雪の子 / Planar T* 1,4/50 FUJICHROME PROVIA 100F
スノーソファー / Planar T* 1,4/50 FUJICHROME PROVIA 100F
大雪の今年、自宅裏の田んぼや畑は全て雪に閉ざされ、
子供達にとって、それは広大な雪原へと変わり、遊び場となっています。
この積雪のため、背の高い物干し台も子供達の遊具に早変わり。
雪とたわむれ、雪を体一杯に感じながら、
思い思いに遊ぶその姿がとても印象的でした。
雪の子 / Planar T* 1,4/50 FUJICHROME PROVIA 100F
スノーソファー / Planar T* 1,4/50 FUJICHROME PROVIA 100F
大雪の今年、自宅裏の田んぼや畑は全て雪に閉ざされ、
子供達にとって、それは広大な雪原へと変わり、遊び場となっています。
この積雪のため、背の高い物干し台も子供達の遊具に早変わり。
雪とたわむれ、雪を体一杯に感じながら、
思い思いに遊ぶその姿がとても印象的でした。
悠久の流れ / Distagon T* 2,8/21 FUJICHROME PROVIA 100F
先日お借りして来たCONTAX RTSⅡを手に、寒風吹き荒れる近所の海辺へ。
迫り来る波風を全身で受けながらの撮影となりました。
荒れ狂う様相の中、それでも尚、極めて繊細な姿を見せる海の光景は、
何度見ても新しい発見があり、そして、新鮮な気持ちが湧いて来るような気がしました。
一本松ゆれる / FUJICHROME PROVIA 100F
いつもの海辺へと続く道、その道端から見える一本松。
ゆっくりとした雲の流れと共に、辺りはゆっくりと暗闇に包まれて行きます。
この日の海風は大変穏やかでしたが、やはりここは冬の海。
時折強い風も吹き付け、独特の存在感を放つその一本松を揺らしていました。
そんな風の流れを感じ、今日も一日、無事に過ごす事が出来ました。
氷柱 / Nikon COOLPIX P5100
ふと、窓の外に目をやると、暖簾の如く垂れ下がる氷柱(つらら)が視界に入ります。
近年稀に見るほどの大きさに成長していました。
子供の頃、大きな氷柱というものは大変貴重で(?)、
友達の前に、それこそデカいものなんぞ持って行こうものなら、
かなり羨ましがられ、本人も優越感に浸ったものです(笑)。
(時には速攻で叩き折られたりもしました・・・。)
先日、才の神行事の「餅もらい」にて、
餅やお菓子を頂くために地元の子供達と各家々を回った訳ですが、
この降雪と寒さの影響により、やはり、各家々至る所に大きな氷柱があるのです。
その1本を根元から折って子供達に渡すと大いに喜び、
剣に見立てたり、宝石に見立てたり、それぞれ思い思いに遊ぶ姿がありました。
その姿から、自身の子供時代の記憶がより鮮明に蘇るようで、
なんだか見ていて面白く感じられました。
あの頃体感した氷柱の冷たさは、
今、その感触が時と共に暖かくなって、心に浸透していく様に感じられました。
CONTAX RTSⅡ / Carl Zeiss Planar T* 1,4/50
いつも大変お世話になっている方からお借りしてきたCONTAX。
ファインダーを覗き、手動で焦点を合わせるその操作感、
フィルムを巻き上げ、シャッターを切るその感触と応答性、
そして、そのさり気ない大きさと形・・・、申し分ありません。
何十年も前のカメラでありながら、
今でも現役で十二分にその持ち味を発揮出来るタフな魅力、
シンプルが故の使いやすさ、心地良さ。
カメラボディに付いた傷や凹みが、さらに深い味わいを醸し出します。
それは、酷使しながらも大切に扱われてきた結晶です。
このお借りしてきたカメラに見習い、
刻まれる傷や凹みと共に輝きを増していける、そんな人間でありたいです。
暮れゆく海辺 / FUJICHROME PROVIA 100F
雪が降る、暮れゆく海辺。
断崖絶壁に砕け散る大波、一方、人知れず繰り返し浜辺に寄せるさざ波。
海に佇む岩も、波によってその姿を隠したり現したりと、
ただただ流れ行くままに身を置いている姿がとても印象的でした。
厳しい寒さの中にあって、淡々と繰り広げられる自然の姿に深く感動しました。
松林に消える波音 / Nikon COOLPIX P5100
海岸線一帯に広がる防風林。
その松林の中を静かに歩いてみると、
