あんな・こんな

観たり、聴いたり、感じたり・・・あんな・こんなを綴ります。

映画鑑賞、散歩、寄り道の合間に加え、寝る前の読書📚⌛🎦👣⌛ 

2024年11月29日 21時28分03秒 | 読書

『処刑宣告』原題:Even the Wicked(邪悪な者でも) ローレンス・ブロック著 田口 俊樹訳 

 「マット・スカダー」シリーズ-13作目

 

有名コラムニスト:マーティ・マグローに届けられた匿名の投書は、法では裁けぬ罪人たちを「ウィル」が「人々の意志」の名のもとに処刑するという殺人予告。 そして名指しされた人物が次々と殺害されてゆき、マット・スカダーは次のターゲットとしてウィルの処刑宣告を受けた弁護士:エイドリアン・ウィットフィールドから身辺警護を依頼され、対策を練ったにもかかわらず殺人は実行されてしまい・・・ 
ここでも、法で裁かれなかった悪党どもに「人々の意思・will」に依ってウィルが死を与えたというものでした。 ウィルが誰で、どんな結末だったかは意外なものでした。 そして、新たにウィルと名乗る(騙る)人物の犯行は身勝手(自己満足?)なものでしたが・・・ 
「ウィル事件」に関係しているのではないかとの疑問を持って調べたのはAAの仲間である女性からのもので、エイズ患者の友だちが公園で射殺されたというものでした。 
これには「ヴァイアティカル取引」という人道的にどうなの?というものが係わっていました。 ヴァイアティカル取引とは、末期疾患を抱える人が生命保険を投資家達に売ることで、投資家達は保険料を肩代わりすることと引き換えにその人が亡くなったら死亡保険金を受け取る権利を得るという取引だそうです。 自然死であれば満額、事故死であれば倍額で、その投資家が罪を犯したものでした。 
マットは、その犯人を自首させ彼の肩の荷を降ろす手助けをしてやったことになります。 
すべての事件が解決し迎えたクリスマス、エレインとTJはプレゼントを交換マットにもTJからのプレゼントが手渡されました。 そしてマットは、TJを事務所に使っているホテルに連れて行きプレゼントを・・・それはTJがず~っと欲しがっていたパソコンと、思う存分そのプレゼントを使える部屋の鍵だったのです。 何故かここで泣けてきました(´;ω;`)ウッ… こんな終わり方、今までなかったなぁ~って感じでした。 
これでまた繋がりが増え、深まりましたっ!てところでしょうか? 

文中、度々出てきたThe will of the people(人々の意思〈will・ウィル〉)・Publix will(公共の意思〈will・ウィル〉)が「ウィル」という名の正体?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画鑑賞、散歩、寄り道の合間の読書📚⌛🎦👣⌛ 

2024年11月25日 20時57分16秒 | 読書

『死者の長い列』原題:A Long Line of Dead Men(死者の長い行列) ローレンス・ブロック著 田口 俊樹訳 

 

 「マット・スカダー」シリーズ-12作目

一年に一回、生と死を確認しあう(最後のひとりが残されるまで)という「三十一人の会」メンバーの死に疑いを持つ人物(メンバーのひとり)から依頼を受け、マットの調査が始まります。 その疑惑とは、現在の会員が32年後の今14名となっていて、その死亡率の高さに思い至ったからでした。 自殺、事故などで処理された件も誰かが「全員を殺してまわってる。我々全員をひとりひとり殺してまわってる。そんな気がするんだよ」との依頼者の言葉がありました。 犯人は物故者として読み上げられていた人物で、実は死んでいなかった。 彼は「三十一人の会」のメンバーで居たくなかった、メンバーに嫌悪感を抱いていた、それは自身の境遇に比べ他のメンバーは毎年会うごとに段階を進んでいると感じていた? それが疎ましかったのかも知れません。 妬み?から、綿密に粘り強く殺人計画を実行する情熱があるなら、その情熱を自身の人生に懸けられなかったのかしら・・・ 
大勢の命を奪った彼には「終身刑」が科せられました。 離れ小島の建物の中、コンクリートの床に足枷を固定され、選択肢として「青酸カリ入りのカプセル」と「天井から吊るされたロープ」が用意されていました。 終身刑と言っても法律上のものではなく、「三十一人の会」のメンバーが下したものでした。 死刑ではなく。 さて犯人は自殺を実行するのか、あるいは他のメンバーよりも長生きするのか、離れ小島で・・・

