名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

大山将棋研究(1993);三間飛車に持久戦(原田泰夫)

2021-05-27 | 大山将棋研究

今日の棋譜20210527

昭和33年5月、原田泰夫先生と第6回王座戦です。

大山先生の先手で振り飛車のようです。

大野流の三間飛車にしました。

原田先生は65歩の急戦をねらいます。急戦の定跡などない時代ですが

53銀左は初登場です。すでに指されていたのか、たまたま途中がこの形になったのか

65歩の急戦にはならなかったのでわかりません。銀を対抗して

78飛には63金と手厚く構えます。

大山先生は銀を引いて

原田先生は5筋の歩を交換します。

銀を立ったところでは互角です。先手玉が堅いですが、飛銀の動きで手損していますから。

原田先生は44銀を引かずに攻めます。1歩持っているので86同歩は88歩、

よって86同角に35歩、桂頭に隙があると。

47金36歩同金34歩、控えて打つのは銀をぶつけようということでしょう。この手筋自体は古くからあると思います。

少し待ってから銀をぶつけて

銀金交換は少し得なのですが、空間が気になって金を打つのではちょっと損です。85金59角76金とか、85歩59角78金とかで駒得を目指すのは筋悪なのでしょうが、形勢が悪くはなっていないと思います。

大山先生は75歩同歩55歩、軽く動いていきますが、無理をしている感じではあります。

55同銀74歩同金59飛、ねらいは63銀~54銀成くらい。

原田先生は歩の連打ですが、節約しておく方が良かったのでは?

歩切れになり

銀を打たれては後手よしには見えません。

84飛に52歩、41金と受けると51歩成同金53歩、ということは と金作りは受からないので

99と51歩成、これは損ですが

玉金をかわしてみれば駒得のほうが大きいか。

さらに と金を使い、駒を拾いに行きます。

香を打たされたというべきか、先手の攻めを遅らせたというべきか。

45桂を同金と取ったのはもったいなく思いますが、22角は33歩同桂55成銀があるから仕方ない、ではなくて45桂同成銀36桂を打てるので難しかったです。両方ありそうでした。

45同歩に36桂は怖いのかなあ。もう一枚桂を取りますが、

37歩と受けられて攻め味が減りました。端に手を付けますが、これは甘かったのです。96と か57桂くらいでした。

55成銀同角56飛、飛をさばかれては指しにくいでしょう。

22角に54飛は34金ねらい。

33金に42と と捨てられて

42同香51飛成31銀15歩、戦力が減ってから端を取られても攻めにくいです。銀と桂香の二枚替えではあるのですが、74金73桂は働きがありません。

端を連打して桂を打ってもかわされて

飛を成り込みますが

25桂は殺されます。17歩も怪しい手なのですが。

25歩同歩27桂24桂、桂を打ち合ってどうか。

(後手の)桂頭玉は寄せにくいと言いますが、先手玉を捕まえるための戦力が不足しています。

42香を生かした44歩はまだ足が遅いです。

77歩89竜46銀、これは43桂成か23銀からから35銀と出るねらいです。

原田先生の59竜同金24玉は、手が無いからという自殺です。

23飛から詰まされてこれまで。

 

