お点前の手を止めては顔を・・・

12月4日（金）
昨夜来強い北風が吹き止まず、一日中続きておりました。
今日は高等学校へ行って来ました。

この高校は１２日に文化祭が開催されますので、お点前は元より、お菓子の出し方、お茶のお運びの練習など、盛りだくさんの授業になりました。

　　　

　　　お菓子

お菓子は深山モミジだそうで、黒糖のきんとんで粒あんがくるまれております。生徒たちも美味しそうに食べておりました。
お点前は４月からずっとやっておりましたので、そこそこには出来ますが、今まで、殆ど全放送と云うほどのお稽古が続いておりましたので、一つの所作が終る度に私の顔を見ます。

３人～４人が同時に始めますから全放送と云うわけにもゆかず、手を止めたままじっと私を見ている子もおります。
「出来る人は顔を見ないで先に進んで・・・」と云ってはおりますが、別の子に声を掛けると、スムースにしている子まで手が止まってしまします。

今まで過保護だったのか？そんな事が頭をよぎります。

　　　

　　　西王母　　　　　　　

お菓子を出して挨拶までは今までしておりましたからできますが、横に移動することが中々できず、ぴょんと飛び上がって横に移動してしまうほどです。
それでも今日は教科書の授業は取りやめて、実技だけ繰り返して繰り返してしましたので、最後は「よくできました」と拍手で終りました。

あと１周間後です。