自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

英雄物語とファンタジー

2013-10-04 05:50:33 | ファンタジー
読書の秋、である。


ボクは、活字を追いかけるのが好きで、カバンの中には、必ず何かしらの本が入っている。


電車に乗って、それがたとえひと駅でもページを開く。


トイレにも数冊。


ここ10数年は、もっぱら児童文学、ファンタジーの類。


児童文学やファンタジーは、子どもの心を育ててくれる。


そこには、きちんとした心理学的な解説があるのだけれども、それは、大人にもそのまま適用できる。


今読んでいるのが、『アーサー王』





いわゆる「英雄物語」である。


昔から語り継がれていた物語を、まとめ上げたのがこのお話。


アーサー王の誕生の秘話


円卓の騎士たちの冒険とロマンス。


そして、聖杯伝説


大きく分けて3つのジャンルがあって、どれもこれも心躍る物語ばかり。


英雄物語のもっとも古いものは、『ギルガメッシュ叙事詩』があるけれど、これも素晴らしい。


ところで、今読んでいる『アーサー王』は、かつてスタッフをしていたKWGさんが子ども未来文庫に置いていってくれたもの。


なんと、1957年の岩波文庫。


挿絵も、おそらく版画。





素晴らしい。


中世ヨーロッパのファンタジーを、この活字を組んだ50数年前の本で読む。


なんとも、それ自体がファンタジー。


読書の秋、まだ読みたい本が山のように待っている。






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