双眼鏡ファンの皆様、お久しぶりです。
双眼鏡の記事を書くのも久しぶりです。
今日は、キャノンの防振双眼鏡です。
10x30IS ブルー(知らなかったんだけど、ブルーって60周年記念カラーだったんですね、真偽は分りませんが)のご紹介

初代防振双眼鏡は、15x45ISで1995年発売らしいです。
でもそうすると、この10x30ISはその後発売のはずなので(12x36ISが1997年でそれと同じ時期と思います)キャノンの60周年は1993年だったと思いますが・・・??
この双眼鏡のシリアルも9300で始まっているのですが、そんな前に発売?違いますね。2000年以降でしょう。
よう分かりません。
まっ、とりあえず当時青いのも売っていたのは知っていましたので、ただ青い双眼鏡と言うことにしておきましょう。
今回のこの10x30ISは、防振の中古購入です。
10x36IS、15x50IS(ともにビックカメラ購入)、10x42LIS(価格ドットコムで探しました)と、3機種持っていましたが、10x42LISは特別に良いので今でも家内が使っていますが、その他は売ってしまいました。
中古価格は、あほーで2万円(送料込み)、クーポン1000円引きで19000円、あとPAYPAY払いでさらに6%分のポイントが付きました。
この個体は、本体がとてもきれいなんですが、電池蓋の爪が壊れてパカパカとのことです
10x30ISは、この電池蓋の破損が多発しているようです。
来たものをさっそく確認しましたが、爪が割れていてパカパカでした。
これは、どうやって直そうか考えましたが、簡単にねじで止めることにしました。
小さな木ビスとはんだこて、プラスドライバーと千枚通しだけあればできます。
・・・・・・こんな感じ・・・・・・・
まず、電池ふたを半田コテで一部ねじを通す部分を溶かします。
少しでOK
↓蓋の一部を半田コテで溶かします。

次は、電池ボックスの中央の部分(ねじを刺す部分)に小さな穴を千枚通しであけます。
↓千枚通し(汚くてすいません)で穴開け

↓小さな穴が開きました。

あとは上から木ねじで締めて終わり。


詳細は省きますが、簡単なのでどうやるかはピンとくると思います。
電池交換はドライバーが必要になってしまいますが。
私はここの部分を工具レスにしようと、手作りワッシャーを付けようとしました。・・・・ら、取り付け時に電池ボックス内に落としてしまい、ひっくり返したら、機械内部に入り込んで二度と出てこない?状態になってしまいました。
( ;∀;)
現在も、双眼鏡を振ると、カラカラ音が鳴ります('◇')ゞ
まあ、そんあことはどーでもよくって
肝心の性能評価ですが、中古なので本来の性能からどれだけ落ちているか分かりませんが、手振れの効きは物足りませんね。
補正角が少なすぎます。
12x36や15x50よりも少なく感じます。
バリプリズムでは多少仕方ないのですが、あまり感動するほどの効果はありません。
ただ、光学的には、けっこう明るくて見やすく良い感じです。
色収差はありますが、派手には出ないです。
シャープさもほどほどありますし。
ただねえ、全体的な作りがチープでいただけない。
ぷらっちーなたたずまいは嫌いですねえ。
ピンとリングも使いづらく、目幅もやりにくい、視度調整はグリーシーですが、こっちは硬くて良いのでまあOK
外観がつるつるで持ちづらいし、防振ボタンも位置が悪い、押している間だけ防振なので操作性が悪いなど。
現在もほとんど変わる所なくこのまま売られているようですが、もう少し発展した(改良)のは出さないのでしょうねえ。
シフト式パワードISは出ていますが、なぜか評判が悪いです。
どうもISは良くなりましたが、光学性能が悪いらしいです。
再度18x50ISを買うか14x32ISを買うか迷っていますが、何も買わずにこの10x30ISを使い倒しておしまいにしようかとも思います。
主力10x42LISで十分ですが、私は目が悪いのでもっと高倍率が欲しいです。
ZEISS20x60Sを買おうとオークションでチャレンジしましたが、あえなく撃沈。。。
OHが必要なこの手のISにそんなに高いお金を出そうとは思いませんよ。
ISが壊れてもそのまま双眼鏡として使える、売っても価値ある双眼鏡が良いですけどね。
簡単なインプレでした。
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