糸調節が上手くいかないと修理依頼がありました。
メモリークラフト5100
ジャノメの23年前のコンピューターミシンです。
私がジャノメに入ったばかりの頃売ってた、直営支店向けモデルでは1番安いコンピューターミシン。
安いと言っても税別170000円でした。
調子悪いのは下糸のセットの仕方を間違えているだけじゃ無いだろうか?と思って伺いましたが、
下糸のセットは間違えていないし、張力も正常でしたが、上糸が効いていません。
上糸調節のダイヤルが0に成っている訳でも無し、ちゃんと「オート」に合わせて有るけど張力が無い。
糸調節器の動きが少し悪く成っていました。
ここの不具合はお客様宅ですぐに直りましたけど・・・
買ってから20数年、一度も分解掃除もしていないからとお預かりして整備しました。
他に不具合も無く、動きも軽かったので、表面の汚れ落としただけでお返ししても良いくらいですが(笑)
ちゃんとバラシて分解掃除しましたよ(笑)
そう言えば5100とマイナーチェンジモデルの5150は故障が少ないですね。
後継機種のシェーネ5250以降のモデルはヒューズ切れするけど、これはヒューズ切れも殆どしません。
念の為にバラシて注油しましたけど、更に動きが軽くなって音も静かに成りました。
操作ボタンが小さいのがちょっとだけ玉に瑕ですが、それ以外はとっても使いやすい良いミシンです。
5150の方が何となく好きだけど、やっぱり使いやすいしバラしやすいですね。
復活して欲しいミシン第1号です。
血管は外側が透明の二重なの?
そうそうです。
このモデル、レッスンお教室にあるかも?!パワーは無いですが、
そんなに高い?!(実売で17万ではないですよね?)
わたしのジャノメの職業用と同じくらいの値段です。昔は高かったのでしょうかね。
ジャノメミシンは、とても
安定した使いやすいミシンで、
高くなければ大好きです笑
無事に調整終わって、お客様も喜びますね♪
私のミシンも開けてみたくなる時があります。
いえいえ、開けたら最後、戻せなくなりそうなのでやりませんよ・・・(笑)
それでも辛いです( ̄▽ ̄;)
ステッチ数では5150だけど、5100の方が数字のキリが良い(笑)