終盤まで互角だったのですが、ちょっとしたところで差がつきました。攻め将棋の原田先生が、駒を取りに行ったのか合っていなかったのでしょう。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1958/05/27
手合割:平手  
先手:大山王将
後手:原田泰夫8段
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 5六歩(57)  
   4 8五歩(84)  
   5 7七角(88)  
   6 5四歩(53)  
   7 6八銀(79)  
   8 3四歩(33)  
   9 6六歩(67)  
  10 6二銀(71)  
  11 5七銀(68)  
  12 7四歩(73)  
  13 7八飛(28)  
  14 4二玉(51)  
  15 4八玉(59)  
  16 3二玉(42)  
  17 3八玉(48)  
  18 4二銀(31)  
  19 2八玉(38)  
  20 5二金(61)  
  21 3八銀(39)  
  22 6四歩(63)  
  23 5八金(69)  
  24 7三桂(81)  
  25 8八飛(78)  
  26 5三銀(42)  
  27 4六銀(57)  
  28 4四銀(53)  
  29 7八飛(88)  
  30 6三金(52)  
  31 1六歩(17)  
  32 1四歩(13)  
  33 6八飛(78)  
  34 5三銀(62)  
  35 5七銀(46)  
  36 4二金(41)  
  37 4六歩(47)  
  38 5五歩(54)  
  39 同 歩(56)  
  40 同 銀(44)  
  41 5六歩打    
  42 4四銀(55)  
  43 3六歩(37)  
  44 5四銀(53)  
  45 3七桂(29)  
  46 9四歩(93)  
  47 6九飛(68)  
  48 8六歩(85)  
  49 同 角(77)  
  50 3五歩(34)  
  51 4七金(58)  
  52 3六歩(35)  
  53 同 金(47)  
  54 3四歩打    
  55 4七銀(38)  
  56 2四歩(23)  
  57 4八銀(57)  
  58 3五銀(44)  
  59 同 金(36)  
  60 同 歩(34)  
  61 9六歩(97)  
  62 3四金打    
  63 7五歩(76)  
  64 同 歩(74)  
  65 5五歩(56)  
  66 同 銀(54)  
  67 7四歩打    
  68 同 金(63)  
  69 5九飛(69)  
  70 5八歩打    
  71 同 飛(59)  
  72 5七歩打    
  73 同 飛(58)  
  74 5六歩打    
  75 5九飛(57)  
  76 8八歩打    
  77 9七桂(89)  
  78 8九歩成(88)
  79 6三銀打    
  80 8四飛(82)  
  81 5二歩打    
  82 9九と(89)  
  83 5一歩成(52)
  84 2三玉(32)  
  85 5二と(51)  
  86 3二金(42)  
  87 5四銀成(63)
  88 9八と(99)  
  89 3三歩打    
  90 同 角(22)  
  91 5三と(52)  
  92 4一香打    
  93 4五桂(37)  
  94 同 金(34)  
  95 同 歩(46)  
  96 9七と(98)  
  97 3七歩打    
  98 1五歩(14)  
  99 5五成銀(54)
 100 同 角(33)  
 101 5六飛(59)  
 102 2二角(55)  
 103 5四飛(56)  
 104 3三金(32)  
 105 4二と(53)  
 106 同 香(41)  
 107 5一飛成(54)
 108 3一銀打    
 109 1五歩(16)  
 110 1八歩打    
 111 同 香(19)  
 112 1七歩打    
 113 同 香(18)  
 114 2五桂打    
 115 1六香(17)  
 116 9六と(97)  
 117 5九角(86)  
 118 8七飛成(84)
 119 2六歩(27)  
 120 1七歩打    
 121 2五歩(26)  
 122 同 歩(24)  
 123 2七桂打    
 124 2四桂打    
 125 3五桂(27)  
 126 3四玉(23)  
 127 3六歩(37)  
 128 1六桂(24)  
 129 3七玉(28)  
 130 4四歩(43)  
 131 7七歩打    
 132 8九龍(87)  
 133 4六銀(47)  
 134 5九龍(89)  
 135 同 金(49)  
 136 2四玉(34)  
 137 2三飛打    
 138 同 金(33)  
 139 同 桂成(35)
 140 投了        
まで139手で先手の勝ち

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大山将棋問題集20210526

2021-05-26 | 大山将棋研究

後手番升田先生の手を考えます。

第1問

 

チャンスです。

A 44歩  B 44銀左  C 26角

 

第2問

 

指したい手が多いです(46桂も跳ねたいし)。一番使いたい駒は?

A 65歩  B 85歩  C 57歩

 

第3問

 

ちょっと失敗したのですが、まだ有利です。58歩でも良いですが、まずはこれ。

A 43銀  B 55飛  C 15角

 

第4問

 

指しにくい手ですが、これで決まっています。

A 69と  B 57金  C 68金

 

第5問

 

後手玉は詰めろです。

A 22玉  B 55銀  C 45銀

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大山将棋研究(1992);相矢倉(升田幸三)

2021-05-26 | 大山将棋研究

今日の棋譜20210526

昭和33年5月、升田幸三先生と第16期名人戦第3局です。

大山先生の先手で矢倉が続きます。

またも64歩と46歩を突く矢倉です。

升田先生の44歩は、陽動振り飛車かもしれませんが

大山先生に45の位を取らせないようにという意味だったでしょうか。中央の位を取られますが

5筋の歩を交換して

銀矢倉にするというのは無駄のない手順です。

大山先生は右四間飛車から

4筋の歩を交換して46角の形を作りたかったのでしょう。しかしこれが

26歩を取られることになりました。44歩を打って銀交換しても歩切れなので悪いのです。つまり中央の位を取ったのですから、囲いを優先しなければならなかったのです。

35歩に同角、

角交換で71角~35角成とできたのですが、(44歩56銀の後で)後手からも38角を打たれるので、桂を跳ねておきます。

升田先生は27角39飛44歩、56銀に63角成とできれば十分です。

28歩に45角成で二枚替えに。

大山先生は馬を作りに行きますが、

38歩は取れず

馬を追われて、攻める体制が作れません。

34桂も打ち得なのでしょう。あとで46桂と跳ねればよいだけです。

升田先生は継ぎ歩で攻めます。85同歩には同桂もありますが、85同飛86歩55飛とする方が気持ちの良い手順です。

大山先生は72角から馬を作り、

86歩に83歩、ではありません。62飛同馬同金では悪いのでしょう。でも88歩と謝るならば馬作りの意味は薄れます。

升田先生の46歩48金85飛というのは大胆です。飛をぶつけるから馬を切って来いと。(42金右で十分でしたが。)

大山先生は75歩同飛を入れてから二枚替えを決行するのですが、後の展開を見る限りは余計でした。

結局は桂金の交換で馬があるから駒得です。後手玉も薄くなったし、というところでしたが、銀を埋められて

63馬に升田先生は58歩49飛39角。ちょっとわかりにくい手ですが、47金には59歩成同飛57歩があります。77銀は質駒ですから、先の75歩同飛はありがたかったのです。

