さぁ、6月にしてすでに真夏か!?と下書きをしているうちに7月になってしまいました。
少~し雨が降ったり、雲が空全体を覆ってくれたりで、ギラギラの太陽ではないのが嬉しい。
話を1週間前に戻しまして、とある日曜日、水無月会席料理のクライマックスに入ります。
「焼肴」
すずき蓼焼き、丸十栂尾煮、新生姜酢取り
「蓼焼き」を調べていたら、
『夏はシンプルな塩焼き!夏の日本の香辛料は蓼です!蓼に限ります。』とか。
ええ塩梅のすずき、でした。もうちょっと食べたい!と思わせるくらいが丁度いい。
次なる主菜をワクワクして待っておりました…
「台物」
伊賀牛生姜焼、茄子・白髪ねぎ添え
サラダ(大根・人参・胡瓜・長芋・ラディッシュ)、野菜酢・胡麻
これはね、“伊賀牛”を如何にさっぱりすっきり食べられるか!!という究極の料理長のワザ・・・今まで食したことのない「伊賀牛」の旨さ、再確認してきました
七夕を意識した茄子と白髪ねぎの添えも、絵を見てるようでした。
ここで「酢の物」(水貝、鮑、西瓜、チェリー、オレンジなどがキウイ酢に浸ってます)
あまりに涼しげな一品、すぐ口にはこんでしまい、写真撮り忘れ
あぁ、悔しい(笑)。
酢の物というよりもキウイ酢に浸ってる、それぞれの素材を堪能しておりました。
「食事」
長谷園・かまどさんにて「生姜ご飯」が炊かれます。
3時頃には炊き上がるようにセットしておきます、とのことでした。
丁度いい時間になりました(笑)。
雲丹添え・旬のつけもの・赤だし付き
「水菓子」
水晶メロン、寄せ少納言、うす茶
目で涼菓をお楽しみください・・・
2時間半あまりの時間をかけてゆっくり愉しんでおりました。
梅雨のじとじと、というよりも6月なのにこの暑さにバテそうな今日この頃ですが、食事というものは五感で楽しみ味わうもの、と再確認してきた次第。(6/26の出来事でした、あしからず)
ほんとに、たまにはこんな至極の時があっても・・・いい