望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

何もないけんど風景

2020-08-01 20:07:01 | 田舎色逍遙

なんもないけんど風景

何もないけんど私

そこらに転がってる石
昔のまんま清流
太古のまんま山容
断崖は何億年
何もないけんど風景
そんな風景に探しもの
忘れ物を創作してしまう

あなたあなた風景 
あなただけに留まりながら
あなたに対して風を読む
あなたけんど風景に罪悪感を持って感謝している

感謝するけど悪口もほざいてしまう弱さ なにもない風景の私
あなたけんど風景に言い訳している

何もない私風景
あなたけんど風景にぶつかってしまう
遥かな過去から変容しないあなたけんど風景
清流へ勢いよく行きなさいと囁いてくれた