33歩同銀45馬、これには28角成もありますが57金39歩成47飛は面倒でしょうか。

48角成同飛59歩成

59同玉47歩68飛58歩から

と金ができれば攻めは切れません。これが詰めろで

79玉59歩成87歩

58桂成67飛に68金、というのは考えにくい手です。金で取ると87歩成が残り、銀で取れば69とがあります。88玉が一番長そうですが、

飛で取っての清算ならば簡単でしょうか。でも69飛では寄らないから58と寄79玉87歩成同金85桂・・・も怪しいです。

69と67玉47飛が正しいですか。57桂合いに

馬を取って58角から

馬を作っても詰みはないようです。銀を出て詰めろ。

大山先生は51飛が攻防で詰めろ逃れ、41歩に63角で詰めろです。難しくなったかと思えば、

55銀で投了でした。55同飛成の一手に47馬67玉55飛、詰めろ逃れの詰めろになる手順でした。

 

升田先生は序盤感覚に優れていて、そのスピード感は時代のかなり先を走っていました。大山先生はのんびりと理想形を目指したというのが失敗です。最後まで囲えていない玉が災いしました。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1958/05/20
手合割:平手  
先手:大山王将
後手:升田幸三名人
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 6八銀(79)  
   4 3四歩(33)  
   5 7七銀(68)  
   6 4二銀(31)  
   7 2六歩(27)  
   8 6二銀(71)  
   9 4八銀(39)  
  10 6四歩(63)  
  11 4六歩(47)  
  12 6三銀(62)  
  13 4七銀(48)  
  14 7四歩(73)  
  15 5六歩(57)  
  16 4四歩(43)  
  17 5五歩(56)  
  18 3二金(41)  
  19 5六銀(47)  
  20 5二金(61)  
  21 5八金(49)  
  22 4一玉(51)  
  23 7八金(69)  
  24 8五歩(84)  
  25 6九玉(59)  
  26 5四歩(53)  
  27 同 歩(55)  
  28 同 銀(63)  
  29 5五歩打    
  30 4三銀(54)  
  31 3六歩(37)  
  32 3三銀(42)  
  33 7九角(88)  
  34 3一角(22)  
  35 4八飛(28)  
  36 5三角(31)  
  37 4九飛(48)  
  38 3一玉(41)  
  39 4五歩(46)  
  40 同 歩(44)  
  41 同 銀(56)  
  42 2六角(53)  
  43 3五歩(36)  
  44 同 角(26)  
  45 同 角(79)  
  46 同 歩(34)  
  47 3七桂(29)  
  48 2七角打    
  49 3九飛(49)  
  50 4四歩打    
  51 2八歩打    
  52 4五角成(27)
  53 同 桂(37)  
  54 同 歩(44)  
  55 7一角打    
  56 8三飛(82)  
  57 3五角成(71)
  58 3八歩打    
  59 5九飛(39)  
  60 4四銀(33)  
  61 2六馬(35)  
  62 7三桂(81)  
  63 6六歩(67)  
  64 3四桂打    
  65 1六馬(26)  
  66 8六歩(85)  
  67 同 歩(87)  
  68 8五歩打    
  69 7二角打    
  70 8二飛(83)  
  71 6一角成(72)
  72 8六歩(85)  
  73 8八歩打    
  74 4六桂(34)  
  75 4八金(58)  
  76 8五飛(82)  
  77 7五歩(76)  
  78 同 飛(85)  
  79 5二馬(61)  
  80 同 銀(43)  
  81 同 馬(16)  
  82 4三銀打    
  83 6三馬(52)  
  84 5八歩打    
  85 4九飛(59)  
  86 3九角打    
  87 3三歩打    
  88 同 銀(44)  
  89 4五馬(63)  
  90 4八角成(39)
  91 同 飛(49)  
  92 5九歩成(58)
  93 同 玉(69)  
  94 4七歩打    
  95 6八飛(48)  
  96 5八歩打    
  97 6九玉(59)  
  98 4八歩成(47)
  99 7九玉(69)  
 100 5九歩成(58)
 101 8七歩(88)  
 102 5八桂成(46)
 103 6七飛(68)  
 104 6八金打    
 105 同 飛(67)  
 106 同 成桂(58)
 107 同 玉(79)  
 108 6九と(59)  
 109 6七玉(68)  
 110 4七飛打    
 111 5七桂打    
 112 4五飛成(47)
 113 同 桂(57)  
 114 5八角打    
 115 5六玉(67)  
 116 4七角成(58)
 117 6七玉(56)  
 118 5八馬(47)  
 119 5六玉(67)  
 120 4七馬(58)  
 121 6七玉(56)  
 122 5八馬(47)  
 123 5六玉(67)  
 124 4四銀(33)  
 125 5一飛打    
 126 4一歩打    
 127 6三角打    
 128 5五銀(44)  
 129 投了        
まで128手で後手の勝ち

 

 

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大山将棋問題集20210525

2021-05-25 | 大山将棋研究

先手番升田先生の手を考えます。

第1問

 

