レントゲン検査と云えば、以前は胸の検査だけで放射線の影響懸念で何度も繰り返すのは良くないと思っていたのだが、今は胸のレントゲンは前座のようで、バリューム飲んでアーム付きの台に乗せられ、命令?のように何度も体の向きを変えさせられ、深呼吸の繰り返し、息を止めさせられ、ジッと我慢しろと・・・何だか否応なしに儘にならない自分の体を無理やり遠隔操作で指示するもんだから、硬い全身が益々固くなって夢中で体を動かす、いや動かされて疲労困憊・・、「ハイ終わりです!」グッタリする私を追い立てるように出口へ誘導され、衣服を慌ただしく着て、ホッとする間もなく小さなペットボトルを呉れながら「ハイ水です水分を沢山取って下さい!下剤を忘れずお持ちください・・ハイ次の人どうぞ・・・」車外に出て元の建物に戻ってホッとする自分、焦る様にペットボトルの水を一気に飲んで、やっと落ち着く、ホッ・・これで全てが完了なのだが・・