常盤平団地の５４年 ９３ 母の日、ババは大忙し、ジジは？

摘み取り最終日の苺ですから帰宅後妻は直ちにジャム造りに取り掛かりますが・・

白河から送られた山菜が又大変な量で・・

山菜も苺も日持ちはしないし妻は頭を抱えて仕舞いましたが・・

気を取り直して・・先ずジャム用苺の処理から始めたようです。

　　

自家製苺ジャムの完成です。

私が手伝ったのは苺のヘタを取った位で・・

未だ舌の感覚が戻らない妻は心配する私に「お砂糖も適当・皆適当で・・」とジャム用苺のヘタを取りながらも、その中で大きくて甘そうなのを選んで１０個も食べたか・・

お陰様で出来上がったのは大き目の瓶に３つ分・・

妻は、この間に、姪っ子が二袋も送って来た蕨のアク取りも並行して・・

「お鍋が足りなくなっちゃう！」と悲鳴も・・

一方私の軽は「ガス欠まで未だ大丈夫だ・・」と遂に我が家まで辿り着いて・・

急いでスタンドへ直行・・今回はガソリン２０Lを入れて・・メーター見たらもう少し入りそう・・

それでも４００㎞以上走行可能表示に「流石軽だな～・・」と一人喜んでいたら・・

「コンコン・・」と車の窓を叩くスタンドの店員がニッコリしてお花を手渡して・・

「エッ～呉れるの？何コレ？あ～そうか今日は母の日だ・・」妻に訊いたら「ガーベラね」・・

　忙しいのに早速活けられたガーベラ１輪挿し・・・ガーベラでもカーネーションでも良いや・・

　　忙しい妻に、感心、感謝、この反動が怖い？・・

何もお手伝い出来ない私に「運転ご苦労様・・疲れたでしょう・・」と思わぬ労いのお言葉を戴いて・・

夫婦で良かった一日です。

然し、蕨は無事アク抜きして鍋に落ち着いているものの、山ウド、タラの芽、葉玉ねぎは如何する？

辛うじて、茹でた状態で来た竹の子は冷蔵庫へと・・私はオロオロ心配ばかりで・・

「如何する・・天ぷらにしてSさんに分けて上げるか？」「あの方油物はダメよ」

「じゃ～如何するの？・」「・・・・」何故か泰然自若の妻です・・

山ほどの山からの山菜、何か秘策が有るのか知れませんが・・

妻はため息交じりに「少しこちらの都合も考えて送って呉れれば良いのに・・」ヤッパリ？・・

二人共困っているようですが・・食いしん坊には何とも辛い過分の山菜になりそう・・いや、もうなっています。

　今朝も苺は新鮮維持・・甘いです・・ゴチソウサマ

　　

 

 

 

常盤平団地の５４年 ９２ やよいひめ苺

老ウイングロードから軽自動車に乗り換えてから、妻と行く初めての遠出は千葉県山武市成東のジャム用苺の買い物です。

出掛けにガソリンが少ないのを承知していたのですが、新中古車には現在入っている燃料で１２０㎞は走行可能と表示が出ていますので、帰り途中の出光給油所で補給すればと・・

知らない食堂で食べるのも面倒で目的地も大分先なので、途中のセブンイレブンコンビニで妻はおにぎり２個、私は鳥そぼろ弁当を買い込んで狭い車内で仲良く昼食です・・何が忙しいのか写真も撮らずに、膝の上にティッシュペーパーを３枚敷いてムシャムシャと・・でも「こんなの初めてね」とおにぎり頬張りながら楽しいランチタイム（トイレタイムでも有りましたが）を・・