こうやって戦うものなのですね。見えません。

A 66歩  B 38飛  C 37桂

 

第2問

 

局面のバランスを取ります。

A 37桂  B 47金  C 67金左

 

第3問

 

どう指しても先手有利ですが、負けのない形を作ります。

A 13同香成  B 41桂成  C 45角

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大山将棋研究(1991);相矢倉(升田幸三)

2021-05-25 | 大山将棋研究

今日の棋譜20210525

昭和33年5月、升田幸三先生と第16期名人戦第2局です。

升田先生の先手で矢倉です。

64歩と46歩を突く形で

同型のように進みますが、大山先生は6筋の位を取ります。

四手角には72飛、7筋をねらって幸便のようですが。

56銀に75歩

75同歩に55歩45銀を入れたのに75銀ではなくて75飛、という組み合わせがおかしな感じです。単に75同銀は65銀があるから55歩を突いたはずなのですが、75銀としなかったのは5筋が薄いということでしょうか。76歩同銀54銀とでも進めば危なさそうです。結局75飛とするならば、55歩45銀を入れない方が良かったのです。

升田先生は76歩74飛35歩、自然な指し手です。

3筋の歩を交換したら66歩? もう1歩交換の意味ではあり得ませんから、66同歩同銀65歩には75銀同銀同歩同飛53銀と攻めて良しなのでしょう。66同歩同銀76飛67金右74飛65歩も悪くなさそうです。

大山先生は角を使えていないので端角です。升田先生は銀を出て

56歩に67金左、中央を厚くする方が本筋でしょう。

31玉には56金。金銀4枚が連結していませんが、先手陣がしっかりしてきた感じです。

44銀に16歩、端角を追う準備です。

大山先生は86歩同歩88歩から

飛を使いましたが、升田先生は端を攻めます。今35角には同角同歩85角があるので

66歩に77銀

72飛に73歩同飛74歩の連打。難しい手ですが、74同飛には65銀とぶつける手ができます。

72飛に66銀、やはり先手のほうが指しやすいです。

大山先生は35角とぶつけましたが、同角同歩65歩

53銀同銀成同金14歩。ちょっと指しにくいですが、さすがに端は受けておくものでしょう。

55歩同金87角、馬を作りに行くのは大山先生の好きそうな手順ではありますが、

がっちり守られて、

73歩成はありがたいものの、

端を破られてしまうと、玉の堅さに差があります。

65桂66銀77歩、仕方ないので攻めます。

桂を交換して36桂は

馬を使って攻めることができるわけですが、この両取りは痛いです。

升田先生は48桂成に構わず、53金を取れば詰めろ。

58成桂同玉13香に

45角62飛を入れてから香を取りに行きます。先手で角を打ったので、先手玉に寄り筋が見えません。

香を手に入れたら65香も攻防です。

82飛に24歩同銀34桂で詰めろ。

33桂に22歩も詰めろ。

22同金に42金、21玉には(22桂成同玉)24飛が詰めろになります。

清算すれば簡単な詰みでした。

 

大山先生は先手の腰掛銀を追ってしまったのが失敗でしょう。升田先生は形にとらわれず、玉が薄くなっても攻めて良し、というのが良い判断でした。有利になってからは手堅くまとめて勝ち切っています。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1958/05/07
手合割:平手  
先手:升田幸三名人
後手:大山王将
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 6八銀(79)  
   4 3四歩(33)  
   5 7七銀(68)  
   6 6二銀(71)  
   7 2六歩(27)  
   8 4二銀(31)  
   9 4八銀(39)  
  10 6四歩(63)  
  11 2五歩(26)  
  12 3三銀(42)  
  13 4六歩(47)  
  14 6三銀(62)  
  15 4七銀(48)  
  16 3二金(41)  
  17 7八金(69)  
  18 4一玉(51)  
  19 6九玉(59)  
  20 7四歩(73)  
  21 3六歩(37)  
  22 5二金(61)  
  23 5八金(49)  
  24 5四歩(53)  
  25 7九角(88)  
  26 6五歩(64)  
  27 6八角(79)  
  28 8五歩(84)  
  29 5九角(68)  
  30 6四銀(63)  
  31 2六角(59)  
  32 7二飛(82)  
  33 5六銀(47)  
  34 7五歩(74)  
  35 同 歩(76)  
  36 5五歩(54)  
  37 4五銀(56)  
  38 7五飛(72)  
  39 7六歩打    
  40 7四飛(75)  
  41 3五歩(36)  
  42 同 歩(34)  
  43 同 角(26)  
  44 3四歩打    
  45 2六角(35)  
  46 1四歩(13)  
  47 6六歩(67)  
  48 1三角(22)  
  49 5四銀(45)  
  50 5六歩(55)  
  51 6七金(78)  
  52 3一玉(41)  
  53 5六金(67)  
  54 4四銀(33)  
  55 1六歩(17)  
  56 8六歩(85)  
  57 同 歩(87)  
  58 8八歩打    
  59 3三歩打    
  60 同 銀(44)  
  61 8八銀(77)  
  62 7六飛(74)  
  63 1五歩(16)  
  64 6六歩(65)  
  65 7七銀(88)  
  66 7二飛(76)  
  67 7三歩打    
  68 同 飛(72)  
  69 7四歩打    
  70 7二飛(73)  
  71 6六銀(77)  
  72 3五角(13)  
  73 同 角(26)  
  74 同 歩(34)  
  75 6五歩打    
  76 5三銀(64)  
  77 同 銀成(54)
  78 同 金(52)  
  79 1四歩(15)  
  80 5五歩打    
  81 同 金(56)  
  82 8七角打    
  83 7八銀打    
  84 7六角成(87)
  85 7七銀(66)  
  86 7五馬(76)  
  87 7三歩成(74)
  88 同 桂(81)  
  89 7六歩打    
  90 7四馬(75)  
  91 1三歩成(14)
  92 6五桂(73)  
  93 6六銀(77)  
  94 7七歩打    
  95 同 桂(89)  
  96 同 桂成(65)
  97 同 銀(78)  
  98 3六桂打    
  99 2六飛(28)  
 100 3八馬(74)  
 101 4五桂打    
 102 4八桂成(36)
 103 5三桂(45)  
 104 5八成桂(48)
 105 同 玉(69)  
 106 1三香(11)  
 107 4五角打    
 108 6二飛(72)  
 109 1四歩打    
 110 同 香(13)  
 111 同 香(19)  
 112 1三歩打    
 113 6五香打    
 114 8二飛(62)  
 115 2四歩(25)  
 116 同 銀(33)  
 117 3四桂打    
 118 3三桂(21)  
 119 2二歩打    
 120 同 金(32)  
 121 4二金打    
 122 同 飛(82)  
 123 同 桂成(34)
 124 同 玉(31)  
 125 7二飛打    
 126 5二歩打    
 127 同 飛成(72)
 128 投了        
まで127手で先手の勝ち

