六甲に急に登りたくなりました。久しぶりに1人で登ることにしました。早く帰りたかったので、阪急芦屋川駅から始発(7:13発)に乗り、東おたふく山登山口で下車し、そこから登山のスタートです。七曲に差し掛かった時初老の男性が「上は凍っているから、アイゼンを付けた方がいいよ」とアドバイスしてくれました。言われる通り、雪が固まって凍っている所が多くあります。それでも登りなので何とか気を付けながらゆっくりと歩くと大丈夫でした。一軒茶屋で一休みし、頂上に登ろうとすると舗装路で急坂の雪はツルツルでとても登れません。アイゼンを付けました。凍った雪の上をアイゼンを付けて歩くとガリガリと音がしました。とても楽に歩けます。楽しくなりました。
頂上に着いたのが9時20分でした。早いので誰も居ません。しばらく頂上を一人占めして青空と眺望を楽しみました。ほどなくハイカーが登って来られたので写真を撮ってもらいました。「有馬から登って来て、途中雪で歩き難い所があった」と話してくれました。
下りはアイゼンを付けているので凍った道も安心して歩けました。すれ違う若者のグループは、凍った道を楽しんでいるようで、派手に転んでしまい大笑いしながら歩いていました。何度も転ぶのでちょっと心配しましたが元気に歩いていきました。若い!です。
風吹岩でコーヒータイムにしました。隣で休んでいる女性の出したコンロに驚き、コンロについて少し話しましが、色々な人がいるなぁ~と思いました。
風吹岩から保久良神社に下りました。梅林があるからです。梅林で折り紙上手の男性に会いました。折り紙の鳥を自然の中に置いて、色々写真を撮っています。本物の鳥写真も勿論写すそうです。
コース 東おたふく山登山口BT~土樋割峠~七曲~一軒茶屋~最高峰~一軒茶屋~七曲~雨ヶ峠~風吹岩~保久良神社・梅林~阪急岡本駅 歩行時間 約4時間
七曲には雪が残っていて滑りやすいです。ゆっくり登りました。 一軒茶屋広場に自転車で登って来た男性が休んでいました。「自転車もスノータイヤに履き替えるの?」と聞くと「「普通のタイヤです。ツルツルで怖いです!」と言われました。私もバカな事を尋ねたと恥ずかしかったです。
六甲山最高峰(931m)です。久しぶりに来てみると、北側の木々が切られていて有馬方面の眺望が良くなりました。
風吹岩の上で休憩するファミリーです。青空が気持ち良く、風も無く時間がゆっくり流れます。
風吹岩で休憩していると、隣に座った女性が見たことの無いコンロ?でお湯を沸かし始めました。金属の容器に液体燃料を入れ火を付け、金網の様なコンロの中に入れました。その周りをアルミホイルでおおって小さな鍋を乗せました。私は驚きました。こんなコンロ見たことがありません。彼女は「軽いのが一番! 小さな鍋だけど750cc沸かせるので、ラーメンとコーヒーには十分」だとか。「でも、火加減は出来ないし、ガスが無くなる迄燃やさなければいけないのよ!」と言われました。軽いのは魅力だけど、私は使いたくないと思いました。
風吹岩から保久良神社への下りは明るくのどかな気持ち良い下りです。
保久良神社・梅林の梅は咲き始めたばかりです。青空に映えています。
梅の木にメジロ? 折り紙で作られたメジロが止っていました。折り紙を制作した男性です。
全部で5羽の折り紙の鳥を見せてくれました。自己流で折って色を付けるそうです。1羽完成するのに4~5時間かかるそうです。他に昆虫も作っていて、昆虫の方が足が多いので手間がかかるのだとか。メジロ、カワセミ、オオルリ・・・・・。だそうです。よく出来ていると感心しました。