朝からみごとに晴れて山が見えます。ゴンドラとリフトを乗り継いで写真を撮りに行きました。
昨日講習を受けた鐘の鳴る丘第二ゲレンデまで行こうと右に降りていきました。ゆっくりテレマークターンを練習しながら・・・
中腹下まで降りたところいきなりドーンと!何がなんだかわけが分かりません。
左ターンでしたので私の右足が山側、踵が上がった状態のところをショートスキーを履いた若者が私にぶつかって来たのでした。彼が私の体に体当たり。もう痛くて痛くて悲鳴を上げていました。彼はすぐ私の靴を脱がし自分は石膏院をやっている柔道整復師ですと足を調べてひょっとしたら骨にひびが入っているかもしれませんと言う。「私、40年スキーをやっているけど1回も怪我をしたことがないのが自慢だったのに・・」としょげてると雪の上に手をついてすみません!と謝ります。何とか自分で降りようと思ったのですが、もう靴が履けません。仕方なくパトロールのお世話になりました。赤い服の彼女はテキパキと仕事をこなし、さっさとダンボールで支えを作りロールコットンをクッションにして、ガムテープで固定しました。救急用のそりでふもとの診療所に向かいます。レントゲンの結果、右くるぶしの骨折でした。ショックです!シーズンが始まり飛躍の2年目と張り切っていたのに・・・
まほろばで一晩本当に親切にお世話していただき感謝の心で一杯です。有難うございました。翌日タクシーと飛行機を乗り継いで、ようやく京都に帰ってきました。さすがに飛行機は怪我人には親切です。車椅子からリフトまで何人がかりで私を運んでくれます。氷も用意してくれ足を冷やしながら、トイレも狭いので乗る前に連れて行ってくれました。栂池からしんしゅう松本空港まで2時間少し、飛行機は1時間、伊丹から京都まで1時間少々、6時間くらいで帰れました。3日前には大阪まで12時間かけて怪我をした母子を送ったとタクシーの運転手さんがおっしゃってました。一人で行っていたため、不自由はありましたが皆さんのお蔭でなんとか帰って来れました。飛行機がプロペラ機なので機内からは富士山やアルプスの山々が言葉で言い表せないほどきれいで足は痛かったのですが、その素晴らしい景色を眺めて過ごしました。
これから入院、手術になります。今日、病院に行き予定を聞きます。しばらくはブログもお休みになると思いますが、元気になってリハビリに励み、復帰したいと思います。
お世話になりました皆さまに心よりお礼を申し上げます。有難うございました。