今日は朝から雨でした。
アポも無かったし、午前中に注文した在庫用ミシンが届くはずなので読書して待ってました。
前作のミッキーマウスの憂鬱より何か盛り上がらないな~と思いつつ・・・
んでもやっぱり面白い。
今回はカストーデュアルキャスト(掃除係)の環奈が主人公。
引っ込み思案でパッとしない環奈が、そんな自分からの脱却するためにテーマパークのアンバサダーを目指すはなしです。
前作の主人公の後藤君は結婚して正社員に成っていました。
どこかに隠れていて閉園後のパークの中をうろつきまわる何者か?
誰もいない、ディズニーランドの中を散歩してみたいって、何か私も思います。
これだけ広いパークの中で、カラスがほとんどいないのは何故か?
園内に正社員と共に歩き回る猟友会のメンバー・・・
前作に比べると正社員との軋轢が無い分ちょっと物足りない序盤ですが、後半は「ああ、時間がない!」とハラハラします。
仕事でも何でも、上を目指す!って、大事な事ですが・・・
今、与えられた仕事をきっちりやり通すって事も大事だと、思わせてくれる一冊でした。
ディズニーランド、シーで働いている人って何万人?もいるそうですが、ショーをやったり華やかな舞台で働いている人も凄いですが、常に園内を綺麗にしているカストーデュアルキャストも素晴らしい。
凄い高性能の高価格のミシンを開発している人も素晴らしいだろうけど、安いミシンも高級ミシンも、メーカーが直してくれないミシンも地道に直して、値段よりも使う方に最適なミシンを売ってる美心屋も素晴らしいのだと、思わせてくれる一冊でしたな。