「お父さんヤッパリこぼして・・」と注意してもここは車内・・私の領域です・・

座席に零れ落ちた鳥そぼろの粒をマット毎叩き落として・・セブン店内に戻って食べた後のゴミを捨てて再出発です・・間もなく目的地の苺園です。

成東地区にはイチゴ狩り農園が２０軒ほどありますが、去年も来た、この苺園もその内の1軒です。

いちご狩り、販売も今日5月12日が最終日、予め☎で確認をして予約しておいたので。到着と同時にジャム用苺１ｋｇ入り4つ（内二袋は妻の親友に・・）と、自宅で食べる分を二つ（これも一つは友人に）を車に積んで・・

　苺を買って「ハイさいなら」では余りにも呆気ないと思いハウスの方へぶらりと・・最終日の日曜日とあって、広い奥深～いハウスの中では家族らしい数組の人達が苺狩りを楽しんでいましたが・・

私達はずっと以前、確か１月頃の事、同じ地区でハウスの苺狩りをした経験が有るのですが・・実はどういう訳か・・楽しくなかったのです・・二人共チョッピリのコンデンスミルクが侘しくて、オマケにその時の苺が美味しくなかったのです・・クリスマス用に一年中苺が出来ると話題になった頃の思い出です・・

「今日で終わりですか・・赤い苺は未だ沢山残っているようですが・・」と、いちご狩り担当のオジサンに話しかけると「ハイ、残りは根元を刈って何日か放っておいて、枯れて来たら下のシートに包んで纏めて別の山に置いといて・・暫らくしたら燃やしてもOKのシート毎、燃やして仕舞います。・・私達も仕事は終わり・・別の仕事で忙しい・・」いちご狩りもビジネスの一貫なのですね・・昔は苺の後は田植えと聞いていたのですが、ここは苺一筋のようです。

そう言った後「幾つか取って食べてったら？良いですよ・・この苺はやよいひめと言って最後の苺・・甘いですよ・・どうぞ良いですよ・・」ご親切に仰って下さる・・さっき沢山ジャム用苺を車に積むのを見ていたのかも・・売店にいたのがご主人と思ったが愛想も無くて、目の前に無料のサービス苺も置いてはあったが、我々に特に薦めるでも無く、忙しいのは解るけど・・お客様には少しでも長くいて貰えれば他の商品も買ってくれるかも知れないのに・・商売より自分の作った苺だけに自信が有るのかも知れないけれど・・

促されて「宜しいんですか・・有難う御座います・・」二人は早速ハウスの中へ入って入り口近くの赤い苺やよいひめと書いて有る苺の畝を見ながら、赤い実が未だ沢山残っている苺、なるべく大きいのを選んで1個一口に「ウン甘いね・・」妻も食べたらしく「甘いわね・・」続けて幾つか口に運んだ私ですが、さっき「幾つか食べて・・」と言われたのを思い出して、もっと食べたかったけど・・ハウスの外へ・・

妻も一緒に「ご馳走さま・・とても甘かったです」

敢えて苺園の名前を書かなかったのは・・苺代金の領収書を呉れなかったことに妻がチョッと引っ掛かるセリフを「ぼろ儲けね～」・・でも苺狩り担当のオジサンには感謝です。

夫婦元気で生きていれば、後期高齢者自動車免許が有れば、来年も親切なオジサンに逢いに行くかも知れません。

帰宅後、留守の間にメイルの予告通り福島白河の姪っ子から山菜の再配達の葉書が・・直ぐ来たのは良かったが・・これが大変・・ジャム用の苺の始末も大変・・鼻が効かない妻が一人獅子奮迅の働きで・・

　流石今朝のやよいひめ苺はツヤツヤです。ゴチソウサマ

 

 

 

 

常盤平団地の５４年 ９１ スワッ雨・主役の男たち

オリオールズの本拠地メリーゴーランド州ボルチモアに有る球場はオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズと言う長～い名前らしい・・

