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固定? 変動? の 続き・・・ 

2014-04-12 17:33:00 | 住宅ローンの話

昨日からの 続き  固定金利  変動金利の 選択の話です。 詳しく解説です。



変動金利


変動金利は現在ほとんどの銀行が1%を軽く下回ると極めて低い金利が最大の魅力です。
(山銀さん 仙台銀行さんは 0.65%)⇒ JAさんに至っては ・・・ 0.35%  

この金利の低さ
ここが最大のメリットですね。

変動金利というのは、年2回金利の見直しをされ、その見直し時点での基準金利に応じて金利が上下 するものですから 

景気がよくなる等があれば、金利が上がり、利息の支払いが増えることになります。


従って、この変動金利を選んだ場合、最もご注意して頂きたいのは、今後の景気動向、金利動向を常に

確認頂きたいことです。


忙しい日常の中で

ふと気づいたときには、大幅に金利が上がっていた・・・といったことにもなりかねません。ここがリスクありというところです 


ですので、常に毎月金利の動向をチェックし、(ホームページで確認とれます)

金利が大きく上昇する傾向があれば、長めの固定金利に切り替えるなどの対応が求められます。



固定金利

固定金利は、目先の金利が変動金利に比べて比較的高く設定されています。

 山銀さんの例で申し上げますと 3年固定 0.75%  5年1.1% 10年 1.25% 

 この期間は 金利が変わりません (返済の計画が短い期間ですが経ちますね) 



当然 毎月の返済額も変動金利を選んだ場合に比べて高くなります。

これがデメリットといえますね




しかし 固定金利はその固定期間中、金利が絶対に変わることはありません。

ですから その固定期間の間は返済金額が常に一定となります。

それゆえ、家計の今後のプランが立てやすいというメリットがあります。


そして、何より安心なのは、固定期間の間は金利の上昇などの心配を一切する必要がないことです。

これはなによりのメリットだと思います。




このように、それぞれメリット・デメリットがあるわけですが、ではでは 


実際どの金利を選択すればいいのでしょうか。。。。 







どちらにも決められない、ということであれば、 (先日の借換えのお客様もここを迷われていました) 


実際にご自分の返済額を計算して見ることをお勧めします。

お借入される(借換えする)銀行のHPなどで、住宅ローンの返済シミュレーションできます


それをお使いになって、実際に変動金利だといくら、固定金利10年だといくらと試算してみます。


そこで、ひとつ、目安としてお考え頂きたいのは、「安心料」という考え方です。

変動金利ですと、現状の低金利下、どうしても今後の金利上昇という不安がつきまといます。


そのため、毎月金利の動向をきちんとチェックすることがとても重要になりますね。

ですが、現実問題、金融関係に勤務していたりしないと、なかなか金利の動向をチェックするのは難しいですよね。 


そういったもろもろのわずらわしさ、そしてあっと気づいたときに金利が
大きく上がっていたというリスクをなくすための「安心料」というわけです。


もちろん、ここでこの「安心料」が高いか安いかは、個々の感覚で異なると思います。


安心料を支払うくらいなら、自分できちんとチェックする、ということであれば、


変動金利の選択がよろしいですし
 

金利の上昇リスクをよくご理解されて、少しでも急激に金利が上昇する状態になれば


速やかに固定金利に切り替えることをお勧めします。


安心料を払って今後の金利の心配をなくしたいとお考えなら、長めの固定金利がよろしいかと思います。


このように、固定金利を選ぶ際の「安心料」という考え方は 有効ですね。





これを念頭にして、実際の返済金額に基づいて、金利をご選択されることが よい選択と言えますね。




本日 手続きしたのは フラット35 (住宅支援機構の商品です) 

こちらは 35年間の支払い全期間固定型商品です


まさに 安心感のかたまりの ような 商品ですね  


変動や 短期間固定金利よりは 高い金利になりますが 

今月の実行金利は かなり 低めの 1.75%スタート 


返済計画が  35年間見えているというのが 最大の強みですね





次回は  過去に 振り返って 金利の推移を見ていきたいと思います。