齋藤大悟 : Daigo Saito

http://blog.goo.ne.jp/sd5-photograph

あがりこスタジアム・春の息吹

2015年03月24日 | 山の麓

 NikonF6   Carl Zeiss PlanarT*1,4/50   RVP50

 

 2月中旬、今年3度目となるスノートレッキングに出かけました。地元の観光ガイドである I さんからお誘いを受け、同じくガイドを務める T さんもご一緒に、雪の中島台・獅子ヶ鼻湿原を堪能して参りました。足元には白銀の世界、見上げれば澄みきった青空が眩しく、そのコントラストや森の静かな営みに魅せられながらのひとときとなりました。
 森を抜けると広大な雪原が現れました。この森のシンボルである「あがりこ大王」の名にあやかって、「あがりこスタジアム」と名付けたのはガイドの T さん。白銀の鳥海山頂がまるでバックスクリーンの如く、まさにあがりこスタジアムと呼ぶに相応しい広大な雪原でした。掲載写真はその雪原から鳥海山を眺めたものです。丸一日、ここで時間を費やしても構わないと思わせるほどの素晴らしさがありました。およそ5時間のスノートレッキングは、天候にも恵まれ、そして春の息吹を感じさせてくれる充実したものとなりました。 I さん、 T さん、どうもありがとうございました。

 

★富士フイルムフォトサロン 企画展 「写真家たちの新しい物語」

 齋藤大悟写真展 「海辺の輪郭」

・東京展(フジフイルムスクエア ミニギャラリー)
 2015年5月29日(金)-6月11日(木)

・仙台展(富士フイルムフォトサロン仙台)
 2015年8月6日(木)-8月25日(火) 

 

 

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春の穏やかな日に

2015年03月17日 | 山の麓

 

 地元小学校の卒業式に出席。春の穏やかな時の流れが、幼かった子供たちの姿を昨日のことのように思い起こさせてくれます。「一生懸命な姿は感動を呼ぶ。」・・・お祝いのメッセージで先生が述べられた言葉です。何か全てがこの言葉に集約されているような気がしました。教室の窓辺にある花も今日は一段と輝いて見えました。

 

 

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齋藤大悟写真展 「海辺の輪郭」

2015年03月04日 | イベント

 

 

 

 写真展のお知らせです。2015年5月29日(金)から6月11日(木)までの日程で、富士フイルムフォトサロン東京にて、写真展「海辺の輪郭」を開催させて頂くことになりました。また、8月には巡回展という形で、富士フイルムフォトサロン仙台でも開催させて頂くことになっております。作品は全て35mm判リバーサルフィルムで撮影したものです。この機会、皆様よりご高覧頂きたくご案内申し上げます。尚、詳しい内容につきましては、後日、DMやブログ等でご案内させて頂きますのでよろしくお願い申し上げます。


・開催趣旨
 約10年に渡って海辺を撮り続けて来ました。場所は「象潟(きさかた)」。秋田県の沿岸南部に位置し、鳥海山と日本海に囲まれた私のふるさとの地です。写真を始めてからというもの、不思議と、見慣れたはずの風景がどんどん新しくなっていきました。特に魅了された海辺には、足を運ぶたびに新たな発見があり、深い感動がありました。目には見えない大自然の鼓動が、私自身の心の奥底に大きな影響を与えたのかも知れません。そして、いつの頃からか、人間にとって「確かな情報」ともいうべき大切なものが、自然の中にこそ示されているのでないかと考えるようになって行きます。日々、膨大な情報があふれる現代社会にあって、強く気付かされる思いでした。
 今回展示させて頂くのは、その確かな情報をフィルムに収めたい一心で撮影してきた作品です。「人間の本質に迫る写真表現」の追求をライフワークに、人の心の奥底に訴えかける表現とは何かを考え、求めているからこその思いです。それは、撮影の原動力であり、精神の支えでもあります。求めるものの輪郭がかすかに見えてきたように感じる今日この頃。今回の写真展、何かその一端でも感じて頂ければありがたい次第です。

 

・富士フイルムフォトサロン東京
http://fujifilmsquare.jp/


・富士フイルムフォトサロン仙台
http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/sendai/

 

 

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