ネギ農家さんを通る散歩コースにプロともアマとも判別の付かない小さな農園が有ります。
一昨年からこの農園の赤玉キュウイに魅せられて、決して出来の良い農産品とは思われませんがボードに書かれた農産品を楽しみに早朝8時にお店まで駆けつける私なのです。
今年も普段は囲いの有るこの農園のボードが何時出るか気になっていたのですが・・
先日、散歩の途中、道路沿いの農園外柵に収穫しても良さそうなゴーヤがぶら下っているのを見掛けたので・・
「誰かに取られても仕方が無い??若しかして農園主さん、お体を悪くしたのではないだろうか・・」
・・と傍の胡瓜の葉っぱも黄色く枯れているし、畠の手入れもされていないようだし・・
それから数日して待望の看板、お世辞にもキレイとは言えない字で分かり易いブドウの案内です。
「あ~良かった、不愛想なご主人、どうやら元気でいたらしい・・」
当日朝、買い求めた葡萄です。これで1000円は高いか安いか解りませんんが・・
「看板が出て、安心しました、どっか体でも壊されたかと心配してたのですよ・・何故って?ゴーヤが大きく成っているのに収穫してないので・・」
老園主はチョッと日焼けした顔をしかめて「取ってるんですよ、市川の親戚が店(多分無人販売?)をやっているんで、そちらで売って貰っているんです・・ところでゴーヤ食べる??・・」
「ハイ、家内が大好きでして・・」
老園主は、すぐさま、あのゴーヤの方へ行ったかと思えば・・
私の為に、態々採って来てくれたゴーヤは・・
「幾らですか?・・」
「いいよ」
「そうですか、有難うございます」
生協の黄桃です。
「皮ごと食べられるそうよ」
「そうか・・」黙ってカメラを向ける私でしたが、下の方に今朝も葡萄が写っています。
赤いブドウは程よい酸味が有って甘い??葡萄、グリーンの葡萄は種無しシャインマスカットで皮ごと食べられます。
一房に大きいのやら、小さいのやら確かにお店には出せる品では無いようですが・・
秋の味覚、甘くて、美味しいから毎朝楽しみにしている夫婦です。ゴチソウサマ