ねぎやんのしま人のたわごとパ-ト2

視覚障碍者、ねっしーのあれこれ日記・・・

関宿城・・・

2009-04-12 10:01:00 | ノンジャンル
昨日、ホント久しぶりに荒川CRを北上、関宿城を目指そうと思った。

今まで数回行っているけど、我が町からだと軽く50kmを越える距離、しかも江戸川CRに載るまで水戸街道を40分ほど走り、松戸まで1時間弱掛かってしまう、これがシンドイ。

CRはただ走ってりゃ進むけど、一般道はデコボコだし信号沢山、人も多いのでスピードを出す以前に怖い。


まぁそれでも慣れた道なので苦にはならないけど、もう少し楽にたどり着けたらなぁとは思います。

さて、家を出たのが8時過ぎ、いつもより2時間も早いです。

ゆっくり行くのが目的(今までと違ってスピード出せませんから)なので、早く出てのんびり行こうとしました。

9時過ぎに江戸川CR松戸着、トイレ休憩してから巡航スタート。

毎年ですが、菜の花が綺麗でした。



そこから走り続けること1時間ちょい、いつものキッコーマンに到着

まだ桜がとても綺麗でした。




そして蔵




うぐいすが鳴いていました。

ここで軽くパンを食べていざ出陣!

そこから20分ほどで。いつも通っているのですが、いつか寄ろうと思っていたリサイクル屋さん。
こんなのーんびりな時しかよれませんからね。




入り口は狭く暗い・・・

すごく入りづらい

でも勇気を出して入店

「いらっしゃいませー、何かお探しですか?」
「いえ、あの通りすがりで少し店内を見せてください」
「はいどうぞ、あっ、お客さん、ここはお金を扱っていますのでヘルメットを外していただけますか?警備会社がすぐ来てしまう物で」

「あっ、失礼しました」

そっかー、お金ねぇ・・・なんの店だ?

「ここは世界中のお金や古銭、とくに日本の古銭はほぼ全て揃っていますよ、もちろん現行の記念金貨などもございます。多分日本で一番かと思いますよ」


へぇーーーーーーー


しかしすげーなー

その古銭の多さにびっくり

圧巻です。

日本中のバイヤーがここを目指してくるそうで、何億?!でも買い取りますとのこと。
もちろん現金でと言っていました。

なんでも、旧大蔵省認定の古物商で文化財保護を目的としているため、いくらでもお金を貸してもらえるらしい。

切手もものすごい量が置いてあり、一枚320万円!!!なんてのが貼ってありました。


驚くのはまだ早い、江戸時代の関所を通るための通関手形まで・・・

金貨も山ほどあります。

「大判もありますよ、数千万円から億ですけど」


「えっ、どれですか?

「これこれ」


げげっーーーーーー



生まれて初めてみました。

大判が鎮座してますよ。

キンピカに輝く大判

そのとなりには小判がずらーーーーーっと置いてあり、紙幣も当時の100枚帯が付いたままの古札まで。


ただただ唖然としていました。


店主もけっこう気さくで楽しくてついつい1時間ほど見てしまいました。

入り口入って左側はフィギュア
右は置物

億左は切手、右はぬいぐるみなど

そして店主の作業場と古札の山、
その左は大工道具?(断っても金の足しにと置いていくそうで・・・笑)そして一番奥に貴金属類と勲章

オリンピックの金メダルまでありました。

誰だ?打ったのはー(笑)
警視総監賞とか天皇からの勲章(黄綬褒章かな?わかんない)とか、とにかくそのバイタリティともうしますか、置いてある品数の多さに圧倒されます。


社会見学にも良いかなとか言ったら「学生さんや子供は入店出来ません、警備上の問題ですから。親が同伴でしたら構いませんけどね」


まぁ学生だと、現行のお金までありますから、良からぬ事を考える奴もいるのでしょうかね。



しかしとても楽しかったです。


そこから出て、またまたひたすら走ること1時間弱、52km地点を越えたあたりで人がいます。


どーしたのですか・・・という間もなく、一人の男性が血を流して倒れています。

ぴくりとも動きません。

こりゃ最悪な事故現場かなぁ


聞くと単独で鉄柱にぶつかったらしいです。

意識はあります。
早速救急車・・・って今日携帯忘れてきた・・・あちゃー

もう一人の人が持っていましたので119番へ連絡・・・するもここが一体どこなのやら???