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大山将棋問題集20210524

2021-05-24 | 大山将棋研究

後手番升田先生の手を考えます。

第1問

 

放置しても65銀は死なないですが、ちょっと動きたいです。

A 56歩  B 77歩成  C 85桂

 

第2問

 

攻めるところを探します。

A 64歩  B 85桂  C 24角

 

第3問

 

升田先生自慢の一手です。

A 24飛  B 37桂成  C 54飛

 

第4問

 

後手の駒得でも先手玉が広く見えます。

A 76銀  B 44歩  C 74馬

 

第5問

 

食いつかれたようですが。

A 14角  B 31金  C 55歩

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大山将棋研究(1990);急戦矢倉(升田幸三)

2021-05-24 | 大山将棋研究

今日の棋譜20210524

昭和33年4月、升田幸三先生と第16期名人戦第1局です。

大山先生の先手で矢倉です。

5筋を突き合う普通の矢倉ですが

升田先生は飛先を受けずに73銀~64銀と繰り出します。急戦矢倉ですね。

大山先生は高飛車で受けます。

升田先生は5筋の歩を交換して

56歩は取れないので銀を引きます。

1歩得たので75歩同歩76歩

飛先の歩を切って

急戦矢倉というよりは、旧型の相掛りのようです。大山先生は玉を左に囲っても固くならないので右玉へ。

升田先生は居玉のままですが銀をぶつけます。大山先生は銀を交換すると攻められるだけなので

交換せずに中飛車で受けます。後手の角筋が止まっていればつぶれないというわけです。

取れないからと銀を引いたのは微妙なところで、銀ばさみですが、66歩には56歩があるので銀交換にしかなりません。後手に持ち歩を使わせようということでしょうか。

升田先生は軽く77歩成同金右(同角や同桂は76銀がある)55角、ちょっと指しやすくなったでしょうか。

66歩に56歩は強気ですが、68銀ならば54銀でしょうからこれも微妙なやり取りです。

大山先生は銀交換に応じます。

44角45歩(端攻めが気になるから)33角59飛と進みますが、

24角67金寄、後手の角が働いています。

角の働きの差が気になって、ぶつけてみたのですが、結果的には面白くありませんでした。46銀打くらいでゆっくり指すところだったか。

升田先生は角を交換して35歩

35同歩に28銀、37銀成同玉25桂の強襲をしようというねらいだったでしょうか。大山先生は銀を打って受けます。

升田先生はそれでも桂を取って桂を跳ねます。成立しているかどうか微妙なところですが、この桂は36玉~25玉と取られるようなことにはなりません(24飛や14角があるので)。36玉24桂26玉36歩とでも進めば後手の成功です。38玉や28玉は端攻めがありそうですし、

消去法で48玉になるのですが、55桂があるとは。

もちろん取れば37角で

馬を作れば後手の駒得です。さて銀を打たれてどうするか。皆さんこの図を見て思い浮かびますか? 馬を逃げても悪くないですが、

37桂成というのが有名な手です。私は子供のころに升田先生の本で読みました。残念ながら大山全集にはこの途中図が載っているので、ひとつ前の図だけで思い出せたかどうか定かではないのですが。

