さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

塩川御殿場 花しょうぶ祭りを楽しんで [Ⅱ]

2015-06-24 | 日記
見事な[会津藩鉄砲隊古式砲術演武]が実演されました




 
凛凛しい鉄砲隊の入場です




 
期待とときめきと緊張とそして遠い会津戊辰の悲劇への思いも心に観客の皆さんです




大筒放ちの演武です。城門の破壊などに用いられると説明がありました。激しい気合いとともに轟音と煙、空砲でも大筒の反動に耐えるのがやっととのことでした。いや~びっくりしました。



 
座放ち。「放て」の号令で左から順に発砲されるのですが轟音と煙で周りが見えなくなるんです




 
立ち放ち、空砲でも銃の反動で撃った人は後ろに少しのけぞるようです。怖いですね




 連続放ち、打ち終わってから銃口から火薬をいれ弾丸を装填して発射出来るようにするには古式の火縄銃では時間がかかるけれども一斉でなく順に発砲して途切れなく連射すれば戦いには威力があると説明がありました。



 会津藩の砲術は稲富流と言われ藩祖保科正之公の時代から連綿として300年火縄銃砲術が伝わって来たと聞いています。それだけ日本は戦のない平和な時代が続いてきたということなんですね。世界の国の中で希有な国日本だと思います。日本人は本来平和を愛する民族なんだと思います。稲富流砲術を復活なさった会津藩鉄砲隊の方々は歴史と平和を愛されている方々なんだと感動しながら演武を見せて頂きました。