このシリーズでエレインと結婚したマット、「三十一人の会」のメンバーの一員になっていました。 これから物故者の名前が読み上げられても、それは殺人によるものではないでしょう。 「死というものが何処に向かうにしろ逝ってしまった者たちで、彼らの「章」は終わり新たな「章」が始まるのだ」と、会の始まりに死者の名前が読み上げられ、そのリストは灰になります。 毎年それが繰り返されるのです。 
「死」とは避けられないもの。 いつかは巡ってくるものです。 それが穏やかなものでありますように・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~映画🎬と音楽🎼の素敵な関係~ つづいてますよぉ~⤴ 2022/5

2024年11月22日 21時52分59秒 | 映画鑑賞

『大河への道』:2022年制作 先日テレビで放送されていたので、懐かしく鑑賞🎥📺 
映画館で観たのは2022年5月のことでした。

 

江戸と現代2つの時代を舞台に、日本地図を完成させるため伊能忠敬の弟子たちが命を懸けて取り組んだとんでもない隠密作戦が進んで行きます。 エンドロールと共に主題歌:玉置浩二「星路(みち)」は星空を背景に流れて行きます☆彡 

♪ 星路 ♪:玉置 浩二 

歌詞を探してみました。 映画とピッタリ!なんだも~ん(^^♪

♪ 誰も知らないだろう 見たこともないだろう 
 輝く星が涙 流すことを
 信じられないだろう 考えられないだろう
 全ての闇が去って 許し合えることを
 Oh 愛はいつも 君のそばにいる 僕がいる
 夢がある 辿り着く 道がある

 耐え抜いてきたんだろう 逃げ出したかったろう
 託したその想いは いつか叶うだろう
 愛はいつも 君のそばにいる 僕がいる
 夢がある 辿り着く 星路(みち)は 
 時を超えて 君を照らすだろう
 僕がいる 夢がある 辿り着く道がある ♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寂しい・・・

2024年11月20日 21時13分17秒 | Fickle Diary

今日悲しいニュースを目にしました。 
同い年の火野正平さんが今月14日に逝ってしまわれました。 
穏やかな旅立ちだったそうで、ご冥福をお祈りいたします。
骨折でドクターストップが掛かっていたという「こころ旅」
坂道をヒーヒー、フーフー言いながらペダルを踏む姿、高所にある橋を渡る時の腰のひけた姿、
行く先々で見せる人懐っこい、シャイな可愛らしさ・・・ とても癒されました。 ありがとうございました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時計と「にらめっこ」で京都へ🚊

2024年11月20日 20時17分08秒 | Weblog

今日は枚方市の図書館で連絡会議があったので、映画鑑賞(観たい映画)は無理!と判断。 「おけいはん」で三条に到着。 
お昼が未だだったのに気づき?軽く昼食を済ませ、京都御苑に向かいました。 

 

 

 

 

御苑はInstagramでフォローしているので、紅葉の写真があったことを思い出しての行動です。 
私のお気に入り「真如堂」の紅葉は未だ早いかな?との予想と時間の都合で次の機会にと思いとどまりました(‘◇’)ゞ 

大体は今出川通りから寺町通に入って御苑に入るのですが、三条で降りたので丸太町通りに向かって歩き出しました。 
帰りは「神宮丸太町」から電車に乗ることに・・・ 駆け足の京散歩でした👣🩰👣 

 

 

 紅葉を楽しむには少々早かったようで、残念でした(´・ω・`)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画鑑賞、散歩、寄り道の合間の読書📚⌛🎦👣⌛ 

2024年11月18日 14時39分39秒 | 読書

『獣たちの墓』原題:A Walk Among the Tombstones(墓石の間の散歩) ローレンス・ブロック著 田口 俊樹訳 シリーズ-10作目

 

