お正月気分にはなりましたが・・・

12月21日（月）
穏やかな年の暮れなのでしょうが、一日忙しく落ち着きの無い一日でした。
朝８時「ピンポン」と植木屋さんが来てくれました。

昨日からから連続です。


　　　

　　　門の前

昨日から入ってくれておりますが、綺麗になりました。
散髪にでも行ったようだと・・・さっぱりした松を見ながら一言・・・。

植木屋さんは、「私たちもこの瞬間がたまらないのですよ」と一言。

　　　

　　　門の前2

ついでに松に菰かけをしてくれました。
菰が掛かると一気にお正月の気分になりますから不思議です。

青竹の垣根にさっぱりとした松、いつでもお正月を迎えられるようですが、私共の準備はこれからです。

　　　

　　　松

松に菰がかかりましたが、虫の寝床と云われておりますが、今頃付けたのでは虫さんはとっくに地上に降りて土の中に潜り込んでいると思います。

後は、掃除に年賀状、そして少しは買い物に行かないとお正月が来ない・・・あと１０日くらい欲しいな…と一人でぼやいております。

天倫寺月光が・・・

12月20日（日）
暖かな一日で、表に出て少し動くと汗ばむようでした。
今日から溜まっている事を一つずつ片付けて行こうと考えて、優先順位を決めてから取り掛かりました。

　　　

　　　ビデオ編集

１１月８日に撮影したジャズライブの編集を最優先いたしました。
東京からトッププレイヤーを呼んでのライブでしたので、年内にはどうしても仕上げて届けなければと思っております。
昼前から始めましたが、夕方になってもまだ半分も行っておりませんので、まだ時間が掛かりそうです。

気掛かりなのは年賀はがきです。
まだ一つも手を付けておりません・・・大丈夫かな・・・

　　　

　　　天倫寺月光

この侘助も３０センチほどの苗木を通販で購入したものですが、今では高々と育ち、上の方は咲いても見る事すら出来ません。
例年ですと、極寒の２月頃咲き始める侘助ですが、今年はもう咲き始めました。

小ぶりな侘助ですが、月光と名付けられている通り、花芯が白く清楚な花です。

椿も育ちすぎると、切ったり、見たりするのに不便になってしまいますので、少しずつ切り詰めて行こうと考えております。

「無事」を掛けて・・・

12月19日（土）
青空が広がっておりますが、風の冷たい師走らしい一日でした。
今日で今年のお稽古はすべて終りました。

　　　

　　　無事

無事の軸を掛けて、今年最後のお稽古でした。
一年間文字通り無事に過ごし働けたことに感謝です。

　　　

　　　花

花は、ハシバミと白玉椿です。
ハシバミの花が少しずつ長く育っているのが解ります。

年が明けた頃には、長くなり過ぎて使えないと思います。

　　　

　　　お菓子

蕎麦饅頭です。

例年ですと今日は最後のお稽古という事でお蕎麦の日ですが、今年は忙しく準備が出来ずに出すことが出来ませんでした。
お稽古場を開いてからずっと続けて来たことですから、来年は対策を考えなければと思っております。

　　　

　　　床の間

一年間の無事に感謝の床の間です。
そして、一年間通ってくれました皆さんに感謝です。

　　　

　　　一服

お稽古が終ってから、何時もの様にお抹茶を頂き一年のお稽古を終わりにしました。
これからの毎日は、溜まった片付け事に追われる日々になりそうです。

試験の範囲を決めて・・・

12月18日（金）
冬らしくなってまいりました。
今日は高校へ行って来ました。

先週の学園祭から初めての授業でしたので、色々感想を聞くと、さすがに「疲れた」が一番で、「楽しかった」が２番でした。
私はもっと疲れたと云いたかったですが・・・

　　　　　

　　　お菓子

お菓子屋さんが届けてくれたお菓子です。
「通い道」と云う銘でした。お菓子屋さんが、学校へ持って行くことを承知で付けた名前だと思います。
みんな喜んでたべておりました。

