で、

双眼鏡の結論がほぼ出てしまった。
色々と今までに相当数の双眼鏡を覗いてきましたが、その中で今ならこれだなと言うのは大体決まった。
移動を前提は当たり前として
とにかく大口径派の人はフジノンの15ｃｍで決まり
他にもあるけど現実フジノンは常時安定提供しているし、頑丈さ、使いやすさ、組み立て易さなど全ての点で一歩リードしていますね。
で、それ以下は次の通り

フジノンのバカでかいのはヤダッ、高いしと言う人は
ミザール14ｘ100これっきゃない！見掛け視界が狭いっすけどそれ以上に口径と携帯性が上回っています。瞳径もちゃくと7ｍｍで陰り無し、星は最周辺までビシッとシャープ、微光星がとても良く見えます。難点は「ちゃっちい」ことですね。私はこの双眼鏡で星を見て久々に感動しました。

で、このちゃっちいのが許せない人はニコンの旧型（これがミソ）10ｘ70で決まり、こいつは直進ヘリコイドでツノ見口を本当の意味で使える物、ケルナーの恩恵で見掛け51度と狭いですが、視野周辺でも崩れは緩やかでコントラストも非常に良い。
共にメジャーな星雲星団は十分堪能出来ますよ。それに「人気がぜーんぜん無い」からとても安く手に入りますよ。今の内でゲッツ



さてさて、で、金が余っている人・・・はまず西独最後～統一始めくらいまでのツァイスDialyt10ｘ40、Ｐコートの有無よりも良品を探しましょう。
星見では63度周辺までキッチリシャープです。
もっとお金がある人は条件付きで西独ポロの15ｘ６０、私は良い印象が有りませんでしたが、マトモな物を入手出来ましたのでやっと人に勧められます。
光学系の管理の悪さは何ともしがたい物がありますが、地道に良い物を探しましょう。69度めいいっぱいまでシャープなのはこれ以外に見たこと有りません。
コントラストも素晴らしい、手持ちとしては最高の物だと思います。

ちょっと趣向を変えてキャノンの初代12ｘ36ＩＳも67度周辺まできっちりシャープです。防振ＯＮにすると像は甘くなりますがその代りに手持ちできらめく微光星がパッと広がります。けっこう感動的！

ん？全て旧機種ばかりじゃんとお怒りのアナタ、現行で一番と言われたら・・・全ての点でスワロＥＬですかね。でも高いと言う方はライカウルトラビットにすると良いですね。それでも高いと言う方は・・・それを今探している最中なんですよ、きっと旧機種と同様に埋もれている素晴らしい双眼鏡がきっと有るはずと思っています。
オークションや近所のリサイクル屋などたまには目を通すと良いかもです。
3万以下で良い物が有ると良いのですがね。