆる事象 景観は自然風景
彼自信が自然でありダダダデーデの唄
彼の行き先は列車次第
赤 黒 白 列車の些細な揺れにデデデダーダ 自然でいるだろう
彼の乗降する列車
駅駅 世間と隔ててしま境界
デデデダダダの唄にフェンス蕩けて バリアフリーの駅駅はホーラすぐ間近
