やっとメインの肉料理、よくある牛ホホ肉のブレゼですが、ここでは格が違います。赤ワインソースの滑らかなこと、色も澄んでいてコクと旨みは別格です。また、一緒に添えられているにんじんのピュレも色もきれいで、滑らかで味の深いこと。両方味わいは異なりますが、重さのバランスはとられています。
魚料理は鯛、その白身は2色のキャベツのマリネが彩りを添え、更に、2種のソースが添えられています。ムニュによると”ビーツのコンディモンとスモーククリームを添えて”とありますので、ビーツという赤い大根をコンディモンというマスタードに近い調味料でソースに仕上げたものと別に添えられているスモーククリームということだと思います。普通は鯛にスモーククリーム?と訝しく思いますが、淡白な鯛に燻煙の香りは新鮮で美味しく、改めて鯛の可能性を感じました。
パンはすべてレストラン内のベーカリーで焼かれたものだそうです。
ワゴンでテーブルまで運んでフランスパンからデニッシュまで数も種類も選ぶことが出来ます。
チーズやデザートのワゴンはよくありますが、パンのワゴンは見たことも聞いたこともありません。
恐るべし
ワゴンでテーブルまで運んでフランスパンからデニッシュまで数も種類も選ぶことが出来ます。
チーズやデザートのワゴンはよくありますが、パンのワゴンは見たことも聞いたこともありません。
恐るべし
暖かい前菜は、フォアグラ。プランチャーで焼くのはフランス風ですが、リゾットは五穀米を使い春の七草が含まれています。そういえばもうすぐ七草粥を食べる節句ですがそれを意識した料理。
明らかに日本の新春を祝う気持ちが込められています。嬉しいですね。
フォアグラも今迄食べた中で最高のクォリティ、旨みのある脂ですぐ解けてなくなります。
明らかに日本の新春を祝う気持ちが込められています。嬉しいですね。
フォアグラも今迄食べた中で最高のクォリティ、旨みのある脂ですぐ解けてなくなります。