たしかに分からない。

説明しろったって無理

そこへ農家の人が来て教えてくれました。

後から思ったのですが、荒川CR左岸52へ53kmポスト地点と言えば分かったのかなとか。


さて、それから数分ほどでピーポーが聞こえ始めました・・・けどいっこうに来ません。

迷っているのかな?

よっしゃ、みんなで手分けして合図だー


走っていって土手から手を振る


こっちだよーーーーー


ようやっと救急車と合流


そく応急処置・・・しかしかなりの重傷で身体が麻痺しています。

まったくどこも動きませんが、話しに答えることは可能です。

救急隊の方が「こりゃ頸椎やられている可能性大だな、ドクターヘリ要請します」


ドクターヘリ?

あっ、でも河川敷だから着陸するのは可能か?
水まき(砂煙を防ぐため)が必要だけど・・・


退院「小学校が近くに有りますので、そちらから搬送致します」とのこと。


みんなでよっこらしょとね初老(65歳ですって)の方を持ち上げて、無事救急車へ搬送、小学校では消防車が水まきに急行、30分弱でドクターヘリ(君津からですって)到着、搬送官僚まで小一時間掛かっていました。

あのお父さん大丈夫だったのでしょうか?
おなじチャリ仲間としては心配であります。

お一方は厳しく「こんなカッコでスピードだして、クソ生意気に俺を抜かしていきやがってこの始末、しかも普段着でヘルメットもかぶっていないし最悪だ」と言っていましたが、まぁカッコはどうあれ、スピードの出しすぎが一番の問題なのです。


これは車と一緒


ちいさな声で「私も自爆したことありますけど」と言ったら「私もありますよ、肋骨降りましたから」

けっこういるのですね、でも他人様に迷惑を掛けるだけでなく、自分の人生も掛かっていますから、みなさん気を付けましょうね。


一通り済み、ほとんどの人は関宿を断念してUターンしていましたが、一応ここまできたのですからと向かいました。

そして62km地点(関宿まであと少し、2kmくらいですか)で”パンッ”





シューーーーーー




・・・・・・・・・





(^^)



クソッ


パンクかよ


見ると、タイヤ本体にも切れ目が・・・

すでに1万キロくらい走っている我がピナ2号、タイヤも寿命ね。


あつくて炎天下でタイヤの修理はメンドイ

つかれもピーク


ここで引き返せと言うことなんだな、多分


普段はぜったいにやらない究極のいい加減な修理





自分でも大爆笑!


これで何分持ちこたえるか?

日陰を見つけたらそこで修理しよう。


そしたら、こんないい加減なパッチ当てでも持つ物ですね。

20分くらいは走れます。

よし、このまま行けるとこまでいっちまえー


20分走り空気いれまたリスタート


そしてキッコーマンまで1時間ちょいでたどりつきました。

ここまでくれはあとはそんなに大変じゃないからここで直そう。

バラしてパンク修理スタート

すねと、心配してくれた人が数人声を掛けてくれました、

うれしいですね、励みになります。

また、近所に自転車屋ありますよと教えてくれた人もいました。


人の親切に涙が出そうです。

そんな中、私のそばで終わるまで一緒に喋ってくれた人がいました。

なんて優しい人なんだろう。


やっぱり人間は助け合いだよなと深く思いました。


パンクそのものは15分くらいで修理完了


だ、風邪が強いので体力温存、30分ほど休憩してからまたまたリスタート


向かい風、しかも強風


辛い・・・辛すぎる


神風(要するに追い風)吹かないかなーなんてちょーし良いこと念じていたら、20kmポストあたりで追い風に近い横風に変わりました。

ヤッター、神は私を見捨てていない(って大げさ?)

惰性で旧葛飾橋まで無事到着、帰路一般道へと合流、PM4時に無事我が家へたどり着きました。


いやー疲れましたよ。


夜8時半には爆睡、朝5時まで起きませんでした。


お陰でお腹の痛いのも忘れてしまいました。


まぁここまでやるこたぁないですが、運動はやったほうが良いですね。


ちなみに体重は3kgも減っていました!

ダイエット成功!!!