大谷選手が１１日出場したが雨で中断を挟んで夜中１２時を回る長～い試合・・

始めからみえた観客が少ないようだったが、雨と長時間になった試合で・・

雨の予想と言うか、予測された雨が降り始めた瞬間に直ちに敷かれた巨大なシートを広げた男の人達の動きがTVに美しくも見えたので・・

当日大谷選手は５打数ノーヒット２三振、その前日は初めてのマルチヒットだったから良いさ・・

今日１２日は又２安打したが・・一本大きいのが出るまで暫くは、ジャストミートの長打探りが続きそう・・

復帰はマイナーで練習試合も経ない米国流？だから・・尤もマイナーの試合に出ないで、いきなり本番で続けて出場と言うのは・・それだけ大谷選手を監督が認めている証拠かも知れません。

チームメートもそんな明るく前向きな大谷選手をベンチで暖かく迎えて呉れる様子も嬉しいです・・

　前日、西友地下でカレーパン２個買って、今朝は半分こじゃなく１個づつ・・

食べ終わる頃になって「アッ写真が欲しい・・アッそれっ？・・」遅かれし由良助！カレーパン大好きな二人です・・ゴチソウサマ

 

常盤平団地の５４年 ９０ 蚊と大谷選手の初ヒット

AM３時前トイレじゃなく目が覚めた・・痒い！どうやら蚊に喰われたようだ・・暫らく出なかった蚊のお出まし？・・

電気を点けて、慌てて蚊取りマットを付ける、ジッとしていたが出て来ない・・

序でにTVを点けたらBSでMLBを放映中・・AM３時からエンジェルス・タイガース戦大谷出場と出てる・・

蚊を探すのとTVの両天秤・・試合が始まる・・

第一打席で初ヒットを打つ大谷選手・・流石に嬉しそうだった、私も嬉しくなった・・第二打席も強襲ヒットで・・寝ぼけて撮った写真はピンボケ・・

粘っても蚊は見つからないし、今回は、お蔭様で大谷の復帰初ヒットを見られて蚊に感謝か蚊？

諦めてTVをビディオにして灯りを消して再び眠りに付く・・

いつもより遅い朝食を食べながら先ず妻に大谷二本のヒットの報告を・・

「良かったね～・」「これでホッとするね～・・良かった・・」

 TVのビディオを見る・・ビディオは３時間も入っているのに、途中でチャンネルが切り替わっていて試合の最後までは見られずに・・どうやら今日はマルチで終わったらしいが、大谷選手のバットからヒットが出ればチームも勢いが出て来る筈・・明日からが楽しみです。

　団地は青空が広がっています、九州地方の地震が気掛かりですが・・

常盤平団地の５４年 ８９ タラの木

 　散歩道の途中に有るお宅のお庭で見かけたのですが・・

フキは勿論ですが、タラの芽の木が有ったとは、それまで知りませんでした。

常盤平周辺では山菜と名の付く植物はとうに皆無と言っていいでしょう。

誰かが植えたフキが毎年団地前の空き地が一面フキだらけになるのですが、植えた本人は既に引っ越したかもう居ないのかも・・誰も面倒を見ようとはしません。

それでもフキは元気に育ちます・・フキノトウだけは誰かが少し取るようで・・

他所の団地前のフキだけに採る人も無い儘で、夏場を過ぎた頃虫食いだらけの無惨な姿を曝して、冬場には枯れて仕舞って・・翌年又同じ姿に戻るのですが・・・　

若い頃訪れた白馬栂池地方には懐かしい思い出もあり、いつも安曇野トミさんのブログを拝見しては昔を思い出して懐かしんでいるのです。

見事な山菜がどっさり採れた写真を拝見して、只々「本当に羨ましい所にいらっしゃる」と・・

ご自分で採った新鮮な山菜が名シェフの手で料理されて・・食いしん坊には堪らない美味の極みでしょう・・宜しければこごみ、タラの芽の天ぷらの写真等載せて戴けますか・・涎が出るだけで辛い事は辛いのですが・・楽しみにしています。

　妻が「お昼は取り敢えず・・」ビーフン炒めにトマトが乗って・・山菜とは全く縁が有りませんが・・ゴチソウサマ