学園祭は終りましたので、「和食のマナー」を３０分ほど取り入れて、箸の使い方などを行いました。

　　　

　　　教科書

今日から本格的に教科書を中心にした授業です。
何故なら、１月に筆記試験の日にちが決定したからです。

お茶の歴史・茶道の成り立ち・利休さんの残した言葉や逸話などを教科書の中から勉強をいたしました。
話をしていて「ここは試験に出すよ」と云いたくなる言葉をグッと飲み込んで、「よく覚えてね」とそっと言って置きました。

そのうちに私の口調の癖が解ると思っておりますが、それはそれで良いと考えております。
今まで真剣に聞いていなかったようですが、何だかみんな真剣にメモを取っておりました。

何処を出すか・・教えてしまいそうです。

師走の感じ方が・・・

12月17日（木）
暖かな一日でした。
昼のニュースで、何処のスキー場も雪が無くて困っていると云っておりました。

何でこんなに暖かなんでしょう。
そうのためか、どうも年末と云う感情が生まれないようです。

　　　
　　　
　　　なごみ1月号

毎月届く「なごみ」ですが、とうとう１月号が送られて来ました。
１月号を見ても、やはりお正月を迎える気分になれないでおります。

今月号は、「茶碗とは何か」とちょっと構えた特集を組んでおります。
中を開けば、名碗と云われた茶碗が各ページに掲載されております。

　　　
　　　
　　　夕方の雲

夕方庭に出ると不思議な形の雲が見えました。
最初は人の顔に見えておりましたので、カメラを取りに家に入り出て来た時にはこの写真です。

何か火事の様にも見えますが・・・火事ではありません。雲は刻々と変わっておりました。

顔を撮りたかった～。

　　　

　　　ストレッチ会場

今日は朝早くからストレッチの申し込みに行って来ました。
９時２５分からの受付でしたが、私が着いた時にはご覧のような列を作っておりました。

申し込みも、色々な方法がありますが、並んでもらうのが一番公平だという事で未だに並んで順番取りです。
幸いストレッチ教室が取れましたので、１月から毎週月曜日に行くことになりました。

柄杓の扱いを・・・

12月16日（水）
昨日同様に暖かな一日でした。
今日も大學へ行って来ました。

　　　　　　　　　

　　　お菓子

こちらの大学は、クリスマスをイメージした餡子を金団で包んだお菓子でした。
こうした季節などを考えて物事を決める事は大人になってきっと役に立つと思います。

　　　

　　　柄杓の扱い

柄杓の扱いも１１月から炉になりましたので、そろそろ慣れて来た３年生です。

　　　　

　　　柄杓の扱い2

同じく三年生です。

　　　

　　　柄杓の扱い3

２年生です。
炉のお稽古は始めたばかりです。

こうして比べて自分で考えてくれればいいと思っております。

　　　

　　　花

花はハシバミと藪椿です。
学生が活けました。

最近あまり口も手も出さないようにしております。

蕎麦饅頭は気働きで・・

12月15日（火）
朝から晴れ渡っており、小春日和と云う言葉がぴったりと云った一日でした。
今日は大学へ行って来ました。

　　　

　　　蕎麦饅頭

今日が最後のお稽古という事でお菓子は蕎麦饅頭でした。
お菓子屋さんに勧められたのではなく、今日が今年最後のお稽古という事で自分たちで決めて買って来たそうです。

「そう！それは偉いね」と褒めました。
そうした気働きが出来る人間になってほしいといつも思っておりますから・・・・。

　　　

　　　拝見

２年生の拝見の問答をしているところです。

　　　

　　　拝見2

３年生の拝見の同じところです。

　　　

