ファンタジー Fantasy
やしま丸 Yashima Maru
気仙沼大島大橋からの眺め。機会があればぜひ乗船してみたい。
The view from Kesennuma Oshima bridge. When I have a chace, I would like to go on the cruise ships.
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やしま丸 Yashima Maru
気仙沼大島大橋からの眺め。機会があればぜひ乗船してみたい。
The view from Kesennuma Oshima bridge. When I have a chace, I would like to go on the cruise ships.
防潮堤と気仙沼湾横断橋
今日はリアス・アーク美術館を訪れ、会期最終日のN.E.blood 21 vol.86 金子朋樹展、vol.87 小野寺裕展を鑑賞。金子さんの作品が秘める圧倒的な湿度感、小野寺さんの作品が包むあらゆるものが調和した世界に、大きな感銘を受けた。お二人とも在廊されていて、作品解説のほか、モチーフに対するお気持ちなどもお話してくださった。貴重なお話に理解がより深まり、また一つ大きな学びとなった。改めて感謝申し上げたい。
今日の気仙沼市は時折小雨が降るどんよりとした天気。それでも、小田の浜海水浴場は多くの人でにぎわっていた。海沿いに車を走らせ、所々で写真を撮り、気仙沼の海風を存分に浴びてから帰路についた。
祈りの帆(セイル)
気仙沼湾横断橋
松の若木
小田の浜海水浴場にて
昨年につづき、気仙沼で震災の日を迎えた。元日に起こった大地震と津波のことも重なり、海を見ながら思うことが多かった。
昨日から気仙沼を訪れ、リアス・アーク美術館では「N.E.blood 21 vol.84 狩野宏明展、vol.85 只野彩佳展」を鑑賞。お二人の世界観に触れ、作品に込められた思いに感銘を受けた。つづいて常設展示を鑑賞。以前、”「事実」とは出来事ではなく、そのときの人間の感情であり、人生のつながり…”という言葉を「アレクシエーヴィチとの対話」という著書の中に見つけたことがある。東日本大震災の記録と津波の災害史を前に、その言葉が頭から離れなかった。
今回は太平洋の波のリズムを目の前で感じることができた。象潟の波はとめどなく寄せては返すイメージだが、小田の浜海水浴場で見たものは穏やかであっても波が一つで完結していて、例えるなら夜空に10号玉(大曲の花火)が一発一発打ち上がるイメージ。リズムは大きく重く、波の砕ける音は重低音のように体に響いた。
震災の日を気仙沼で迎えました。地元にいては思い至らなかったことまで感じるものがあり、追悼すると共に、人の在り方、自身の在り方を問われる思いがしました。
リアス・アーク美術館には多くの人が訪れ、N.E.blood 21展をご覧になった方々からは貴重なお話やご感想をいただくことができました。どうもありがとうございました。