団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の54年 サイゼリアでお月見を・・

2019-06-17 13:58:10 | 夫婦

ここ数年毎週日曜日の夕食は二人でサイゼリアと決めている。

今日は二人共一歩も外へは出ていないので「回り道して行こうか?」「そうね~・」

 近くのグランドに夕暮れが迫っています・・

「もしかして父の日で混んでいるかも?・・」「そうだな~・・」

入り口でいつもの窓際のテーブル席が空いていたのでサッサと席に着く・・

右側補聴器着用の私には、この席は比較的静かで助かるのです。

メニューを見たり、二人分のコップの水を運んだりして、サイゼリアでは自分の体が妙に軽く感じて、まるで自分の店の様な感覚なのです。

私達年寄り二人が入店する際にいつも声を掛けて来る若い男性のスタッフが今夜はいないようです。

席に着いて、フッと窓の外を見ると未だ明るい空に薄い色のお月さんが見えたのです。

思わずテーブルのデジカメを取り上げて・・

私はその日までに撮った下らない写真を妻に見せて食事中の話題にするのですが、妻の反応はいつも「フーン・・」程度なのです。 

 

 テーブルに料理を運んで来た若い女性スタッフが笑顔で私達に声を掛けて来ました。

「今夜は木星が月に最接近するらしいです・・」嬉しそうに話して呉れました。

私達は何年もサイゼリアに来て、毎週同じような食事をして、偶に大きな瓶の赤ワインを頼んで持ち帰る常連なのですが、若いアルバイトスタッフの方達は入れ替わりが激しいのか、お客とは注文の受け答えとレジでの応答位で、殆どお店で決められたマニュアル通りの会話しか有りません・・

そんな中で、この女性スタッフは私がデジカメを店から夜空に向けてお月さんを撮るのを見て話しかけてくれたようですが・・三人が思わず和んだ会話の一時でした・・

 私のカメラ、私の腕では木星は木片みたいに・・

ゴチソウサマしての帰り道、とっぷりと暮れた漆黒の夜空に高く上がったお月さんの斜め下にどうやら木星らしき星が目に入りましたが・・

「最接近するのは明日の夜・・」と彼女は言っていたようですが・・「あ~したも天気にな~れ・・」

 

 

 

 

 

 

 


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