次は先手番で、初手に78飛とする戦法です。
定跡本としては、門倉啓太先生の「初手▲7八飛戦法」です。でも手元にないので、ネットから手順だけ拾った孫引きです。ごめんなさい。先手番で使うと32飛戦法とは変化がかなり違うのです。
まずは84歩から。76歩85歩77角
ここまでは常識的ですが、77角ではなくて77飛というのもあるようです。後で調べます。34歩に66歩と止めれば無難ですが、48玉として
先手は乱戦を誘います。後手が攻めるとすれば、77角成同桂
単純に攻め続けるならば86歩同歩同飛ですが、65桂と跳ねて
53桂不成と77角がありますね。後手は44角を打てば両方防げるわけですが、それでも53桂不成同角77角
この図の評価値は+514の先手有利です。駒損は回復できるし、角の働きの差や、玉が安定しているかということもあります。
戻って
86歩同歩に87角というのもありますが、65桂と跳ねて
飛角交換は問題なし。53桂不成と55角の筋があります。この図の評価値は+716の先手有利。
簡単に後手良しとはいかないわけです。
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