台風の影響でしょうか、強い風が吹いている公園を散歩しました。
公園の丘を登り始めると、いつもは誰もいない山道に大勢の人がいます。
14~15人位でしょうか。全員カメラを同じ方向に向けています。
良く見ると、小鳥が藪の中で動いています。「小瑠璃」と言って青い綺麗な鳥だそうです。
皆「小瑠璃」が外へ出てくるのを、今か今かと待ち構えています。
なかなか出て来ません。じっと出てくるのを待っている人。
藪に近づいて外へだそうとする人。大きなカメラをかついで行ったり来たりする人、それぞれの
行動を見ているのが興味深く、しばらく眺めていました。
しばらくすると、目の前を走って行きました。あっという間に又何処かの藪に隠れました。
スズメくらいの大きさで、青色は鮮やかでなく、地味な鳥でした。未だ子供だからだそうです。
その一瞬をカメラに収めた人がいました。凄い!です。感心しきりです。
撮った写真を見せてもらいました。やはり地味でした。でもカメラマンの人達は「綺麗!綺麗!」と
何度も言っています。小鳥が綺麗なのか、写真が綺麗に撮れているのか、どちらなのかなと
考えながら、後にしました。
「小瑠璃来て静かな丘が賑やかに」
「きのこ達並んで風に耐えている」
シャッターチャンスを今か今かと待っています。良い写真を撮るのは大変です。でもそれが楽しいと語ってくれました。
電子辞書に載っている小瑠璃です。今日見たのとは青さが違います。 行儀よくキノコが並んでいました。風で折れないかと心配です。