映画鑑賞🎦 2025年4月 1本目 Total-14本 テアトル梅田にて・・・『エミリア・ペレス』
原題:Emilia Perez フランス制作
主な舞台はメキシコ 電気製品の回収車のアナウンスで始まり、終わった???映画でした。
電気製品などは買ってくれるけど、「人の人生や魂は買えない」ようなことを“アナウンス”していたのが印象的で、この映画の深いところを表わしていたように感じました。 そして「因果応報」と言う言葉も・・・
内容としては、リタ(女性弁護士):ソーイ・サルダナが明らかに有罪であると思われる妻殺しの夫を無罪にする役割を果たしていました。
勝訴のあと、職場の女子は「独立はいつ?」などと尋ねられ、「さあね、黒人をやめた時?」と応えたシーンでは人種差別を・・・
エミリア(麻薬王からエミリアに・・・)/マニタス(麻薬王だった頃の名前):カルラ・ソフィア・ガスコンは自分の人生を変えたいとリタにその手伝いを依頼。 彼女の助けで「性別適合手術」を受け新しい人生を歩むことに。 ここではトランスジェンダーの問題が・・・
ジェシー(麻薬王マニタスに翻弄された妻):セレーナ・ゴメスは子供たちと共に安全のためにと、スイス・ローザンヌへ逃亡?させられることになり、そこで夫マニタスの死(偽装の)をテレビで見て号泣。 その後(エミリア)になったマニタスが子供たちに会いたいためにメキシコに呼び戻される羽目に・・・
リタがマニタスから「性別適合手術」への依頼を受けて医者ワッセルマンに会いに行き、手術はせずIDを変えるように諭されるのですが「体を変えれば周りも変わる。周りが変われば心も変わり、すべてが変わる」と反論。 結果ワッセルマンはマニタスと対面し彼の思い(苦悩)を打ち明けられ手術に踏み切りました。
4年後、リタはロンドンでエミリア・ペレス(マニタス)と再会。 二人は、市場で行方不明の息子を探す母親に話しかけられたのをキッカケに、行方不明者(多くの場合はその遺体)を探す事業を始め大きく活動していきました。
マニタスにとっては過去の過ちに対する贖罪の意味もあったのでしょうか。 ここでエミリア(マニタス)は子供たち恋しさにメキシコに呼び寄せる計画をリタに依頼します。 マニタスの従妹だと名乗るエミリアの家で暮らすことになったジェシーと子供たち。
ある夜エミリアが息子たちの部屋のドアを開け、ベッドの息子に近づき抱くと「パパの匂いと同じだ」と言われていた時は人生を変えたことに一瞬後悔したのではないかと思ってしまいました。(子供たちに会いたいと呼び寄せた時点で既に?)
エミリアの家での生活に息苦しさを感じていたジェシーは再婚し子供たちを連れて別の生活を望むのですが、それを快く思わないエミリア(マニタス)によって再婚相手が傷めつけられるのです。 それがとんでもない事件(不幸)を引き起こすことになってしまいました。 エミリアの誘拐事件!
その身代金をリタが運ぶことになり、武装した仲間たちを集めて取引場所へ向かい撃ち合いになってしまいます。 状況を察しこれで最期と感じたエミリアは、ジェシーに自分が夫であることが判る二人の昔のできごとを語り始めていました。 ジェシーがそれに気づいたものの時既に遅し。 再婚相手(マニタスに言わせると、ただのヒモ・・・)によってエミリアは車のトランクに詰め込まれていました。 車を止めるように叫ぶジェシーでしたが受け入れられず、銃を向けるも取り上げられそうになり揉みあいになって車は運転を誤り転落し炎上してしまいました。
遺された2人の子供はリタが後見人となり、「ママは事故にあってもう帰ってこない。私がついてるからね」と彼らを抱きしめていました。
エミリアを聖女として称えた葬列には多くの人々が参列していました。 誰もエミリアが元は麻薬王だったなどとは知る由もありません。
リタ以外は・・・