茶会が終って・・・

11月20日（日）
朝から気温が上がり暖かな一日でした。
今日は早起きをして、茶会会場へ向いましたが、暖かいためなのか、霧が発生していて慎重な運転で行きました。

　　　
　　　お茶会が終って

今回程、忙しいお茶会は今までも無かった・・・それ程忙しいお茶会でした。
何時でも写真が取れるように、カメラだけは手放さずに持っているのに写真を撮る事さえ忘れてしまうほどですから・・・・。

記録だけはと思っておりましたが、それすら出来ませんでした。
お茶会をして、席中の写真を掲載しようと思っておりましたが、終わった後の最悪の写真になってしまいました。

それにしても大勢のお客様でした。そして、疲れました。

会記を書く事は・・・

11月19日（土）
朝から小雨が降ってヒンヤリとした一日でした。
今日は道具の搬入の日ですが、午前中に会記をかき上げてから出発です。

　　　
　　　墨を磨って

久し振りに墨を擦って会記を書きましたが、何となく緊張して字が収まりませんが、書かない事にはどうしようもありませんので何とか・・・

　　　
　　　会記

今は、パソコンで書いている方もおりますが、やはり席主を勤める人が、書き上げるというのが本当の様に思いますので、今でも自分で書いております。

上手い下手はともかく、書くことにより道具を覚え、説明が出来る、そんな気がいたします。

　　　
　　　会場

主催者側から割り当てられた部屋に、点茶盤を設えて行います。
お客様は一回２５名様と限定した席ですので、お菓子も、お茶も計算できますのである程度は予想ができます。

明日一日頑張らなくては・・・

学園祭は１２月に・・・

11月18日（金）
朝から晴れておりましたが、ちょっと寒い一日でした。
今日は高等学校へ行って来ました。

こちらの学校も、１２月に学園祭がありますので、それに向けての授業になりました。

　　　
　　　お菓子

今日のお菓子は、栗の茶巾絞りで、誰もが美味しい美味しいと言って食べておりました。
４月には、何に対しても全くの無関心でしたが、今では、お菓子の箱が気になって仕方が無いようで、中には、こっそり開けて見ている子もいるようです。

今日も欠席者がおりましたので、それを狙って、「食べたい～！」「だ～め！」こんなやり取りをして来ました。
自宅に帰ると、たくさんの荷物が待っておりました。

明日は、朝から雨のようですので、今晩の内に全部車に積み込んでしまう事にしました。
お茶道具ですから、雨には濡らしたくありませんから・・・

お茶会で使う道具は・・・

11月17日（水）
朝から青空が広がり、小春日和だそうですが、外はやはり寒い一日でした。
今日はずっとお茶会の準備で終ってしまいました。

初めて使う点茶盤は箱に詰めてありましたが、その他の道具をチェックしながら箱に詰めていると、あれこれ違って来る事もしばしば、その度にやり直しです。

　　　
　　　やっと箱に

夕方近くなって、やっとすべての道具が箱に収まりました。
チェックをしながら入れたのにも関わらず、まだ、忘れ物があるのでは？？？そんなことばかり考えてしまいます。

前日に、すべての道具を運び込みますから、忘れた物は当日でも間に合いますが、いつも同じ不安を抱えながらの道具詰めです。

すべて運搬箱につめましたから、後は見ない、考えないそんな気持ちでおります。
何時なら、明日やる仕事ですが、明日は学校がありますので、出来ませんので仕方がありません。

とにかくお茶会に使う道具は全部箱に詰め込みました。

炉と風炉と・・・

11月116日（火）
朝から青空が広がり秋らしい一日でした。
今日も大學へ行って来ました。

　　　
　　　4年生

こちらの大学も、学園祭後初めてのお稽古です。
炉を開いてのお稽古になりました。

上級生は炉、下級生は風炉と云った変則のお稽古です。
下級生は、風炉をしっかり覚えてもらわないと、学園祭は元より、お茶会のお手伝いや施設の訪問茶会などが、全部風炉だからです。

　　　
　　　花

花は昨日と全く同じで、ノコンキクと薩摩野路菊野2種です。
今年は、椿が蕾を持っておらず、何だか心細くなってしまいました。

白玉椿は大きな木が2本ありますが、片方は蕾を探すのが大変なほどです。
植木屋さんに植え込んで貰って5年くらい経ちますか・・・丁度根を十分に張り出したところなのかも知れません。

今度のお茶会の椿が心配です。
お茶を長くやっておりますが、こんな事初めてです。

大學では炉を開いて・・・

11月15日（火）
昨日の雨から一転して、朝から快晴です。
今日は大學へ行って来ました。

学園祭も終わりホッとしておりますが、今日から炉に変わりました。

　　　
　　　3年生

我が家では、まだ炉を開いておりませんので、お稽古中に戸惑う事・・・
半年離れていると忘れてしまう情けなさです。

4年生、3年生、そして、2年生も初めて炉に挑戦です。
上級生は、無難にお点前をしておりましたが、初めての2年生は暫く苦労が続くと思いますが、若い人たちはいいですね、皆さんよく忘れずに覚えておりました。

