自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

グロース日記2日目その4

2012-08-20 06:10:48 | グロースキャンプ
午前7時。


ようやく登山の準備が整いました。


3つのグループを、時間をおいて出発させます。


先頭グループのガイドは、富さん。


2番目がウッディ。


そしてしんがりがしばしば。






天気は、霧がかかってはいるものの、空は明るくなりつつあります。


昨晩の雨で山はぐっしょりと濡れています。


この山登りでは、合羽は必ず身に着けます。


クマザサから身を守るうえでも、長そではどうしても必要です。



リュックには、自分で作ったおにぎり、支給されたスポーツ飲料3パック。



実習用のノートに筆記用具。






この登山道は、グロースを始めたころは使用していませんでした。



当時は、士幌高原から、然別湖に抜ける道路を建設途中でした。



と言っても、工事中というわけではなく、反対運動によって中断していたのです。



反対の理由は、建設予定の経路に、絶滅の恐れのあるナキウサギの生息地があるから。



地元のオヤジたちとしては、複雑でした。


町を元気にするには、道路はあったほうがいいし、かといって自然破壊はしたくない。



士幌の人たちにとっては、この白雲山は大切な山なのです。



当時は、中断を意味する大きな大きなゲートを開けて、登山口までトラックで子どもたちを運びました。



でも、時代の変化を踏まえた、施策の再評価「時のアセスメント」によって、見直しがあり、工事は完全に中止が決定。



ゲートも完全に遮断されました。


登山口までトラックでいけなくはなったものの、ボクは、ボクなりに自然保護の決定に安どしたものでした。



さて、その道がふさがれたために、当時の登山口まで徒歩で登らなければなりません。



この道が、かなりキツイ。



気温がぐんぐん上がり初めます。



予定の休憩地点は、一時間後です。


結局登山口にたどり着くまでに、数回休憩を取りました。






昨年は、ボクたちが来る前に、道の途中に熊野親子がいて、下山できないとヌプカに連絡が入り、大急ぎで富さんが向かうということもあったようです。


事なきを得たようですが、やはりここは大騒ぎをしながら登らなければなりません。



子どもたちは、すぐに、掛け声をしたりしりとりをして声を出し合います。



その途中で・・・・なんと、ボクの持っていた一眼レフのシャッターが下りなくなってしまった。


結局これ以降の写真は、スマホのカメラ頼り。


カメラはその後、復活することはありませんでした。



そしてようやく、本当の休憩ポイント。



ここで、最初の実習が始まります。




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