昨日は予算決算常任委員会が開かれ、「財政分析」について研修会を行った。行政の財政分析は、さまざまな観点から行うことができる。例えば、「住民の要望が高いサービスをどうしたら実現することができるのか」「財政全体の黒字体質を強固にするために、いかに緊縮するか」「長期的な観点から、過去の実績を分析して、将来方向を見出す」「近隣市町村と比較してどうか」「全国の類似団体と比較してどうか」などなどである。今回は、議会全体の力量を高めるため予讃決算委員以外の議員の参加も認めた。いいことだと思う。
府の自治振興課から講師を招いての研修で、委員会全体に来月に迫った決算議会に向けての心積もり・事前準備の観点が理解されたといえる。ただ、個々具体的なことではまだまだ学習が必要であるだろう。
「財政健全化法」が施行され、確かに従来に比べ、破たん前の状態を議会や住民が知ることができるようになった面はあると思う。しかしだ、(これは議会や住民が判断することでもあるが)数値だけの判断は必ずしも正しくはない。仮に、赤字が発生しても住民生活を守るための「名誉ある赤字」と浪費の「不名誉な赤字」があるし黒字の場合も同様だ。数字だけが一人歩きして、中身の吟味や議論をもっと活性化することが肝心だ。
本日、精華町のホームページで8月20日午後3時から開催される「国民健康保険運営協議会」の事前告知がされている。この事前告知は、この間私が何度も「積極的な情報公開」を求めてきた一環だと思われる。ここまではなんとかたどり着いたので、これから先は、このような機会を生かすか殺すかは精華町民の関心・民主度・自治の力にかかっている。町のものごとが決まる過程にさらに注目していただき、「精華に民主主義あり」といえるまちづくりを住民とともにしていきたいと思う。
府の自治振興課から講師を招いての研修で、委員会全体に来月に迫った決算議会に向けての心積もり・事前準備の観点が理解されたといえる。ただ、個々具体的なことではまだまだ学習が必要であるだろう。
「財政健全化法」が施行され、確かに従来に比べ、破たん前の状態を議会や住民が知ることができるようになった面はあると思う。しかしだ、(これは議会や住民が判断することでもあるが)数値だけの判断は必ずしも正しくはない。仮に、赤字が発生しても住民生活を守るための「名誉ある赤字」と浪費の「不名誉な赤字」があるし黒字の場合も同様だ。数字だけが一人歩きして、中身の吟味や議論をもっと活性化することが肝心だ。
本日、精華町のホームページで8月20日午後3時から開催される「国民健康保険運営協議会」の事前告知がされている。この事前告知は、この間私が何度も「積極的な情報公開」を求めてきた一環だと思われる。ここまではなんとかたどり着いたので、これから先は、このような機会を生かすか殺すかは精華町民の関心・民主度・自治の力にかかっている。町のものごとが決まる過程にさらに注目していただき、「精華に民主主義あり」といえるまちづくりを住民とともにしていきたいと思う。