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ダダのミシン屋日記『ジャノメミシン米沢店です』

ジャノメミシン米沢店の店長のブログです。
https://janome-yonezawa.jimdo.com

多分世界一不味いラーメン

2006年02月11日 02時46分29秒 | せしお食堂
もう十年くらい前の話になりますが、地元ラーメンの食べ歩きに凝ったことがありました。

初めて入る店はやっぱり緊張するのです。

不味かったらラーメン代がもったいない・・・


いつも通る道沿いに、新しいラーメン屋が出来たのに気付き、やっぱり緊張しながらそのラーメン屋の暖簾をくぐった・・・



入った瞬間「失敗した!ここは不味いぞ。」って思った。

まず駄目だと思ったのが、やったらメニューが多い。

ラーメンだけじゃなくうどんとそばもやってる。

地元じゃうどんもそばも丼物もってラーメン屋さんは多いけど、ここは何かが違う。

とにかくやったらメニューが多い。ゆで卵うどん、半熟うどん、テンカスうどん、わかめうどん・・・
どうみてもちょっとだけトッピング変えただけの、うどんメニュー、そばメニュー、ラーメンメニューが壁一面に麺の種類ごとに15種類以上並んでる。

失敗したなと思ったけど、暖簾くぐったら入らないわけにも行かない・・・
「奇跡的に美味いかも」と自分に言い聞かせてテーブルに座った。

座っちゃみたもののどんどん食欲が無くなる。

店内の配色センスがおかしい   みょーに緑っぽい・・・・

青系の色って食欲なくすんだよね。
食欲わくのは赤系の暖色。

だから吉野家とか外食のお店はオレンジとかの看板なんだよね。

テーブルも壁も薄い黄緑色・・・丸椅子はピカピカメッキの枠に目にしみこむような真っ青な座面、これは絶対失敗した。

店をやってるのは若いお母さん。

多分幼稚園児くらいの女の子二人が遊びも兼ねて手伝っている。

店に入ってお茶を運んできたのは幼稚園児の姉妹。

お茶入れたのもその子供。

「お母さんの手伝い、偉いねー」

って思ったんだけど、(お茶、出がらしじゃん!これなら白湯貰った方がまだ良い)

テレビ見ながら厨房横目で見てたら、その子供がネギ刻んでる。「お母さんの真似してるんだろうな
ぁ」とその時はまだ好意的に見てた。

待つ事数分、さすがにラーメンはお母さんが運んできたけど、丼まで緑色・・・
スープが真っ黒に見える。

そして刻みネギが・・・・まさかと思ったけど、見事につながった、さっき子供が刻んでたネギが丼に入ってる。

もうすっかり食欲無くなったんだけど、それでも箸をつけて見ました。




・・・・・「まずーーーーーいっっっ」

スープも麺も変、こくとか何にも無い、くたくたに煮込んでしまったインスタントラーメンの方が100倍美味い。

麺はスーパーで売ってる、半生で湯がけばすぐ食える麺だろう。

スープも一食分づつ小分けでスーパーで売ってるか、もしくは麺を買った人がタダで貰ってこれるような奴。

それ多分一食分どんぶりに入れないで、半分か3分の1いれてお湯入れて醤油で色付けた様なスープ。

うどんもそばもそうなのだろう。スーパーの売れ残り仕入れて、てきトーに作って出してるとしか思えない。


半分も食わずに代金だけしっかり525円取られて(外税かよっ!)


「ありがとうございました~またお越しください(^_^)/~」って


「二度といくかーっ!!!」

あまりのまずさも人感動させるんだろうな。

友達とかみさんにも勧めたもの、

「とにかくまずいから、だまされたと思って一回食べてみろ」って

すぐに店は閉めたみたいだけど、当然だよな。

「本当、まずかった。」
コメント (3)
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