１１月２０日（月）
北風がビュービューと吹き抜け、真冬のような寒い一日でしたが、久しぶりに完全休養日になりました。
拝見
先週のお稽古の道具です。
棗は「遠山紅葉蒔絵平棗」で、一年にこの時期だけ使われる棗です。
一服
三時の一服です。
紅葉の絵の茶碗で頂きました。
家でのんびりとしていても、一日一服の習慣には抗うことはできずに、いつもの通り一服を頂きました。
良い休日になりました。
１１月１９日（日）
穏やかな秋の一日でしたが、我が家では、先日のお茶会の道具達を移動しただけで、収納スペースに収めておりませんので、昼食を挟んで全部収まるところに収まりました。
ツワブキ
今年は５月、１０月と茶会をする機会に恵まれて、忙しかったけれど楽しさの方が勝っておりました。
これからも、声がかかったら積極的に引き受けてゆこうと思っております。
私どもは、大変なことが多いいけれど、社中の皆さんの事を考えればそんなことは言っておられません。
社中の皆さんも、こうした茶会を、経験しない事には成長してゆきませんから・・・。
庭にはツワブキがあちらこちらに咲いております。
洗面所が寂しいので、ツワブキを生けてみました。
１１月１８日（金）
九州で雪が降ったということですが、最近のお天気はやはり変です。
今日は１１月に入って初めての自宅でのお稽古でした。
何時もの年でしたら、一週目に炉開きをして、順調な炉の季節を迎えるところでしたが、あの一週間にお茶会や学園祭などが重なってしまい、どうにもならずに今年は炉開きの茶事もなしで始まりました。
床の間
軸は、「関 南北東西活路通」を掛けて、少しでも炉の季節に入ったことを感じて欲しいと思います。
花
花は、太神楽椿にマンサクを添えてみました。
何年もの間、炉開きをしてまいりましたが、太神楽を生けたのは初めてです。
粟ぜんざい
粟ぜんざい・・・これだけが炉開きの証です。
一昨日からコトコトと作り始めましたものです。
一服
お稽古の終わった後の一服です。
何だか久しぶりのような気がいたしますが、１週間あけると何だかすごくお稽古をしていないような気がいたします。
今月も頑張らなくては・・・
１１月１７日（金）
朝、雨音で目が覚めるほどの降りようでしたが、高等学校へ行ってきました。
今日学校が、試験週間に入っておりますので授業時間が１時間だけでしたので、学園祭のような実践的な稽古をしてまいりました。
お菓子
お菓子は、初霜という銘のお菓子でした。
生徒たちは美味しい美味しいと言いながら食べておりました。
餡子の塊のようなお菓子ですので、美味しいに決まっております。
今度の学園祭では、コロナ前のように一人一人に運んで貰おうと思っております。
一人でも多く生徒に、お茶席の空気を感じて体験してほしいと考えているからです。
みんな楽しみにしているようですので、私も楽しみです。
１１月１６日（木）
お天気は下り坂のようで夕方には雲が広がって来ました。
今日は、明日からの自宅稽古のために朝から庭の掃除、部屋の掃除、そして出ていない炉用の道具などを出して、一日が終わりました。
よく働きました。
準備が終わり
畳を替えて炉壇に灰を入れ準備は整いました。
炉を開いただけで、何となく部屋が狭くなったような気がいたします。
茶会やら学園祭やらが重なりましたので、やっと炉を開くことができました。
炉
五徳を釜に合わせて高さを決め灰を整えれば終わりですが、これが中々収まらないのが難しいところです。
今は灰の中に台を敷き合わせるものがあるといいますが、見たこともありません。
便利さに向かうのもよいかも知れませんが、じっくり五徳と向き合って高さを決めてゆくのも良いものです。
明日から我が家の炉開きですが、いつもの年のような準備ができませんので、皆さんには、ちょっと寂しい炉開きになりそうです。
１１月１５日（水）
寒い日が続いておりますが、今日も大学へ行ってきました。
学園祭の余韻がすごく、まだ皆さん興奮しているような雰囲気でした。
聞いてみると、二日間共、１０時の開店以来７時間ずっと立ちっぱなし状態で休む間も無かったそうです。