55銀には24飛、角損でも飛を成り込んでよし、という升田先生自慢の手です。それでも大山先生は応じるしかなかった気がするのですが。

38桂と我慢しても64馬

55歩47成桂75馬、こうなると駒得で攻めている後手有利がはっきりします。

29飛に升田先生の74馬というのもぴったり過ぎる手です。この馬のラインは止めにくく、

56桂に37歩同銀54歩

大山先生は46角と受けて反撃をねらいました。55歩同角で香取り。

33歩34歩54銀、先手玉が近いのでこの銀打は攻防です。やはり後手有利ですが、

33角成から切り込んで勝負になった感じです。

でも32金33銀31金、珍しい受け方がありました。23飛成は14角ですね。

36銀に52玉、後手玉が安定し、23飛成は35歩でも間に合います。何もしなければ55歩ですから

44歩を突いたら61玉、もう後手玉は捕まりません。

55歩同銀43歩成、先手玉も上に逃げ出せば逆転ですが。

升田先生は46歩同桂56銀

56同金55桂57玉48銀、あとは56金を取るだけです。ここまで。

 

陽動振り飛車は生き残れませんでしたが、急戦矢倉は今でも見かけます。升田先生の陽動振り飛車は苦労している感じですし、振り飛車自体もあまりうまくいきませんでした。自分から動きたい棋風の場合は居飛車が良く、居飛車党のまま新戦法を考えていたら、もう少し良い実績を残したのかなあと妄想します。

大山先生は攻めるのがうまくはないので振り飛車があっていて、独自の世界を創っていきます。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1958/04/22
手合割:平手  
先手:大山王将
後手:升田幸三名人
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 6八銀(79)  
   4 3四歩(33)  
   5 7七銀(68)  
   6 4二銀(31)  
   7 2六歩(27)  
   8 6二銀(71)  
   9 4八銀(39)  
  10 5四歩(53)  
  11 5六歩(57)  
  12 7四歩(73)  
  13 5八金(49)  
  14 3二金(41)  
  15 3六歩(37)  
  16 7三銀(62)  
  17 2五歩(26)  
  18 6四銀(73)  
  19 2四歩(25)  
  20 同 歩(23)  
  21 同 飛(28)  
  22 2三歩打    
  23 2五飛(24)  
  24 5五歩(54)  
  25 同 歩(56)  
  26 同 銀(64)  
  27 5六歩打    
  28 6四銀(55)  
  29 4六歩(47)  
  30 7五歩(74)  
  31 同 歩(76)  
  32 7六歩打    
  33 6六銀(77)  
  34 8五歩(84)  
  35 7八金(69)  
  36 8六歩(85)  
  37 同 歩(87)  
  38 同 飛(82)  
  39 8七歩打    
  40 8四飛(86)  
  41 4七銀(48)  
  42 7三桂(81)  
  43 4八玉(59)  
  44 6二金(61)  
  45 5五歩(56)  
  46 9四歩(93)  
  47 3七桂(29)  
  48 6五銀(64)  
  49 2九飛(25)  
  50 1四歩(13)  
  51 6八金(58)  
  52 4一玉(51)  
  53 5九飛(29)  
  54 1五歩(14)  
  55 5七銀(66)  
  56 7七歩成(76)
  57 同 金(68)  
  58 5五角(22)  
  59 6六歩(67)  
  60 5六歩打    
  61 同 銀(57)  
  62 同 銀(65)  
  63 同 飛(59)  
  64 4四角(55)  
  65 4五歩(46)  
  66 3三角(44)  
  67 5九飛(56)  
  68 2四角(33)  
  69 6七金(77)  
  70 3三桂(21)  
  71 2五歩打    
  72 1三角(24)  
  73 7九角(88)  
  74 同 角成(13)
  75 同 飛(59)  
  76 3五歩(34)  
  77 同 歩(36)  
  78 2八銀打    
  79 4六銀打    
  80 3七銀成(28)
  81 同 玉(48)  
  82 2五桂(33)  
  83 4八玉(37)  
  84 5五桂打    
  85 同 銀(46)  
  86 3七角打    
  87 5八玉(48)  
  88 5五角成(37)
  89 4六銀打    
  90 3七桂成(25)
  91 3八桂打    
  92 6四馬(55)  
  93 5五歩打    
  94 4七成桂(37)
  95 同 玉(58)  
  96 7五馬(64)  
  97 2九飛(79)  
  98 7四馬(75)  
  99 5六桂打    
 100 3七歩打    
 101 同 銀(46)  
 102 5四歩打    
 103 4六角打    
 104 5五歩(54)  
 105 同 角(46)  
 106 3三歩打    
 107 3四歩(35)  
 108 5四銀打    
 109 3三角成(55)
 110 同 銀(42)  
 111 同 歩成(34)
 112 同 金(32)  
 113 3四歩打    
 114 3二金(33)  
 115 3三銀打    
 116 3一金(32)  
 117 3六銀(37)  
 118 5二玉(41)  
 119 4四歩(45)  
 120 6一玉(52)  
 121 5五歩打    
 122 同 銀(54)  
 123 4三歩成(44)
 124 4六歩打    
 125 同 桂(38)  
 126 5六銀(55)  
 127 同 金(67)  
 128 5五桂打    
 129 5七玉(47)  
 130 4八銀打    
 131 投了        
まで130手で後手の勝ち