冬の日本海特有のうなるような海の響きが、
木々の中へ静かに消えて行く事に気付きます。
今日もその松林を抜け、うなる海へと足を運びました。
冬の日本海の息吹、その美しさに心惹かれました。
点火直後 / Nikon COOLPIX P5100
皆で見守る / Nikon COOLPIX P5100
神様の炎 / Nikon COOLPIX P5100
今日は才の神行事の「小屋焼き」。
皆で才の神様に手を合わせ、無病息災や地域の発展、豊作などを祈願し、
1月8日に建てた藁(わら)小屋を焼きます。
同時に、各家々で旧年中にお供えをしていた御札や正月の飾りなども、
この藁小屋の中に納め、共に焼かれます。
今朝は雪も止み、風もそれほど強くなく、好条件で小屋焼きが出来ました。
点火直後、寒空に高く煙が吹き上がり、
次第に赤々とした炎が勢いを増し、小屋全体に行き渡ります。
その炎に皆で近寄り、寒さ厳しい中で暖をとる姿も、
伝統行事と共に受け継がれる、変わらない人々の営みのように見えました。
小屋焼き終了後、こちらでは「餅もらい」といって、
子供達が各家々を回って餅やお菓子をもらいます。
餅はお雑煮にし、お菓子もおいしく頂きながら、
無事、2011年の才の神行事を終える事が出来ました。
UNESCO New year Worldfesta 2011
鎌田勉写真展 同時開催
いつも大変お世話になっている写真家・鎌田勉さんの写真展のご案内です。
秋田県秋田市千秋明徳町にあります「ジョイナス」において、
ユネスコ・ニューイヤー・ワールドフェスタ2011が開催されます。
テーマは、『世界のリズムで平和の文化を』。
アジア音楽を中心に、そのリズムを通して文化の多様性を体感し、
平和の文化を紡ごうするフェスタとなっており、
それと併せ、アジアの文化や人々を撮影してきた鎌田さんの写真作品が展示されます。
鎌田さんは2007年、「土門拳文化賞・奨励賞」を受賞され、
秋田市を拠点に、チベット・インド・東南アジアなど、
主に仏教文化を背景とした地域を旅し、取材活動をされている写真家です。
◆
これまで開催されてきた鎌田さんの写真展を拝見し、感じる事は、
人と人とのつながりの大切さや、本当の豊かさとは何なのかというメッセージが、
ダイレクトに「心」に飛び込んで来る印象を受ける事です。
以前、NHK秋田放送局ふれあいギャラリーで開催された写真展『瞳(まなざし)』でも、
現地の人々のその 『瞳』 を通して、より強いメッセージが自身の心に
飛び込んで来た印象は忘れられません。
今回の写真展では約20点ほど展示される予定で、
モノクロ写真も併せて展覧され、大変素晴らしい内容となっております。
開催場所および日程詳細を下記に示しておりますので、
秋田市方面へお出かけの際は、ぜひお立ち寄り頂きたくご案内申し上げます。
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・期日 2011年1月16日(日)
・時間 13:30 ~ 16:00
・場所 ジョイナス 2F 多目的ホール
(秋田市千秋明徳町2-52 / ? 018-837-1171)
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雪夜空 / Nikon COOLPIX P5100
空の向こう、真っ暗闇の中から現れるたくさんの雪。
深々と降り続ける中、夜空を見上げてシャッターを切りました。
闇の静けさをも運んでくる様な、そんな雪の姿が印象的でした。
才の神行事 ・ 小屋建てを終えた子供達 / Nikon COOLPIX P5100
小正月行事として毎年行われている「才の神」が始まりました。
皆の無病息災、地域の発展や豊作、そして、子孫繁栄などを祈願する行事です。
1月16日の「小屋焼き」に備え、
地元の各家々から集めてきた杭や藁(わら)を組んで、その「小屋」を建てます。
子供達を先頭に、地元方々のご協力のもと、
掲載写真にあるような立派な藁小屋が出来ました。
現在50代前後の方々の話によると、その方々が子供の頃は子供達の数も多く、
小屋自体も、中で子供達が遊べる程の大きな小屋を建てていたそうで、
また、隣の地区とその大きさを競っていたと聞きます。
しかし、今では子供達の数は少なく、
それに比例するかのような小屋の大きさとなっているようです。