４００個用意していたお菓子もすべて売れ切りったと云うからすごいことです。
今日から炉に移りました。
初めての炉
初めての炉のお稽古です。
昨日は始まる前にレクチャーしましたが、あまり効果がありませんでしたのでいきなり本番です。
１５分くらいのお点前に倍以上の時間がかかりましたが、何とかひと通りやって見ました。
お菓子
三時に出してくれました。
私の大好きなお菓子です。
このお菓子をたべると、お菓子をたべたという実感がわいてくるような気がいたします。
これから４月まで、どれほど彼女たちが成長するか楽しみです。
１１月１４日（火）
この秋一番の寒い一日でした。
つい一週間前には夏日でしたから、体がまだあの暑さを覚えておりますのに、この寒さです。
体温調節の鈍くなっている我々高齢者には難儀なことですが、そんな事は言っておられませんので、大学へ行ってきました。
花
今日は、大学は炉開きでしたが、椿が整わず名残の花になりました。
ノコンギクとフジバカマで、学園祭の花と同じです。
二年生が生けておりました。
猪子餅
今日が炉開きということで猪子餅を用意してありました。
三年生が引退して、二年生が主力に世代交代しましたので、二年生が炉に移り、一年生は運び点前に移りました。
どちらも未知の世界へ入ったために大変なお稽古になりました。
始まる前に、ひと通りの流れをレクチャーして臨みましたが、全く役に立っておりませんでした。
しばらくこんな状態だと思っております。
１１月１３日（月）
一気に真冬の寒さになりました。
午前中健康診断のため病院にいってきましたが、クタクタで病気になってしまいそうです。
１２月２５日で検診の日にちが終わるそうすので、このところ連日こんな調子ですと、看護師さんは苦笑いしておりました。
太神楽椿
驚いたことに太神楽が咲き始めておりました。
一輪は満開を過ぎておりましたが、次の蕾がこんな具合に開き始めておりました。
この椿も早咲きですが、年を越して初釜のころ使えるかな・・・といった風ですが、こんなに早く咲き始めたのを見たことがありません。
はやり今年は変です。
いつも年は、西王母・初嵐・白玉・曙と順序良く咲いておりましたのに・・・
今年は西王母・太神楽と順序が入れ替わりました。
１１月１２日
朝からどんよりとしており、気温も上がらずに寒い一日でしたが、今日は予定通り、先日のお茶会の道具を全部片付けました。
週が明けるとお稽古が始まりますので、今日がタイムリミットということになります。
道具達
使った道具は、すべて元の箱に収めて片付けます。
今度いつ使うかはわかりませんが、元あった棚に同じように戻します。この作業をいい加減にすると、今度使おうとして時に大騒ぎになりますので、元のあったところに戻すのが鉄則です。
一応大切な道具ですので、ほとんどが二階に収納をいたします。
お茶の道具は湿気を嫌うものが多くありますので、高いところがベストです。
午前中から初めて、４時ころまで掛かってしまいましたが、とにかく丁寧にしましたから・・・
１１月１１日（土）
朝からヒンヤリとしていて、お昼過ぎる頃から寒くなってきたような気がいたしました。
今日は、先日のお茶会で使った道具の中でも、しまっても差し支えないものを選びながら、少しづつ片付け始めました。
ヨシノソウ
先日のお茶会で使ったヨシノソウですが、ほぼ満開といったところです。
お茶会では、ポツンと一輪が咲いておりましたが、やっと満開になりました。
お客様も、珍しい花でしたので随分よくみておりましたが、小さな花がい一つだけでしたので、どこに咲いているかわからないようでした。
これが、また話のタネになりましたて、席では話が途切れることがありませんでした。
茶席の花
お茶席では、こんな状態でした。右上に一つだけ咲いておりました。
前日まで咲いておらず、ヤキモキさせましたが、朝一つだけ「こんな花です」という証明のように咲いてくれました。
春先に植え替えて、毎日水をやり時々肥料も与え育てましたので、私の思いを聞いてくれたのかもしれません。
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