レバノン系の麻薬ディーラー・キーナンの妻フランシーンが誘拐され、大金を支払ったにも係わらず妻はバラバラ死体となってキーナンの元に・・・ キーナンからの依頼でマットの調査が始まります。 今回はTJ(黒人の少年)と彼の紹介で出会ったコングズという兄弟(ハッカー)が大活躍でした。 新しい調査方法の始まりと言ったところでしょうか。 事件については実に猟奇的なもので、正に獣たちの仕業でした。 
この誘拐だけにとどまらず後半にはロシア系の麻薬ディーラー・ユーリの娘が誘拐され大金を要求されたのです。 如何に生きたままの娘を取り戻すのか、その方法に思案に暮れるマット。 大金を集め廻る周囲の人びと。 
娘と大金の交換は「グリーン・ウッド墓地」、此処は獣たちが複数の女性の殺人を犯したあと死体を捨て去っていた場所。 無事、娘を救うことができ犯人とは別れることに・・・ この時点では犯人の行方は判っていませんが、あらゆる手掛かりをもとに隠れ家を突き止め犯人を追い詰め、キーナン、ピート(キーナンの兄)、TJとでユーリから取り上げた大金を取り戻していました。(キーナンから取り上げた大金も・・・) そして地下で見つけた犯人の一人であるアルバートの死体。 その死体のある地下室で、キーナンは犯人・レイ(レイモンド・ジョゼフ・ガランダー)に殺人ではなく(頭に弾丸を撃ち込まず)外科手術をしたと苦しそうにマットに話していました。 これで妻の仇を討つことになったのでしょう。 
すべてが癒やされたとは言えませんが、新しい一歩を踏み出すきっかけにはなったようです。 

このシリーズでは、マットと古い知人で高級娼婦のエレインとの関係にもかなりの変化が訪れます。

今になって気付きましたがこのシリーズって「死」という文字が付き纏います。 仕方ありません、探偵ものに殺人は付き物ですか!?

 

9月に読んだ「死者との誓い」(シリーズ-11作目)が、このシリーズに最初から挑戦?してみようとのキッカケになった1冊でした。 
古本屋さんで目についた本の題名に釣られて手にしたものでした📚 結果ここまで辿り着いたという訳です📖 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~映画🎬と音楽🎼の素敵な関係~ つづいてますよぉ~⤴

2024年11月15日 15時58分27秒 | 映画鑑賞

忘れないうちにと思って(∀`*ゞ) 11月に入って観た映画の中からご紹介します(^^♪

『アイミタガイ』:2024年制作・2024年11月12日鑑賞・MOVIX尼崎にて 

 

♪ Aura Lee(Love Me Tender) ♪ ☆ ♪ 夜明けのマイウェイ ♪

 

『リトル・ダンサー』:2000年制作・2024年11月13日鑑賞・テアトル梅田にて 

 ヤッパリ!映画と音楽は素敵な関係です (⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

♪ 白鳥の湖 ♪ ☆ ♪ I Love to Boogie ♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画鑑賞のまえ・あとで ~ 4 ~

2024年11月14日 17時51分09秒 | あちこち散歩

映画鑑賞を終え、クリスマスツリーの点灯準備も確認できたのでうめきたエリアに移動。 

 

 

未完成の場所はまだ残っていますが、憩いの場所に変わりつつあります。

 

帰りは地下にある大阪駅から新大阪経由で帰ることにして・・・チョットした旅気分を味わいながら(^。^)y-.。o○ 

 

 

 

JR野江までの短い、短~~~い旅ですけど(^_-)-☆

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画鑑賞のまえ・あとで ~ 3 ~

2024年11月14日 17時28分52秒 | あちこち散歩

滝見小路の散歩の次は小さな森の散歩🍃🍁🍂

 

 

 

 

 

梅田スカイビルとウェスティンホテル大阪に囲まれてる感じかな? 時間を忘れます。 お蔭で開演時間をウッカリ逃すところでした(^_-)-☆

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画鑑賞のまえ・あとで ~ 2 ~

2024年11月14日 17時13分33秒 | あちこち散歩

映画鑑賞までには時間があったので先ずは滝見小路の散歩から、始まり、始まりぃ~~~(⋈◍>◡<◍)。✧

 

  

 

 どのお店もまだOPEN前で人も居なくて、良かったぁ~!(^^)!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする