名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS1-17 居飛車穴熊に54銀型四間飛車(3)

2024-07-02 | 基本定跡の研究

次は先手の工夫で

37角ではなくて26角。この位置は「四手角」と呼ばれます。この場合は3手で移動しているのですが、相矢倉で79角~46角~37角~26角 (あるいは79角~68角~59角~26角) と四手で移動することから慣用しています。84歩16歩14歩37桂

右桂を使いやすいことが長所です。後手が銀冠に組んだ場合は、83銀48飛72金46歩同歩同銀

65歩には45桂と跳ねると44角しかないです。

44同角同飛22角41飛42歩

石井先生は先手良しだと。評価値は+348なので、すでに先手有利の範囲です。

後手は受けねばならないのですが、戻って

ここでは22角くらいです。先手はシンプルに45銀同銀同飛

45同飛同桂27飛53桂成

石井先生は後手の一手負けだと。評価値は+1491の先手優勢です。

戻って

この図をAIに聞いてみると、飛をぶつけられても44歩と謝るほうがましなのですが、48飛13角43歩

43同飛52銀42飛63銀成同金78金打

金を打つものなのですね。この図の評価値は+150の先手ペースです。

 


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