自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

承認のこと

2014-07-16 06:39:57 | ひとり言
それにしても、暑さが急激。


体力的にもだいぶ参っているのがわかります。


「今年は亜熱帯気候ですから」とスタッフが言っていた。


亜熱帯で生活したことはないけれど、亜熱帯なら服装も考えなくちゃいけない。


毎年思うことだけれども、世のサラリーマン諸氏は、照りつける太陽をものともせずに、上着を着たまま歩いている。


あの汗まみれのジャケットは、明日もまた着るのだろうか?と勝手な心配をしてしまう。


できれば、半ズボンにサンダルで過ごしたい気持ちになるけど、学生じゃないし、自由業というわけでもない。


社会性を保つのには、どうしてもそれなりの服装が必要になる。



『カラーオブハート』という映画がある。


今どきの女子高生ジェニファーと、古き良きドラマが大好きなおたく少年デイビッドは、双子の兄妹。


ある晩、テレビのリモコンの取り合いから、あることで、テレビのドラマの世界に吸い込まれてしまう。


そこは、デイビッドが好きなドラマ「プレザントヴィル」の世界。


そこの家族も住まう人々もみな、「いい人」ばかり。


犯罪もなければ、ドラッグもない健全な街。


でも、すべてが白黒の世界。


社会性を保つことって、時にこんな白黒の世界を感じさせる。


個性を抑圧し、同じ服を着て同じように生きることを良しとする。


でも、「自分」は常に心の中にうごめいていて、外に飛び出したがっている。


「自分らしさ」を出すのは、それなりに勇気のいることだし、決定的に疎外されてしまう危険もある。


だったら無難に生きる方がまし、を選択する人も多いだろう。


プレザントヴィルの町の人たちがそうだった。


でも、ジェニファーの奔放さが、人々の心に色を付け始める。


自分のしたいことをしたり、自分という存在を認め始めていく。


ボクは、この映画が大好きだ。


この世の中にどう自分を適応させていくのか、という生き方もある。


あるいは、自分らしく生きることで、人生に違いを創り出していく、という生き方もある。


人生というのは、世の中が主体なのか、自分が主体なのか。


正解はない。


でも、自分だったらどう生きたいのかという答えはあるだろう。


「自己承認」


ボクには、これがすべての答えのような気がする。


自分という存在がいなければ、そもそも自分の人生はないわけで、だからこそ、自分で自分を認めていく力はとても大切になっていく。


長い前置きになったけれども、今週末から、「承認の力」を学ぶボクの講座が始まります。


卒業生で活動中の人には、特におすすめ。


お待ちしています。










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