FUJIFILM X-E3 XF23mmF2 R WR
片道およそ4時間かけて歩を進める
風雪を避け、立木のそばで束の間の休憩
鳥海山の北麓に位置するブナの森、にかほ市の中島台へ行ってきました。ここはスノートレッキングのスポットとして、アウトドア専門誌にも紹介されたことがあり、好きな人には、本当に素晴らしい自然の営みを垣間見せてくれる場所の一つです。友人と共に雪深き中島台を堪能してきました。
ブナの森の中へ
昼食休憩 友人こだわりの一品
深々と雪が降る、静寂のブナの森
まさに、雪が覆いかぶさるかのような雰囲気
お互い、中学時代からの付き合い
ブナの森は静寂に包まれ、どこに目を向けても白銀世界。普段は目にすることの出来ない光景に心惹かれる思いでした。木々には雪が覆いかぶさり、その枝ぶりの繊細さが一層引き立って見えました。同じように見える光景の中にも、木々それぞれに個性が感じられ、風雪に耐えるかのような、または、雪と戯れるかのような、そして、春をじっと待つかのような、そんな姿を彷彿とさせる瞬間すらありました。楽しみにしていた昼食休憩では、友人こだわりの一品を頂きました。温かいお茶やコーヒーをお供に、心まで「ぬぐだまる」ことが出来ました。改めて、自然の厳しさと共に、その美しさを感じ取れたスノートレッキングとなりました。尚、森の中の積雪は185cmでした。
秋田銀塩写真展の季節がやって参りました。写真印画紙表現にこだわる愛好家によって企画された本展覧会は、今年で12回目を数えます。昨今、多くの写真がデータのままに保存され、その鑑賞は、PCを始めとする媒体を通して行われることが多くなっておりますが、プリントすることによって得られる喜びや楽しみは、写真ならではの素晴らしさだと感じております。作品の仕上げは、写真の平面性が美しく保たれるアルパネ加工で、サイズはおよそ60cm×75cm。毎年多くの力作が一同に展覧され、その光景はまさに圧巻の一言です。展覧会後は、例えばご自宅の玄関やプライベートルームに飾ることで、インスタ映えならぬ、「リアル映え」すること間違いなしかと思います!初心者からベテランまで、どなた様でもお気軽に参加できますので、出展ご希望の方は下記事務局までご連絡下さいます様お願い申し上げます。尚、展覧会は秋田アトリオンにて、3月9日(月)から21日(水・祝)まで開催されますのでよろしくお願い申し上げます。
お問い合わせ : 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社「あきた銀塩主義の会」TEL018-883-1210
点火直後、勢いよく燃え上がる藁小屋
充満する煙
焼けた杭を持ち帰って厄除けとする風習がある
杭を使って中に空気を送り満遍なく燃やす 火の勢いは収まっても熱い!
伝統行事「才の神」の小屋焼きが行われました。7日の小屋建て以降は冷え込みが厳しかったため、藁は雨に濡れることなく点火直後から勢いよく燃え出しました。噴き出す煙は黄色を帯びた独特の色で、その匂いも含めてまさに「伝統」です。今年もこの地区の安全と繁栄を祈願し、無事に滞りなく終えることが出来ました。尚、午後には春祈祷、そして、子供たちによる「餅もらい」が行われました。