NikonF6 Carl Zeiss PlanarT*1,4/50 RDPⅢ
先日、秋田県由利本荘市にある「八塩山」に行って参りました。標高は713m。およそ1時間で登ることができ、ファミリーハイキングのスポットとしても知られているようです。今回は初めての八塩山ということで、いつもアウトドアでお世話になっているYさんからご案内を頂きました。この山には数えきれないほど足を運ばれているスペシャリストでもあります。
さて、ルートは「鳥居長根コース」を登って、「風ぴらコース」を下山するという行程で、鳥居長根コースは比較的急登であるため思う存分山登りを体感できるものであり、風ぴらコースはその名前のとおり吹き抜ける風が気持ち良く、鳥海山を一望できるスポットもあり、「ブナ巨大コブ」という見所もありました。また、山頂付近一帯はブナ林となっていて、今回はこのブナ林の中で多くの時間を過ごして参りました。天気は快晴であり、新緑や足元の草花は眩しいほどに輝いて見えました。こうした「里山」には、自然の育みを肌身で感じられる雰囲気があり、不思議と安心感や親近感を覚えます。自然の営みと共に、暮らしとの関係性も感じられるからなのかも知れません。今月上旬に訪れた男鹿三山もそうでした。標高のある山と同様、里山も、その奥深さは計り知れないものだとつくづく実感する思いでした。自分の住む周辺の、その世界の大きさに気付かされる思いです。改めまして、Yさん、この度はどうもありがとうございました。