 

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第217回名南将棋大会(壱)結果速報

2021-05-23 | 名南将棋大会

本日は第217回名南将棋大会(壱)を行いました。結果速報です。

A級優勝

村山周平さん

B級優勝

成田広文さん

岡崎寛人さん

C級優勝

荒島栄一さん

安本興生さん

D級優勝

佐藤翼さん

E級優勝

石田浩史さん

優勝された方々おめでとうございます。

参加された皆様ありがとうございました。

 

過去12回分の優勝者の記録です。

半分にして拡大

 

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大山将棋問題集20210523

2021-05-23 | 大山将棋研究

先手番大山先生の手を考えます。

第1問

 

香成が受からないようで受かるのです。

A 22成香  B 18桂  C 29桂

 

第2問

 

どう受けても悪くはならなさそうですが、手堅く。

A 46馬  B 68銀  C 68金

 

第3問

 

この桂打は悪手でした。その意味は?

 

第4問

 

即詰みです。

 

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大山将棋研究(1989);三間飛車に57金戦法(大野源一)

2021-05-23 | 大山将棋研究

今日の棋譜20210523

昭和33年4月、大野源一先生と第17期名人戦挑戦者決定戦第2局千日手指し直し局です。4日後に指しています。

大野先生の三間飛車です。

大山先生は57金戦法(金立ち戦法)です。私たちは対中飛車の戦法だと思い込んでいるのですが、以前には向い飛車に使った棋譜も並べています。

大野先生は43銀型を採用せず、「大野流」の53銀を貫いています。大山先生は3筋を攻めすに66歩、ゆっくりした指し方です。

右銀を繰り替えて銀矢倉にしようというのでしょうか。(その指し方は加藤一二三先生が考えたのだと思っていましたが。)

79角と引いたところで、角の働きが悪くなっているからと、大野先生が仕掛けます。

端を突き捨てて12飛ではないですね、45歩

45同金42飛37桂33桂

46金に端で1歩手に入れて45歩を打ちます。

45同桂同桂27飛、左香をさばいたわけですから、悪い仕掛けではなさそうです。

41飛に17飛、ここで何があるかなのですが、

37桂成13香成を入れない方が良かったようです。

単に33角として65歩をねらった方が。大山先生は23成香とできたけれど、44角が飛当たりなので香を打ちます。これは大野先生が37桂成としたための弊害なのですが、この後に苦戦したことを思えば、飛を見捨てて65歩のほうが勝負になりました。1歩手に入れて(角を切っても良く)44歩を打てばまあまあです。65同歩99角成41香成というのは先手の成香が働いていないです。

47成桂同飛44歩

23成香15角44香

44同銀45歩53銀57銀、大野先生は歩損と成香を作られたくらいなので大した駒損ではないのですが、飛角をさばくのに苦労することになります。

33桂は疑問手でしょう。代わりの手が見えないですが。角を追われて

桂を取られては大失敗。

11飛には28桂、37香には29桂、ちょっと変わった受けがありました。38香成27飛は角が死んでいるのです。

21飛37桂、これで手がありません。

17角成48飛26馬47金、1歩あれば27歩ですが。

35歩は34成香

36歩同金17馬44歩42歩と受けても仕方ないので、

27歩43歩成28歩成

53と同馬44歩、と金攻めは続きます。

27と には45桂

62馬47飛11飛15香、完封されそうです。

14歩27飛15歩、銀損です。

24歩16歩23歩成、これは飛をさばけるのかと思ったら

17歩成24飛15飛25金、飛は成り込めません。

16飛26金の時に歩を垂らして

26同銀26飛同飛84馬、ほぼ飛損ですが6筋をねらいます。

57銀65歩同歩73桂、駒損でも攻め駒の数は多いです。

66銀右65桂13角成、

64香68銀、しっかり守られています。

47金43歩成77桂打、勝負手です。

桂を捨てても66歩があり

香は殺されても

桂を打てます。

66歩77桂成同玉65歩同歩48馬、飛を逃げたら57金でしょうか。大山先生は飛を見切って

53と でしたが、大野先生は金を逃げずに と金を払ってしまいます。1歩でも欲しいのでしょうが、

53同桂不成26馬61桂成、一気に寄せ合いになりました。馬の利きがあるので後手玉はまた詰み筋がありません。勝負になったかな。

89飛に79金、実はこの金が危ない手でした。

99飛成85桂、これは詰めろです。AIで確認したのですが、この図は59馬で先手玉がとん死しているとは。68合駒に79竜があります。

大野先生は気が付かず84香、攻防ですが、詰めろ逃れになっておらず、73金から詰んでいます。

大山先生のほうが詰みに気が付かず64桂の詰めろ。大野先生はやはり59馬で勝っていたのですが、63銀打。

今度は大山先生が詰ましにかかります。

ここまで。

 

