![師走の候Ⅰ 師走の候Ⅰ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/0d/0401e78624fc7285ab67f5d448281acf.jpg)
Nikon 1 J1 / 1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6
![師走の候Ⅱ 師走の候Ⅱ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/53/56a75f27df0e5d68ba7d899c104d8dc7.jpg)
Nikon 1 J1 / 1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6
忘年会シーズンを迎え、一昨日は写真家さんや画家さん方々と未明まで飲み明かしました。仕事の事からプライベートに至るまで、今年を振り返りながら酌をした束の間のひとときでした。また、御歳70代後半を迎える写真家さんのご自宅にも久々に伺いました。35mmモノクロフィルムメインの氏のスナップショットは、風土や人間味の「匂い」までもが溢れてくるようで、捉える一瞬はまさに芸術的でストレート。作品を拝見する度にいつも「ドキッ」としてしまいます。そんな日々を過ごした師走も残すところ10日あまり。巷では年末年始の雰囲気が色濃くなってきました。
振り返ってみると、今年は例年以上に撮影に専念できた年でした。1月、富士フイルムフォトサロン仙台で開催した写真展も新たな活力となり、更に自身のテーマを追求する原動力になりました。海辺はもちろん、山野や地域の人々をフィルムに収め続けてきましたが、いくら専念できたと言っても到底まだまだ撮り足りない、コミュニケーションが足りないというのが率直な感想です。それでも、また一つ新たな可能性を自分自身の中に発掘できたように思い、浅はかさを痛感しながらも追求するテーマの土台を一段高められたと考えています。僅かな一段ではありますが、写真に深さと力を与える大きな一段でもあります。
自分の身の回りから地域や国も含めて思い巡らすこと色々ですが、まずは快く年末年始を迎えるためにも体調管理だけは十分気を付けたいと思います。皆さまもどうぞご自愛下さい。