失われるものがある一方、
今年も無事、伝統ある才の神行事を迎えられた事への喜びや、
子供達の「凛」とした表情から伺える優しさや逞しさは、
何よりもかけがえのないものとなって感じ得る事が出来たように思います。
そうして感じ得たものを淡々と蓄積しながら、今年も歩んで行きたいと思います。
雪国のわらしっこ / FUJICHROME TREBI 100C
寒い日が続いています。
外は吹雪、まさに雪国の「冬」です。
今日は七草という事で、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、
すずな、すずしろ・・・、と完璧ではないものの、
七種類の野菜が入ったお雑煮をおいしく頂きました。
香ばしく、そして、体の芯から温まるお雑煮でありました。
寒さが厳しい程に、様々な温もりを実感する今日この頃です。
池田修三版画展 / にかほ市象潟郷土資料館
地元にかほ市にある郷土資料館へと足を運びました。
「鳥海山 信仰と文化のかたち」と題して、
鳥海山に対するその裾野に住まう人々の思想、自然と共にある生活の営み、
農業と漁業とが栄えてきた歴史、伝統芸能の数々等を勉強してきました。
また、同時に開催されていた展覧会「夢とあこがれ」も拝見させて頂きました。
こちらは、同資料館に所蔵されている象潟町出身の版画家、
池田修三さんの作品群であり、今回は「夢見る子どもたちとふるさとへの憧景」
という事で、色鮮やかに子どもたちを描いた作品展となっていました。
◆
2004年12月にご逝去された池田さんの作品は、
私が幼い頃から地元の広報やポスターなどでよく目にしていた事を記憶しています。
今振り返って自身における子供時代の心模様を思い返してみると、
池田さんの作品の子どもたちの「瞳」に、何か不思議なものを感じていたように思い、
また、少し怖いという気持ちもあったように思います。
池田さんの作品の中に生きる子どもたちを拝見すると、その表情、その瞳から、
何か世に対する想いや願いといったものを感じ、
更に、瞳の奥底には悲しみのようなものが存在している様でなりませんでした。
しかし、子どもたちの表情は実に純粋であり、
また、子どもたちを包み込む様に描かれている背景の色や花なども併せ、
作品には品格があり、優しさが満ち溢れていました。
作品の中に生きる子どもたちの瞳は、池田さんご自身の人生で蓄積されてきた、
その想いを表す「瞳」でもあるように感じられました。
◆
私が子供の頃に感じた「怖い」という気持ちは、今感じる事が出来るその「悲しみ」の
部分に反応した結果ではないかと自分なりに考えてしまいます。
今回、郷土資料館で感じた事は、あくまでも私個人のつたない感想でありますので、
何卒ご容赦頂きたいと存じますが、
郷土について勉強が出来た事(全然勉強不足です・・・)、
また、郷土を想う池田さんの素晴らしい作品群も拝見出来た事は、
大変ありがたい事であり、そして、充実したひとときを過ごさせて頂きました。
こちらの展覧会は5月22日まで開催されているとの事ですので、
今後も何度か足を運んでみようと思います。
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見物客の賑わい / Nikon COOLPIX P5100
初売りという事もあり、今日は数多くの方々で賑わっていたショッピングモール。
その中で開催されていた仮面ライダーショーにも、多くの見物客の姿がありました。
中でも、やはり子供達の目はキラキラしています。
悪役登場の際には泣いてしまう子もいましたが、
子供達の甲高い声が、会場一杯に響き渡っていたのが印象的でした。
今日は、元日と二日とは打って変わって雪の降る一日。
このお正月の三箇日、無事に過ごす事が出来て良かったです。
2011年元日の海辺 / Nikon COOLPIX P5100
新年、明けましておめでとうございます。
今日は朝から大変気持ちの良い空模様となりました。
近所の海は比較的強い風と共に波も高く、また、所々に波の花も見られ、
穏やかな天候ではあるものの、やはり冬の日本海の様相でありました。
地元では恒例のお正月行事である御宝頭巡行が行われ、
今年一年の無事を祈念し、各家々を御獅子様が回りました。
2011年、本年もどうぞよろしくお願い致します。