自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

グロース日記2日目その1

2012-08-16 07:07:07 | グロースキャンプ
ボクは、年間を通じて目覚まし時計を使うことはほとんどありません。


朝早く目が覚めてしまうんです。


でも、このグロースの時だけは別です。



この朝は、4時に目覚ましをセットして起きました。


子どもたちは5時起床です。


2日目の朝も、霧がかかっています。


士幌の町から30分ほど上がったところに、この高原があります。


わずか30分ですが、町とこの高原では天気が全く違います。


今日は、この高原からさらに標高1200メートルの白雲山の山頂まで歩きます。



天気の良し悪しは、グロースにはほとんど関係ありません。


雨でも、晴れでも、子どもたちがやると決めたことは全力でサポートしていきます。






5:30分、ヌプカ前にウッディが集合をかけます。



みんな元気に集まりました。



体操をやってから5分間チャレンジ。



その後、再度集合がかかって、ウッディから山登りのチャレンジが告げられます。



この白雲山は、地元の子どもは小学校3年生になって初めて登れる山。



その山を1年生や2年生も含めて全員で登るのかどうかを決めるのです。



話し合いが始まります。


雨模様の中、合羽を着こんだ子供たちは、地面に座って話し合います。



この山のルートは、

1、登山口までの急な登りを約30分(昔の登山口までかなり急な坂とクマザサが続きます)

2、さらに深いクマザサの道を約40分歩いて第1休憩ポイント

3、岩場を登り木の根の道を歩き、然別湖線との分岐点で第2休憩ポイント。ここまでさらに30分

4、最終アタックは、大きな岩登り。


山頂にたどり着くと、ご褒美が待っています。



アイヌの神が住むという、然別湖(しかりべつこ)が眼下に見下ろせるのです。


運が良ければ、雲海も広がり、ここで食べる朝食は・・・格別。


リスや、絶滅の恐れのあるナキウサギが住んでいます。


そして、もちろんクマも・・・・。



今年は7月の末あたりで、猟友会が一頭仕留めたと聞いています。


クマは怖がりですから、人間が近づいているのを知れば隠れて現れることはほとんどありません。


そのためにも、各グループ共に、ただ登るのではなく、掛け声をかけたり、歌を歌ったり、鈴を鳴らしたり、と、元気よく登ることが義務付けられます。


あの歌だけは・・・・ダメです!!


♪あるぅひ、もりのなっか・・・



しばらく時間をかけて、どのグループも皆、全員で登ることが決まりました。


さて、決まったら、今度は山頂で食べるおむすびを、自分たちで作ります。


これが、いつも大変なことになるのです。
















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