平成7年7月17日
この7の続く日に、ボクの父は82年の人生を終えて旅立ちました。
一日遅れではありましたが、早朝、鶴見にある総持寺に、墓参りに行ってきました。
墓前に立つと、出てくる言葉は、やっぱり感謝の言葉です。
毎朝仏壇に手を合わせているのとは、気分は全く違います。
素直に頭を下げて、シッカリと生きることを誓ってまいりました。
幼いころに両親を亡くしたこと。
思春期は放浪し、各地の寺で飢えをしのいでいたこと。
戸籍がどこにあるのか知らずに、意図せずに兵役を逃れたこと。
大工の仕事をまじめにやって、思いがけないほどの大金を手にしたこと。
次々と依頼を受けて会社を合併し続け、いつの間にか上場企業にまで育てたこと。
そして戦後最大の倒産とまで騒がれた倒産劇があったこと。
その後は、株式投資、不動産業、骨董業をしていたこと。
オヤッサンの人生はまさに波乱万丈でした。
その人生の一コマに、ボクが生まれました。
ともに生活したことは一度もなかったけれども、偉大な父の子どもとして生まれたことを誇りに感じます。
今朝、墓前で思い出したことがあります。
生前、ボクは父親が大嫌いでした。
あるとき、契約寸前までいっていたある企業との約束を、簡単に反故にしたことがあります。
独立したばかりの、その社長さんは困り果てていました。
「あいつの言うことは、どうも信用ならない」
と言うオヤッサンに、
「もう少し、信じてあげてもいいんじゃないですか?」と言うと
「人なんか信じてどうするんだ!」と一括されてしまった。
その時は、心の中でオヤッサンを批判していました。
なんて心の小さな人なんだ!
人を信用できないなんて、なんてさみしい人生だ!・・・・と。
でも、今ではよーくわかります。
あれは「自分を信じろ!」ってことだったことを。
会社がうまくいかなくなって、オヤッサンに助けてもらって、自信を無くしていたボクへの痛烈なメッセージでした。
誰もいない墓前と、本堂から聞こえてくる朝の勤行の読経を耳にしながら、ご先祖様とオヤッサンのチカラをったぷりと足心(両足裏)からもらってきました。
さぁ、夏本番です!
この7の続く日に、ボクの父は82年の人生を終えて旅立ちました。
一日遅れではありましたが、早朝、鶴見にある総持寺に、墓参りに行ってきました。
墓前に立つと、出てくる言葉は、やっぱり感謝の言葉です。
毎朝仏壇に手を合わせているのとは、気分は全く違います。
素直に頭を下げて、シッカリと生きることを誓ってまいりました。
幼いころに両親を亡くしたこと。
思春期は放浪し、各地の寺で飢えをしのいでいたこと。
戸籍がどこにあるのか知らずに、意図せずに兵役を逃れたこと。
大工の仕事をまじめにやって、思いがけないほどの大金を手にしたこと。
次々と依頼を受けて会社を合併し続け、いつの間にか上場企業にまで育てたこと。
そして戦後最大の倒産とまで騒がれた倒産劇があったこと。
その後は、株式投資、不動産業、骨董業をしていたこと。
オヤッサンの人生はまさに波乱万丈でした。
その人生の一コマに、ボクが生まれました。
ともに生活したことは一度もなかったけれども、偉大な父の子どもとして生まれたことを誇りに感じます。
今朝、墓前で思い出したことがあります。
生前、ボクは父親が大嫌いでした。
あるとき、契約寸前までいっていたある企業との約束を、簡単に反故にしたことがあります。
独立したばかりの、その社長さんは困り果てていました。
「あいつの言うことは、どうも信用ならない」
と言うオヤッサンに、
「もう少し、信じてあげてもいいんじゃないですか?」と言うと
「人なんか信じてどうするんだ!」と一括されてしまった。
その時は、心の中でオヤッサンを批判していました。
なんて心の小さな人なんだ!
人を信用できないなんて、なんてさみしい人生だ!・・・・と。
でも、今ではよーくわかります。
あれは「自分を信じろ!」ってことだったことを。
会社がうまくいかなくなって、オヤッサンに助けてもらって、自信を無くしていたボクへの痛烈なメッセージでした。
誰もいない墓前と、本堂から聞こえてくる朝の勤行の読経を耳にしながら、ご先祖様とオヤッサンのチカラをったぷりと足心(両足裏)からもらってきました。
さぁ、夏本番です!
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