自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

『永遠の0』を読む

2013-09-23 06:55:30 | おもしろかった本
久々の小説。


『海賊と呼ばれた男』を読んだついでに購入しておいた。


どうも、戦争物はあまり好きになれない。


でも、結局泣かされた。





零戦(ゼロセン)と言う名機に乗った、祖父について調べる話。



零戦(ゼロセン)と言えば、ジブリ映画が絶賛上映中?だけれど、これは、その飛行機に乗って特攻隊となって死んでいった男の生きざまを、その男に出会ったこともない孫が、調査を進めていくストーリー。



ガダルカナル島、ラバウル、ミッドウェイ、サイパン、そしてカミカゼ・・・。



耳にしたことのある名前だけれども、戦争と結びつけては描くことができない。



19歳の時に、サイパンに行ったときに海の中に戦車があったのを覚えている。



ここで、戦争があったとは思うものの、ボク自身は観光で行っているわけで、興味本位で見ただけだった。



でも、70年前に確かに戦争があって、日本が負けて、そして今のボクたちがいることは間違いのない事実。



知らなければならないことはたくさんある。


そういった意味で、零戦(ゼロセン)に乗った宮部と言う天才パイロットが、「生きて帰りたい」と言い続けながら特攻隊として死んでいった物語に、生きることの大切さを思い知らされる。


映画が上映されるらしい。


V6の岡田クンが、この宮部を演じるという。


描けます。


かなりいいように思う。


でっも、ボクは観ない。


絶対に泣かされる。


本を読んでいるだけで、涙を何度もぬぐったほどだったから・・・・。

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