片道6時間。
宿に着いたのは午後2時を回ってた。
宿は横浜の弘明寺に有る古い和風ビジネス旅館。
3時に宿を出て、地下鉄を横浜まで、横浜から東横線で都立学園前。
横浜駅構内の乗り換えも、都立学園前駅から会場までの移動も足の悪いヤット君には結構ハードな距離だった。
でも、私は一分でも早く会場に着きたい。
会場に着いたらすぐさま入って、良い席取りたかったけど、さすがにヤット君バテ気味で、会場に有ったカフェで休憩。私とかみさんはコーヒー。ヤット君はパフェ。
開場時間より早めに着いてたのに、入場したのは15分も過ぎちゃってた。
3人並んで座れる席は、2階席しか無かった。
ダンスの舞台というのは初めて見る私。
パンフレットを見てえいちさんの出番を確認する。
そして開演
「ここにえいちさんが出てるはず。」って、最初は一生懸命探してたんだけど、ダンスを見入っているうちにそれはどうでも良いことに思えてきて、ダンスというものに引き込まれて行きました。
演劇は観るのも演るのも好きなのですが、踊るってことが今一つ私には無い世界でした。
踊れないし、かみさんに言わせれば私は盆踊りですら、たぬき踊りだと言われる。
シーンが進むにつれ、「これは素晴しいものだ。」って思えてきた。
台詞が無くても体を使ったメッセージが伝わってくる。
いつの間にかえいちさんが見分けられるように成っていた。
かみさんは私より、音楽やダンスに造詣が深いので、「えいちさんは他の人より上手だった。歩き方から違ってた。舞台の上ではずっと大きい人に見えた。」と感動してました。
私はフィナーレで競演している子供を気遣うえいちさんに感動してましたけど。
終演後、観客と出演者でごった返す中、えいちさんを見つけたのはかみさんだった。
私はなんだか、照れくさくて、あまり話も出来ませんでした。
お土産渡して、会場出たけど、なんだか本当に嬉しい時間でした。
ブログやってて本当に良かったなーと、思った。
どうしよう?惚れ直しちゃったよ。