　　　
　　　お菓子

お菓子は、練り切りの菊で、何時もの味の美味しいお菓子でした。

　　　
　　　花

花は、ノコンキク、薩摩野路菊です。
薩摩野路菊ですが、年々花の色がピンクがかって来ておりまして、何だか心配になって来ました。

土地の質に寄って花の色が変わる事があるといいますから、仕方が無いと思ってはおりますが、やはり心配です。

道具を合わせながら・・・

11月14日（月）
朝から曇り空でしたが、寒さはあまり感じられませんでした。
今日はスーパームーンで、六十数年に一度の満月と云いますが、雲が厚く無理のようです。

月曜日でストレッチ教室の日でしたが、昨日遊んでしまいましたので、休んでしまいました。

　　　
　　　床の間

床の間に物を置くのは、何となく気が引けますが、狭い家ですので仕方がありません。
これから、同じような箱がたくさん並べられますので、出来るだけ足元を広くしておかなければなりません。

点茶盤を箱に収めるのに1時間くらいかかってしまいました。
当日はどうしようと考えてしまいます。
何しろ、お茶会終了から、1時間以内に撤収してほしいというのが、主催者側からの要望です。

　　　
　　　席順

何処のお茶会に出かけても、席順の番号を渡されます。もっとも、しっかりと整理をしてくれる人がいるお茶会はそんな事はありません。
それでも今回の様に、一般の人達も一緒となると考えざるを得ません。

ひと昔前までは、こんな事をしなくても、誰もが譲り合いながらお席に入りましたが、この頃は、澄まして割り込んでしまう人も数知れず、周りの方々に嫌な思いをさせてしましますので、こんな方法を考えなくてはなりません。

多分、350名以上はお席に入ると思います。

東博で「禅」の展示を・・・

11月13日（日）
秋らしく過ごしやすい一日でした。
今日は、11月27日で「禅」の展示が終ってしまうために、東京国立博物館に行って来ました。

　　　
　　　東博

日曜日ですので、並ぶことを覚悟して行きましたが、待つことなくすんなりとはいる事が出来、達磨図に導かれるように場内へはいりました。
今までも、よく本などで拝見していた達磨図が目の前です。ちょっと興奮気味でした。

今回の展示は、お寺ごとに分けて展示しておりましたので、そのお寺さんの開基など今まであまり気にも留めていなかった事が再認識できました。

　　　
　　　東博入場券

入場するためのチケットは、あらかじめパソコンからダウンロードして手続きをしてありましたので、入場ゲートまでスイスイと行けましたのですごく良かったと思っております。

次からも、この手で行こうと思っております。

今回の展示のなかで、一番感動したのは、一休宗純禅師揮毫の、「諸悪莫作」「衆善奉行」一対の軸です。
実物が拝見できるなんて夢のようでした。
全部見終わってから、もう一度戻り、拝見して参りました。

そして、「新田肩衝」も展示してあり、暫く離れる事ができずに見入っておりました。
お茶会を控えて、気持ちが忙しかったのですが、東博を出て来た時には、穏やかなさっぱりとした気持ちになっておりました。
行って良かった・・・

お茶会まで1週間で・・・

11月12日（土）
ちょっと暖かな朝で、一日中過ごしやすいお天気でした。
あと一週間に迫ったお茶会のためのお稽古です。

来週はお茶会前日ですので、お稽古が出来ませんので誰もが真剣です。

　　　
　　　床の間

「楓葉経霜紅」です。
深い意味もあるのでしょうが、今しかないといった軸です。

　　　
　　　お菓子

お菓子屋は、キクジョウヨウ饅頭だそうですが、菊の花の形をしたおまんじゅうです。
お菓子屋さんが届けてくれたものですが、初めてのおまんじゅうでした。

　　　
　　　花

花は先週と変わり映えがしませんが、野紺菊と龍脳菊で、我が家の庭で、今が盛りと咲いております。
週が変ればお茶会の準備に没頭しなくてはなりません。と云いながら、常に頭から離れないという宿題を抱えているような状態です。

授業の見学者に一服を・・・

11月11日（金）
朝から雨の一日で、寒さも一段と増して冬のようなお天気でした。
今日は高等学校へ行って来ました。

私の受け持ちは、3限と4限の各90分の授業ですが、今日は、授業参観日ということで、4限目が授業をカットされてしまいました。

　　　
　　　お菓子

今日のお菓子は、紅葉キントンで、粒あんを金団で包んでおります。
どの子も美味しい美味しいと食べておりました。

さて、授業ですが、あらかじめ、見学者がいるかもしれませんと云われておりましたので、皆には伝えて置きましたが、見学の方々が見えたとたん、一斉に緊張が走るのが分かりました。
普段のんびりとしておりますので、たまには良い経験だと思います。

見学に来た方々に、一服差し上げましたが、どなたもが、決まった仕草で、手を横に振りながら「いえいえ、私は・・・」と、4名の男性です。
「そんなことを言っていたら、一生お茶なんて頂けませんよ」「恥ずかしがらずに一度飲んで見てください」というと、全員が座ってくれました。

生徒たちが、それぞれ点てたお茶を運び出しておりました。
見学の方々も生徒たちも、いい経験になった事だと思います。