　　　拝見3

これも３年生です。

同じところを撮りましたが、それぞれの指先を見て見ると面白い・・・
こうして比較ができるのも文明の利器のお蔭です。

こうして写真を比べて見てそれぞれが考えてみるといい勉強になると思います。



花

今日の花は、ハシバミと曙椿です。
午前中に切って持って行きましたが、暖かなお茶室で開き始めました。

大きな蕾が少しずつ開いて行くのを楽しめるなんて幸せな事です。
もっとも誰も気づいていないかも知れません。

春先の椿、窪田が咲き始めて・・・

12月14日（月）泉岳寺義士祭
朝から雨でしたが昼頃から上がりポカポカと暑いくらいの一日でした。
今日は赤穂浪士の討ち入りの日で泉岳寺では義士祭りが開催されたそうです。

今でも赤穂の義士たちはそれぞれのファンがいるそうで、今日は賑やかな事だと思います。

　　　

　　　常満寺椿

原木は犬山市の常満寺にあるそうで、記録によれば、太郎庵椿の実生から生まれた椿だそうです。
この椿のピンクが何とも云えず購入したもので、４０㎝ほどの小さな苗木でしたが、今では腕の太さくらいにはなっております。

　　　　　　

　　　窪田椿

この椿は新種らしく、椿辞典にも載っておりません。
これは私の想像ですが、窪田と云う方が作った椿だと思っております。

花の赤が本当にきれいな椿で、３月に入ると咲きはめておりましたが、今年は何だか変で、もう咲き始めました。
藪椿の赤とは少し違って、燃えるような優しい赤で春先のお茶会でよく使う椿です。

全体に椿の開花が早いようです。

雨の日は休息日で・・・

12月13日（日）
朝から雨模様です。
昨日の疲れから抜けきらず、良い休息日になりました。

東海道を歩いても、山へ出掛けても、昨日程疲れた事はありません。

　　　

　　　おみやげ

午後になって懐かしいお客様が見えました。
話に花が咲き遠い昔の話から、近況まで止めどもないほどの話です。

疲れている事などすっかり忘れ、時間も忘れてすっかり話し込んでおりました。

　　　

　　　お茶を

頂いたお菓子でお茶を頂きました。
京都の「白川路」と云うお菓子で、京都みやげではよく頂くお菓子です。

１枚食べてはお茶を頂き、そして話し込んでおりました。
外は雨、気持ちも何となく落ち着いてゆったりとした休日になりました。

それでも、まだまだ足の筋肉や腰が痛く、火曜日までには何とか直ってほしいと思っております。
気疲れも大いにあると思いますが、水屋、表、そして生徒たち、どれも気にしておりましたから・・・。

良い休日になりました。

高校生たちのお茶会デビューは・・・

12月12日（土）
朝から青空が広がっておりました。
今日は高等学校の学園祭でした。

木曜日に準備を済ませておりますので、後はお客様を待つばかりでした。

　　　

　　　お茶席らしく

生徒たちと一生懸命に設えたお茶席です。
いつもはこの広い和室でお稽古をしておりますが、今日はちょっと雰囲気が変わりまして誰もが緊張しております。

　　　

　　　床の間

この和室には床の間がありませんので屏風と長板で床の間風にしました。
それでも生徒たちは勝手が違うようです。

　　　

　　　お客様を迎えて

ままごとのようなお茶会ですが、友達が来り、お父さんやお母さんが見えたりしておりましたので、結構賑やかになっておりました。

身内の方が見えた時は、その子にお点前をしてもらいました。
どちらも神妙ですが、終わってからどちらも「良かった！」とニッコリしておりました。

同じような写真ですが、とにかく写真を撮っている時間が無くてやっと撮った２枚です。
何故かと云えば、お点前をする子の隣にずっと貼りついていたからです。

今回のお茶会は無理を承知で開催しましたので、「私がずっと側にいるから・・」と云うのが約束でしたので離れるわけには行きませんでした。

　　　

お茶会に慣れておりますが、これほどあちこちに気を遣うお茶会は初めてで、とにかく疲れました。
でも、今回近くでお点前を見ていて、それぞれ、何が出来て何が出来ないのかがよく解りました。
今度の授業から修正です。