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20年ほど前の若い頃散策した30分ほどの山道ですけど、よくエリーと楽しんだ懐かしい春の道です。頂きからは私たちの町と平野のあちこちの集落が眺望出来ますし
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何よりも春一番に咲く柴桜の花が美しいんです。
この桜をなに桜と言うのか私はしりませんけど、せいぜい大きくなって4メートルほどの柴の木に咲く桜です。里のソメイヨシノより10日も早く日当たりの山一面に咲くのです。
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昨日はすばらしい晴天の春の風に誘われてゆっくりゆっくり2時間かけて山の道を歩ってきました。
スキー場までは高寺山への登山道を「取り上げ峠」まで登りそこから分かれて尾根道を通ってスキー場の頂きにゆくのです。
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「取り上げ峠」までの道は残雪があちこちに見えて、雪解けの水が沢になって道を流れていて難儀しました。
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でも、「取り上げ峠」からの尾根道は明るい春の山道でした。道々ショウジョウバカマの花がいっぱい咲いていましたけど
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カタクリやシュンランはまだ蕾でした。10日も過ぎたら春いっぱいの道になると思いました。
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早春の葉の落ちた尾根道の木立を通してはるかに坂下の町や集落が見えました。
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スキー場の頂上にはまだリフトのロープが残ってました。ここから軽やかにスキーで滑り降りた20年前を懐かしみました。
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若い頃30分で歩いた道を2時間かけて散策でしたけど、少しばかり汗もかいて心地よい春の山道でした。
五七調のこうしたタイトルがいつもとても素敵、心に残ります。
真似したいけど、難しい~ です。
エリーとは愛犬でしたか?いつも一緒にこうした春の山へ登ってらしたのですね。
たくさんの花見客の目に触れず、ひっそりと咲いている柴桜はきれいですね。
山道を登ってそれを楽しまれるさんたろうさんを待ってくれるのでしょう。
スキー場の雪が溶けて消えてしまうだけの春の力、すごいことですね。
山並みに囲まれた山中からの街並みも穏やかに見えます。
私のつたない文章などよりもKeiさんの嬉しいコメントではげまさせて頂いているじじいです。
いつも投稿を終わると、正直なんでこんな投稿しか出来ないんだろう、明日の投稿どうしょうと落ち込むじじいでなんです。
でも、Kei さんのコメントでこんな読み方をして下さる方もいらっしゃる、と勇気みたいなものが湧いてくるんです。ありがとうございます。