三神合祭殿 / Nikon COOLPIX P5100
三神合祭殿・正面 / Nikon COOLPIX P5100
狛犬 / Nikon COOLPIX P5100
大木、古の記憶 / Nikon COOLPIX P5100
貫くもの / Nikon COOLPIX P5100
幻影 / Nikon COOLPIX P5100
時代を超えてつながる足跡 / Nikon COOLPIX P5100
お盆休みも最終日。
羽黒山にある出羽三山神社を訪れました。
快晴のこの日、暑さはそれなりに厳しいものの、
一歩境内に足を踏み入れるとやはり空気が違いました。
暑い寒いの感覚など所詮私の戯言、神聖な空気に圧倒されます。
今年は十二年に一度巡り来る幸運の年であるそうです。
そのため、今年は参拝客も数多く訪れる事と思います。
◆
人々が手を合わせるという事は、非常に素晴らしい事だとつくづく感じます。
神殿へと続く険しい参道を、
個々人の確かな目的を持って一歩一歩足を進め、
そして山頂の神殿にて手を合わせる・・・。
この参道に刻まれてきた、遥か昔より続く人々の足跡に自身の足を重ね、
大木の存在感に共鳴する様な古の空気をひしひしと感じ、
太古より続く時間の中に、今こうして自身も身をゆだねている事を実感しながら、
この出羽三山神社にて、充実した時を過ごさせて頂きました。
そして、神殿を始めとする日本の建築美や、
境内の空間美、空間の創造力を強く体感させられました。
待機整う / Nikon COOLPIX P5100
何を想う / Nikon COOLPIX P5100
適材適所 / Nikon COOLPIX P5100
お盆休み、地元でも夏祭りが盛んに行われています。
しかしながら、掲載画像は夏祭りとは関係のない海辺の「テトラポッド」です。
この形、素晴らしいです!
ネットで調べてみると、日本国内に多いのは「四脚ブロック」のタイプだそうで、
画像にもありますが、放射状に4本の脚が伸びた形のコンクリートで作られた
ものとの事であります。
尚、「テトラポッド」の名前の由来は「4本足」を意味するギリシャ語が語源だそうです。
詳細は「Wikipedia」ご参照下さい。
静寂 / Nikon COOLPIX P5100
お盆休みでありますが、今日は朝から雨模様となっています。
自宅の窓を閉め切っていても大変涼しく、昨日の暑さがまるで嘘のようです。
今日の掲載画像は昨日立ち寄った工場地帯の、
その外れにある生産活動を終えた工場の姿です。
聞こえてくるのは、暑い日射しの中にそっと吹き抜ける風の音と、
遠くから響いてくる工場を行き交うトラックの音。
そんなこの場所には、哀愁を感じさせる静けさが漂っていました。
対照的に輝きを放っているものは、
夏の太陽を受けながらキラキラと揺れている、一面に生い茂る草々の姿でありました。
掲載画像をクリックすると、静寂の空間を大画面でご覧頂けます。
土門拳記念館 中庭にて / Nikon COOLPIX P5100
この日、世界の第一線でご活躍されている写真家、
相原正明さんとご一緒させて頂きました。
現在、土門拳記念館では『三人三様』展が開催されています。
その作品1つ1つをじっくりと堪能すると共に、
ワールドワイドのフォトグラファーである相原さんのお話も伺いながらでありますから、
私にとってはこの上ない喜びと共に、大変貴重な経験となりました。
◆
酒田市には土門拳記念館はもちろんの事、
伝統を受け継ぐ企業や、歴史のある建造物・公園などが数多くあります。
最近では、映画『おくりびと』のロケ地としても有名な場所となっています。
そこで、世界的にも有名な企業であります『酒田米菓』の皆さまから、
このロケ地をご案内頂ける事になりました。
ロケ地 NKエージェント(酒田市 旧割烹小幡)
パンフレットを見ると、「まずは大悟になって港座で初仕事!」とあります。
私もこの世に誕生し、親から頂いた名前が「大悟」であり、
本木雅弘さん演じる主人公と同名である事から、なんだか不思議な気分にもなります。
この日(8月7日)はちょうど父親の命日であり、
映画内容からみても、主人公の名前からみても、
そして、このような形で皆さまよりご案内頂けたという事もあり、
なんだかお導きされた様な気がして、心の中では深く感動している自分がいました。
NKエージェント建物外観と相原正明さん
館内には、映画そのままの世界が展覧されており、
その雰囲気に身近なものを感じました。
理由は、私の地元の家々でも下の画像の様な雰囲気の部屋をよく目にするからです。
我が家も、茶の間や座敷はこのような雰囲気であります。
映画そのままの世界 / Nikon COOLPIX P5100
各階へ通じる急な階段を通り、各部屋にてその世界を堪能します。
建物の外観同様、館内の雰囲気も非常に印象的でありました。
急な階段(上)/館内の随所に感じる趣(下)
日々日常の中で、1日1日は貴重でありますが、
この日の出来事も大変貴重な経験となり、精神の財産となりました。
相原さんには心から感謝すると共に、
土門拳記念館の皆さま、酒田米菓の皆さま、菱重エステートの皆さま、
カメラのトラヤ石垣さまにも厚く御礼申し上げます。
◆
9月6日(日)10時より、土門拳記念館にて相原正明さんの講演がございます。
大変充実した内容の講演となるようですので、ぜひ足を運んで頂ければ幸いです。
先着80名との事ですので、お申し込みは土門拳記念館へお電話にてお願い致します。
※ 土門拳記念館:TEL/FAX (0234)31-0028 開館時間9:00~16:30
扉からの光 / Nikon COOLPIX P5100
地上見物 / Nikon COOLPIX P5100
ここは秋田市にあるセリオンです。
・・・確か中学生の頃の修学旅行だったと思います。
東京タワーから見下ろす光景に色々と想いを馳せた記憶が甦ります。
地上に見える人々は豆粒ほどの大きさしかなく、
人間の存在感というものを極めて客観的に捉える事の出来た、
自身にとって初めての瞬間だったような気がします。
今、こうして地上を眺めている少女。
何を考え何を思って、広がる地上の光景を見ているのでしょうか。
そんな子供たちの瞳はキラキラと輝いて見えました。