齋藤大悟写真展「海辺にゆれる軌跡」 DMより (クリックで拡大)
写真展のご案内です。
2012年10月5日(金)から10月30日(火)までの約1カ月間の日程で、
写真展「海辺にゆれる軌跡」を開催致します。
場所は、秋田県仙北市角館町にあります「ギャラリー&カフェ ぷかぷ館」。
第一線でご活躍されている写真家・小松ひとみさんと、
館長の小松優美子さんが運営するギャラリー&カフェとなっております。
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テーマである「人間の本質に迫る写真表現」の追求は、
私のライフワークであり、写真を撮る原動力そのものです。
カメラを手にするようになってからというもの、
身近にある自然の姿に、日々、気付かされ続けてきました。
特に、近所に広がる日本海の姿に感動し、
海辺に行くたびに新たな発見があり、思い知らされ続けてきました。
様々な情報が氾濫する現代社会ですが、
日々、感動したり思い知らされたりしているうちに、
人間にとって「確かな情報」とは、
自然の中にこそ秘められているのではと考えるようになりました。
人間の生き方の規範が自然の中に示されていると思うのです。
その確かな情報の手掛かりを末端に求め、
海辺に残された様々な「軌跡」を辿りました。
砂浜に残る波の跡、水面にゆれる光跡、足元に刻む風紋・・・。
そして、自然の息吹やその凄みは、
感動した自らの心に「軌跡」となって残り続けています。
それら1つ1つの軌跡を辿り続け、その繰り返しの蓄積を経て、
「確かな情報」をフィルムに収めたい、自然の凄みの根源に迫りたい、
そして、自らの在り方を見出して行きたいという希望があるのです。
自然を前にしての「感動」とは、太古から変わらぬ
人間の普遍的な心の表れであり、敬意の表れであると考えています。
今回の写真展、何かその一端でも感じて頂ければありがたい次第です。
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尚、展示作品は全てリバーサルフィルムで撮影したものであり、
プリントも全て手焼きによる銀塩プリントとなっております。
35mm判をメインに、645判も交えて約30点余りを発表致します。
自分自身、まだまだ未熟である事は重々承知しておりますが、
この機会、秋田・角館方面においでの際は、
ぜひ、お立ち寄り頂きご高覧賜りたく、ご案内申し上げます。
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■ 会期 2012年10月5日(金) ~ 11月13日(火) 会期延長!
■ 時間 10:00 ~ 17:00 (水曜日・木曜日休館)
■ 場所 ギャラリー&カフェ ぷかぷ館 (入場無料)
■ Web 小松ひとみのフォトワールド http://www.hitomi-k.com/
ギャラリー&カフェ ぷかぷ館 http://pukapu.hitomi-k.com/