今年の5月、コロナ禍の被害を受けて創業100年の営業を閉じた玉川旅館。
先日日経の県内版には旅館の在った船橋市が、玉川旅館の往時の姿を仮想現実で再現したと言う記事が載っていました。
閉館して、早、半年も過ぎていたのですね。
私は新聞に記事が載って間もなく休業中の玉川さんにお伺いしました。
割烹旅館玉川さんとは長い取引のお付き合いが有って、上の写真は閉館後にご主人のお許しを戴いて撮らして戴いたもので私にとっても懐かしい思い出と貴重な画像となりました。
あの時、別れしなにご挨拶した時の、ご主人の淋しそうな笑顔が今でも忘れられません。
奥様やご家族の方達は今頃どうしていらっしゃるのか・・
地元船橋の方々ですから、今も皆様がコロナに耐えてお元気で暮らして居られる事をお祈り申し上げています。
そしてご繁盛していた昭和の頃に亡くなられた先代の小柄な女将さんの着物姿さえもハッキリと思い出して涙する私です。
夫婦はコロナ騒ぎで毎日毎日があっと言う間に過ぎて行きます。
ゴチソウサマは有りません。