最終盤で波乱があったのですが、当人たちは気が付かず、控室は騒いだことでしょう。全体の流れとしては大山先生の完封に近いのですが。大山先生は王将奪取してから名人挑戦の良い流れです。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1958/04/12
手合割:平手  
先手:大山王将
後手:大野源一8段
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 3四歩(33)  
   3 2六歩(27)  
   4 4四歩(43)  
   5 4八銀(39)  
   6 3二飛(82)  
   7 2五歩(26)  
   8 3三角(22)  
   9 6八玉(59)  
  10 4二銀(31)  
  11 7八玉(68)  
  12 6二玉(51)  
  13 5六歩(57)  
  14 5四歩(53)  
  15 5八金(49)  
  16 7二玉(62)  
  17 9六歩(97)  
  18 8二玉(72)  
  19 5七金(58)  
  20 5三銀(42)  
  21 3六歩(37)  
  22 7二銀(71)  
  23 4六金(57)  
  24 5二金(41)  
  25 6六歩(67)  
  26 6四歩(63)  
  27 6八銀(79)  
  28 5一角(33)  
  29 1六歩(17)  
  30 1四歩(13)  
  31 5七銀(48)  
  32 1三香(11)  
  33 2六飛(28)  
  34 9四歩(93)  
  35 6七銀(68)  
  36 7四歩(73)  
  37 6八銀(57)  
  38 6三金(52)  
  39 7九角(88)  
  40 1五歩(14)  
  41 同 歩(16)  
  42 4五歩(44)  
  43 同 金(46)  
  44 4二飛(32)  
  45 3七桂(29)  
  46 3三桂(21)  
  47 4六金(45)  
  48 1五香(13)  
  49 同 香(19)  
  50 4五歩打    
  51 同 桂(37)  
  52 同 桂(33)  
  53 2七飛(26)  
  54 4一飛(42)  
  55 1七飛(27)  
  56 3七桂成(45)
  57 1三香成(15)
  58 3三角(51)  
  59 4五香打    
  60 4七成桂(37)
  61 同 飛(17)  
  62 4四歩打    
  63 2三成香(13)
  64 1五角(33)  
  65 4四香(45)  
  66 同 銀(53)  
  67 4五歩打    
  68 5三銀(44)  
  69 5七銀(68)  
  70 3三桂打    
  71 1六歩打    
  72 2六角(15)  
  73 3三成香(23)
  74 1一飛(41)  
  75 2八桂打    
  76 3七香打    
  77 2九桂打    
  78 2一飛(11)  
  79 3七桂(29)  
  80 1七角成(26)
  81 4八飛(47)  
  82 2六馬(17)  
  83 4七金(46)  
  84 3五歩(34)  
  85 3四成香(33)
  86 3六歩(35)  
  87 同 金(47)  
  88 1七馬(26)  
  89 4四歩(45)  
  90 2七歩打    
  91 4三歩成(44)
  92 2八歩成(27)
  93 5三と(43)  
  94 同 馬(17)  
  95 4四歩打    
  96 2七と(28)  
  97 4五桂(37)  
  98 6二馬(53)  
  99 4七飛(48)  
 100 1一飛(21)  
 101 1五香打    
 102 1四歩打    
 103 2七飛(47)  
 104 1五歩(14)  
 105 2四歩(25)  
 106 1六歩(15)  
 107 2三歩成(24)
 108 1七歩成(16)
 109 2四飛(27)  
 110 1五飛(11)  
 111 2五金(36)  
 112 1六飛(15)  
 113 2六金(25)  
 114 4六歩打    
 115 同 銀(57)  
 116 2六飛(16)  
 117 同 飛(24)  
 118 8四馬(62)  
 119 5七銀(46)  
 120 6五歩(64)  
 121 同 歩(66)  
 122 7三桂(81)  
 123 6六銀(57)  
 124 6五桂(73)  
 125 1三角成(79)
 126 6四香打    
 127 6八銀打    
 128 4七金打    
 129 4三歩成(44)
 130 7七桂打    
 131 同 桂(89)  
 132 同 桂成(65)
 133 同 銀(66)  
 134 6六歩打    
 135 同 銀(67)  
 136 同 香(64)  
 137 6七歩打    
 138 同 香成(66)
 139 同 銀(68)  
 140 8五桂打    
 141 6六歩打    
 142 7七桂成(85)
 143 同 玉(78)  
 144 6五歩打    
 145 同 歩(66)  
 146 4八馬(84)  
 147 5三と(43)  
 148 同 金(63)  
 149 同 桂(45)  
 150 2六馬(48)  
 151 6一桂成(53)
 152 8九飛打    
 153 7九金(69)  
 154 9九飛成(89)
 155 8五桂打    
 156 8四香打    
 157 6四桂打    
 158 6三銀打    
 159 7二桂成(64)
 160 同 銀(63)  
 161 7三銀打    
 162 同 銀(72)  
 163 同 桂成(85)
 164 同 玉(82)  
 165 6四銀打    
 166 7二玉(73)  
 167 4二飛打    
 168 投了        
まで167手で先手の勝ち

 

 

コメント
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